2021-06-21

土佐警察創作刀剣男士“ウメタダ”が怖いくて、陸奥守吉行二次創作が書けない

刀剣乱舞とは事前登録が始まった時からの付き合いだ。

初期刀選びのときから陸奥守吉行一目惚れし、舞台アニメも彼が出るものは全て行った。

が、二次創作は書く方でも読む方でもあるが、早々に怖くてやめてしまった。

陸奥守吉行ファンツイッターをたくさんフォローした結果、不可思議現象にぶち当たったからだ。

まず、陸奥守吉行同人作家の中では、創作刀剣男士“ウメタダ”が当たり前のように出てきた。誰?刀剣乱舞にそんな刀剣男士はいない。実在する刀のようだけど、実装されていない。にもかかわらず、作家内では性格など共通認識で出来上がっていて、「ウメってこういうとこある」「そんでウメがさ」みたいな当たり前にいるような会話がされていた。

正直意味がわからなかった。しかしあまり作家陣が当たり前に話しているので、解らない人間陸奥守吉行を語ってはいけない気もしてきた。あの時代周囲に合った刀をすべて網羅し、人格を与えるくらいにディープになっていなければ浅いと思われるのかもしれない。疎外感もあった。モヤモヤして同じ刀剣男士ファン友達を作るのを断念した。

次に土佐である。とにかく創作刀剣男士ウメタダを語る人たちは、同じように「正確な」土佐弁を求めた。

二次創作なら気にしませんから、書いてください!」とか言うが、公式が少しでも間違えようものならぶっ叩くし、公式アンケート実施されたとき修正依頼を陸奥守吉行ファン以外にも出してくれるように要求までする。メール何回も出しているけどしゅうせいされないんです!と。土佐弁の同人誌を出したから買って勉強してくれみたいなことも言う。そのムーブを眺めていて、二次創作なら気にしません、なんて到底思えない。読みながらこいつ間違ってんな勉強なんでしないのかな……くらいは思ってるだろう。

自分で書くとき文章土佐弁に変換してくれるところを利用させてもらっていた。間違いも多いらしく(そりゃ素人が作ったものだ)界隈ではあまり良く思われていないようだった。土佐弁なんてまったく解らない自分からしたら、神のようなサイトだ。イチから知らない言語を学ぶところから創作しろと言われたら、日中働いて時間を捻出して同人活動をしている私には無理だ。本当にサイト主さんには感謝しか無い。マイナス感情などイチミリも無い。

そんななか、陸奥守吉行から手紙公式がここを使っているような疑惑が出た。めっちゃぶっ叩かれていた。正直関西弁京都弁創作にはあやしいものはたくさんあって、まちがっていることもある、とそういうものだと思っていままで創作に触れてきたので、そこまで叩くことか?と思った。

陸奥守吉行担当してくださっている声優さん土佐ネイティブで、アニメでもだいぶ監修されていたので、ゲーム声優さんに直してもらえ!と言われていたが、彼が声を入れていない手紙文章を監修してもらおうと思ったら、わざわざ正式に監修依頼をしなければならない。彼が台本を読んで修正するのとはわけが違うのだ。金銭問題も出てくるだろう。その辺の手間や予算がなかったのでは?と思う。

とにかく寛容さがなく、自分が正しい土佐弁を使えるという自負から下に見ているような物言いが怖かった。

そもそも、「正確」な土佐弁とは何なのだろう。かつてアニメでエセ関西弁がどうこう言っていた時、関西の友人たちは地域年代でも違う。そもそもネイティブがやっても嘘っぽく聞こえるのが関西弁から、あまり気にしていない。と言っていた。

土佐弁についても、実は友人が数人おり、聞いてみたことがある。やはり地域年代でかなり違うし、そもそも陸奥守は龍馬時代の、そうとう昔の土佐弁を理想として、でも現代人でも理解できる程度にアレンジしてあるようなものだと思う。と彼女たちは言っていた。プレイヤー意味がわからなかったら、そもそも理解できないキャラなど好きになるどころか親しみも持ってもらえない確率が高い。だからそうするのは当然だと思った。

陸奥守吉行が使う「正確」な土佐指導とは、なにをもってそれを「正確」とするのだろう。公式けが決められる基準ではないのだろうか。

かつて陸奥守吉行同人小説を書き上げようと思ったことがある。というか、何度も思っているし、ネタも溜まっている。

でも、いちいち陸奥守吉行セリフを書くたびに辞書を引き、調べていては勢いもなくなるし、テンポも悪くなる。そして楽しくない。ではあとからすべて治すにしても、私は長編書きで、数百ページ分の文章から陸奥守吉行セリフを取り出し、全て調べて修正するとなると、どれだけ時間がかかるか考えてやめる。

他の作家さんのコメントツイートでも、土佐弁が難しくて手が出ない、というのをいくつも見た。

陸奥守吉行二次創作は消して多くない。グッズも多くない。ファン同士のコミュニティも“ウメタダ”系いがいはあまり見ない。

それは敷居の高さ、目の厳しさ、寛容さの無さ、出来上がっている謎のコミュニティからも来てるんじゃないだろうか。

今では陸奥守吉行肥前忠広、南海太郎朝尊の土佐組と言われる通常三振りに、当たり前のように四振り目がいたりする。公式がいっそ全く違うウメタダを出してくれれば、このなんとも言えない怖さはと内輪の創作男士が当たり前のように公式と同じにみたいに扱われる気持ち悪さはなくなるかもしれない。

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