2017-01-20

ある日がくると、旦那と毎回ケンカするのをなんとかしたい

それはある日、ふと思ったのだ。

あれ?わたしたち毎回のように喧嘩してるんじゃない?

そう気づいたのは先週お昼にご飯を一人で食べているとき

もうすぐ旦那海外に一週間ほど出張に行くのをぼんやりと考えていたときだ。


わたしたちは普段毎日一緒にいて、それなりに仲良く毎日暮らしていて、

たまに喧嘩もするけど、夫婦の仲は良好である

それが一週間ほど海外出張に行ってしまうのは、結構さみしいことなである

結婚2年目、子無し、専業主婦実家は県外。


から旦那を車で駅まで見送るときは、とても悲しく寂しい瞬間のはずだが、

毎回のように直前に喧嘩をして、喧嘩別れをしてそのまま一人で家に帰ってくるのだ。

なぜだか自分でも意味が分からない。

そんなことを一人で考えていた。



ちなみに前回出張に行ったとき喧嘩の内容は、

旦那キャリーケースをわたしの車に乗せるときに、トランクではなく後部座席に乗せてきて、

トランクに乗せてよと言っても、面倒くさがって乗せてくれず、

さらキャリーケースのコロコロの最も汚い部分を中に入れるように押し込み、座面に付くよう乗せるのだ。

最も汚い部分を座席につけてシートを汚されるのは、わたしはとても嫌なのだ

これは毎回である。何度かやめてと言っているのにも関わらず、またされたのである

せめて後部座席に乗せるなら、コロコロの部分をシートにつけない向きにするか、

何かでカバーをしたりして汚さな配慮をして欲しいものだが、まったくもってそんな配慮をしてくれない。

ただ面倒くさいだけで、こちらの車のこと、わたしのことは何も考えてくれない態度が、

その時ばかりは耐えられず、ついにキレてしまったのだ。

駅に向かう車中では喧嘩である。そして駅に着きそのまま喧嘩をしたまま私は一人家に帰ってきたのだ。

一週間ほど会えなくなるのに、なんとも悲しい別れ方である

(その後、メールですぐに仲直りはした)

そんな風に、気づけば私たちは毎回のように喧嘩をしていたのである


そしてこの前の土曜日出張の前日である

わたしたちは家で映画をみたり、撮りだめたドラマを見ながら、お酒を飲んだりおつまみを食べたりして、楽しく週末の夜を過ごしていた。

ふと思い出して、私たちは毎回出張前に喧嘩をしていることを旦那に話してみたのだ。

「確かに」という反応だった。

これでまた明日ケンカしたらなんかあるね、ジンクスだねと話していたのだ。

その数分後に、旦那が買ってきてくれたプリンアラモード的なデザートをわたしが一人で食べていて、

旦那に「一口食べる?」となかなか聞かず、シェアしなかったことに旦那が腹を立てて、少しケンカになったが

わたしがすぐに謝ったため、すぐに仲直りした。

お互い、ほらーやっぱりケンカしたとか、そっちが悪いかケンカするんだとか、ワイワイ楽しく言い合った。笑


そして運命日曜日海外出張当日である

その日は、起きて窓を開けると、目の前は一面真っ白、大雪である

これはヤバいと思った。電車がちゃんと動くか、時間通りに空港に着くか、飛行機は飛ぶのか。

わたしたちの住んでいることろは年に2、3回くらいしか雪が降らない地域で、雪が降ると電車が止まったり、車が渋滞したりするのだ。

雪が降るとはニュースで言っていたが、思っていたよりも降っていた。


12時30分までに駅に送ってほしいと言われていたその日、わたしはいものように自分の車で駅まで送るか、

もし雪が積もっていたらスノータイヤに変えている旦那の車で駅まで送ることになっていた。

旦那の車は大きく、数回しか乗ったことがないので、あまり運転に自信がない。

特に旦那の車の駐車場は家から徒歩2、3分のところにあり、狭く、駐車しにくいのだ。

もちろん、わたしは今まで旦那の車を、その駐車場に入れたことがない。しかも雪だからさらに駐車しにくいはずだ。

駐車が一番、心配だった。

その日、思っていたよりかなり雪が降っていたことで、空港までの移動手段さらにいくつか候補が上がった。

1、わたしの車で駅まで送る

2、旦那の車で駅まで送る

3、家の目の前にあるバス停から駅までバスで行く(11101210バスが出ている)

4、車で空港まで行く

1はノーマルタイヤで危ないのでやっぱり却下

2はスノータイヤはいていて安心。ただ、車の雪下ろし、少し雪の中を歩く、わたしが駐車が心配というのが欠点

なので、もし2にするなら、行く前に駐車場で駐車の練習を一緒にしてからにして欲しいとお願いしたのだ。

5分から多くても10分くらいあれば練習できる。

これならわたしも少しは安心である

3はわたしは一番理想的だと思っていた。

しか旦那はいつもバスで行きたがらない。家の目の前にバスが来て、駅まで10分弱で行けるのにも関わらずだ。

日曜なので11101210しかなく、早く行けないし、バスが雪で遅れるかもしれないのが嫌らしい。

バスなら雪下ろしもしなくていいし、心配な駐車もしなくていいし、わたしは家にいるだけでいいからとても楽なのである

4も悪くなさそうだったが、調べると電車は動いているようだったので、電車の方がいいと判断した。


わたしの中では、3のバスがよかったが旦那は2の方向で準備をして欲しいと言ってきた。

心の中では3がよかったが、これから頑張って出張に行くのだから旦那希望の2で送ろうと思った。


そうと決まってから旦那シャワーを浴び、その後いつものルーティンの柔軟体操をしだした。

いつもそうだ。柔軟をしながら、テレビを見るのだ。テレビを見ながら柔軟をするのが日課なのだ

しかし、それには欠点があって旦那はいつもテレビを見るとテレビに見入ってしまって、動作が遅くなる。

から柔軟をはじめても、いつもほんとだったら10分くらいで終わるものが、テレビを見ながらやるため、30分以上かかるのだ。

から時間ないのに、なんでテレビつけるの!?と注意したのだ。

そうすると、逆切れされたのだ。うるさい!と言われた。とてもムカついたが、もう言わずに放っておいた。


そして、それから昼食を用意して一緒に食べたが、これもまたテレビをつけはじめて、テレビを見ながら食べた。

このときちょうど1110分くらいだったので、部屋の窓からバス停を見てバスがどれくらい遅れているか確認した。

7分遅れだったがちゃんと動いているのを確認した。


それから、ある程度準備が終わったらしく、ちょっと車の雪下ろししてくると、旦那自分の車の雪下ろしをしに行ってくれた。

しかし、これが時間がかかった。12時30分までに駅に送ってほしいと言われていたが、帰ってきたのがちょうど12時くらいだ。

旦那は、やばい!!もうこんな時間だ!!と言ってあせっていた。

車の周りの雪かきをしていたら(わたしが駐車しやすいように)こんな時間だったらしい。

そして、家の前に車もってきたから。と言った。

「そうなん。けど駐車の練習したいし、駐車場の止める場所確認したいから。」とわたしは言った。

「そしたら駐車場の前通って駅まで行くから大丈夫と言われた。」

安心した。

それから旦那は着替えて、キャリーケースのふたを閉めて、パスポートは!!パスポートとって!!!と言ってきたのだ。

一番大事パスポートをまだ用意してなかったのだ。

焦っている、そしてなぜか若干キレ気味だ。素速くパスポートをいつもの引き出しから見つけ出し、渡した。

出発するよ!と言って家を出た。その間5分くらいだった。


そうすると、ふと思ったのだ。この時間だとバス時間にまだ間に合うのだ。

というか、少しだけ遅れていることを考えると、ちょうどのタイミングで乗れるのだ。

そこで提案したが、一度は考えてくれたが、もし電車が動かなかったときに車がないと困るから、やっぱり送ってと言われた。

電車が動くか、駅で少し待っていて欲しいと言われた。なので了承した。


そして駅までは旦那運転してくれた。駐車場の前を通ってくれたのだが、駐車場管理人さん夫妻みたいな方がちょうどそこで雪かきをしていた。

そして、あそこの車の隣に停めればいいからと教えてくれて、なぜかそのまま素通りされたのだ。

え??え?? 練習したいんだけど、とわたしは言った。

時間いから無理やわ、と答えが返ってきたのだ。

ありえない、こんなありえないことはないと思った。

駐車の練習ができるからわたし旦那の車で行くことをOKしたし、まだ安心していたのにである

この雪の中である。ただでさえ駐車ができるか心配なのに、今日は雪である

そして、駐車場には管理人さん夫妻と思われる2人がいたのだ。

これは大問題である。駐車が苦手な人にとって、誰かに見られるというのはとてもプレッシャーになるのだ。

たぶん、わたしは何回も何回も切り返して駐車することになるだろう。

それを誰かに間近で見られるなんて考えるだけでもう相当なプレッシャーである

余計に駐車できなくなる。

それに駐車の練習ができないなら、本当にバスで行って欲しかった。だれも困らないではないか

しょうがない、と言ってきた。時間がないからと言ってきた。

わたしは、テレビを見ると用意が遅くなるから注意していたのだ。

うるさいと言ってきたのは、だれだと思った。

たった5分の練習をなぜしてくれないのか。ありえない。

このことが頭の中でぐるぐるめぐって、もう抑えることができなかった

我慢はしたのだが、無理だった。わたしはついにキレてしまったのだ。

ケンカである

そしてそのまま駅につき、電車が動いていることを確認して、喧嘩したまま別れた。

またやってしまったのである


数分後、旦那から誤りのメールが来ていたが無視をした。

わたしにはまだ大仕事が残っており、不安でいっぱいなのである


結局、スーパーに行ってから帰ったため、管理人さん夫妻はもうおらず、

ゆっくりと駐車に挑めたので、思っていたよりもめちゃくちゃ綺麗に駐車でき、

達成感と嬉しさでそれを写真に撮り、旦那に送って褒めてもらい、仲直りができた。



次回は、広い心で対処したい。

ジンクスには負けない。

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