はてなキーワード: 新型インフルエンザとは
カタカナ語が苦手なので、読むついでにカタカナ語を漢語に改変してみた。原文は元増田参照。
WHO is not recommending travel restrictions related to the outbreak of the influenza A(H1N1) virus. Today, global travel is commonplace and large numbers of people move around the world for business and leisure. Limiting travel and imposing travel restrictions would have very little effect on stopping the virus from spreading, but would be highly disruptive to the global community.
WHOは新型インフルエンザウイルスの流行に関係した旅行の規制を推奨しません。こんにちでは国際(グルーバル)な旅行(日本でいう「海外旅行」)はありふれており、多くの人間がビジネスあるいは余暇のために世界中を旅行しています。旅行を制限したり、旅行の規制を強化したりすることは、ウイルスが広まるのをストップするのに対して非常に小さな効果しか持ちえず、しかし国際(グルーバル)なコミュニティを混乱させるだけです。
Influenza A(H1N1) has already been confirmed in many parts of the world. The global response now focuses on minimizing the impact of the virus through the rapid identification of cases, and providing patients with appropriate medical care, rather than on stopping its spread internationally.
新型インフルエンザはすでに世界の多くの地域で確認されています。現在の国際(グルーバル)な対応が今注目(フォーカス)しているのは、患者の発生を早急にアイデンティファイすることを通じて、ウイルスのインパクトを最小化することであり、患者に対して適切な医療的ケアを与えることであり、ウイルスが国際的に広まることをストップすることではありません。
Although identifying signs and symptoms of influenza in travellers can help track the path of the outbreak, it will not reduce the spread of influenza, as the virus can be transmitted from person to person before the onset of symptoms.
旅行者におけるインフルエンザの兆候や症候を明確化(アイデンティファイ)することは、流行の経路を追跡するのを助けるでしょうが、そんなことではインフルエンザの拡大は低減できません。というのも、ウイルスは症候が出る前に人から人に伝染ってしまうからです。
Scientific research based on mathematical modelling shows that restricting travel would be of limited or no benefit in stopping the spread of disease. Historical records of previous influenza pandemics, as well as experience with SARS, validate this.
数学的なモデリングに基づく科学的リサーチによれば、病気の拡大をストップすることに関して、旅行の制限によって得られる利益(ベネフィット)は限られたものかゼロです。過去のインフルエンザのパンデミックの記録や、SARSの経験も、このことをヴァリデート(検証・実証)しています。
Countries that adopt measures that significantly interfere with international traffic (e.g. delaying an airplane passenger for more than 24 hours, or refusing country entry or departure to a traveller) must provide WHO with the public health reasoning and evidence for their actions. WHO will follow up with all of its Member countries on such matters.
国際的な交通(トラフィック)に対し著しく干渉するような政策(例えば、航空機の乗客を24時間以上遅らさせたり、旅行者の入国や出国を拒否したりするような施策)を採用する国は、公衆衛生上の理由(リーズン)と施策者の行為の根拠((正当性の)証拠)をWHOに提供しなくてはなりません。WHOはその加入国全てにおけるそのような事実(マター)をフォローアップします。
Travellers should always be treated with dignity and respect for their human rights.
もう過去の話題かもしれないけど、新型インフルエンザについて。
WHOのウェブサイトを訳すよ。あんま時間がないから訳は流し読みつつ適当で。
http://www.who.int/csr/disease/swineflu/frequently_asked_questions/travel/en/index.htmlより
Is it safe to travel?
旅行は安全?
WHO is not recommending travel restrictions related to the outbreak of the influenza A(H1N1) virus. Today, global travel is commonplace and large numbers of people move around the world for business and leisure. Limiting travel and imposing travel restrictions would have very little effect on stopping the virus from spreading, but would be highly disruptive to the global community.
WHOは新型インフルエンザウイルスの流行に関係した旅行の規制を推奨しません。こんにちではグローバルな旅行(日本でいう「海外旅行」)はありふれており、多くの人間がビジネスあるいは余暇のために世界中を旅行しています。旅行を制限したり、旅行の規制を強化したりすることは、ウイルスが広まるのをストップするのに対して非常に小さな効果しか持ちえず、しかしグローバルなコミュニティを混乱させるだけです。
Influenza A(H1N1) has already been confirmed in many parts of the world. The global response now focuses on minimizing the impact of the virus through the rapid identification of cases, and providing patients with appropriate medical care, rather than on stopping its spread internationally.
新型インフルエンザはすでに世界の多くの地域で確認されています。現在のグローバルな対応が今フォーカスしているのは、患者の発生を早急にアイデンティファイすることを通じて、ウイルスのインパクトを最小化することであり、患者に対して適切な医療的ケアを与えることであり、ウイルスが国際的に広まることをストップすることではありません。
Although identifying signs and symptoms of influenza in travellers can help track the path of the outbreak, it will not reduce the spread of influenza, as the virus can be transmitted from person to person before the onset of symptoms.
旅行者におけるインフルエンザの兆候や症候をアイデンティファイすることは、流行の経路を追跡するのを助けるでしょうが、そんなことではインフルエンザの拡大は低減できません。というのも、ウイルスは症候が出る前に人から人に伝染ってしまうからです。
Scientific research based on mathematical modelling shows that restricting travel would be of limited or no benefit in stopping the spread of disease. Historical records of previous influenza pandemics, as well as experience with SARS, validate this.
数学的なモデリングに基づく科学的リサーチによれば、病気の拡大をストップすることに関して、旅行の制限によって得られるベネフィットは限られたものかゼロです。過去のインフルエンザのパンデミックの記録や、SARSの経験も、このことをヴァリデート(検証・実証)しています。
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Does WHO recommend screenings at country entry and exit points to detect if ill people are travelling?
WHOは入国・出国の時点で病気の人間が旅行者の中にいるかどうかを検査するようなスクリーニングを推奨しますか?
No. We do not believe entry and exit screenings would work to reduce the spread of this disease. However country-level measures to respond to a public health risk are the decision of national authorities, under the International Health Regulations 2005.
ノー。 私たちは入国や出国の時点でのスクリーニングが、このインフルエンザの拡大を低減するのに役立つとは信じていません。しかし、国レベルでの公衆衛生リスクに対応する政策は、"International Health Regulations 2005"の下におけるその国家のオーソリティの決定事項です。
Countries that adopt measures that significantly interfere with international traffic (e.g. delaying an airplane passenger for more than 24 hours, or refusing country entry or departure to a traveller) must provide WHO with the public health reasoning and evidence for their actions. WHO will follow up with all of its Member countries on such matters.
国際的なトラフィックに対し著しく干渉するような政策(例えば、航空機の乗客を24時間以上遅らさせたり、旅行者の入国や出国を拒否したりするような施策)を採用する国は、公衆衛生上のリーズンと施策者の行為の(正当性の)証拠をWHOに提供しなくてはなりません。WHOはその加入国全てにおけるそのようなマターをフォローアップします。
Travellers should always be treated with dignity and respect for their human rights.
旅行者は常に彼らの人権に対する尊厳とリスペクトを以って扱われるべきです。
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How can I protect myself from influenza A(H1N1) when I am travelling?
旅行するときに、私はどうやって自分の身を新型インフルエンザから守ればよいでしょうか?
People who are ill should delay travel plans. Returning travellers who become ill should contact their health care provider.
病気になっている人はその旅行を延期すべきです。帰国後に病気になった人は自分の主治医にコンタクトを取るべきです。
Travellers can protect themselves and others by following simple prevention practices that apply while travelling and in daily life.
旅行者たちが自分の健康や自分の周りの他人の健康を守るためにできることは、旅行中における、あるいは日常生活におけるシンプルな感染予防法の実践に従うことです。
都道府県による新型インフルエンザ相談窓口(2009年4月30日現在)
http://www.mhlw.go.jp/kinkyu/kenkou/influenza/090430-02.html
新型インフルエンザ相談対応窓口の設置状況(※データはpdfファイル)
http://www.mhlw.go.jp/kinkyu/kenkou/influenza/090504-01.html
それ読んでもどこら辺が斜め上に騒ぎすぎかわからなかった。
小沢の件は自民もやってるから騒ぎすぎというのも変な話。次期総理になる可能性高い人のスキャンダルが普通よりさわがれるのって自然なことと思うが。
テポドンに関しても落ちてこないから騒ぐなってのも文脈無視しすぎと思う。北が長距離ミサイルによるアメリカへの抑止力持つことって日本への脅威であるのは確実だし、北朝鮮は宣戦布告とみなすとか国連が謝罪しないなら核実験もやるとかいってるのにスルーするマスコミがいたらその方が異常。
定額給付金が選挙対策というけどそれなら減税や子供手当てや農家所得保障だって選挙対策なわけでことさら給付金を選挙対策という意味がわからん。あと減税だと時期がずれやすいし今の所得を把握しにくいから迅速に配るなら定額給付金のほうがいいという判断だったわけで別にそんなにおかしいこととも思わない。これの報道が騒ぎすぎだったという印象もない。
高速道路千円に関する騒ぎすぎがあったという印象もない。安くして自動車が殺到するのを騒ぎすぎだとでも言うんだろうか。
草薙の件も地デジの宣伝やってる人の不祥事ならテレビで大きく取り上げるのは当たり前だし、しないほうが不祥事隠しだと叩かれたんじゃないかと。家宅捜索だってやらなかったら警察が芸能事務所と癒着してるとか圧力かかったから薬物もみ消したとか本人にもあらぬ疑いかかったんじゃね?
新型インフルエンザも死者が大量に出そうなら大きく取り上げられるのは当然すぎる。あとワクチンに関しては全部新型に切り替えるわけではないし、メキシコが経済破綻で数百人以上支社が出るという根拠もわからん。
http://anond.hatelabo.jp/20090504164741
喫煙者攻撃、まして死者への冒涜はもってのほかだが、これだけタバコで早死にしたとしか考えられない著名人が多数出ていて(喉頭がんなんて喫煙者でなければまず罹りませんよ。肺がんよりも遥かに)、それをどうやら心の底から惜しんでいるらしい人たちがいて(俺にはまったくそう見えないんですが)、その人たちがなぜ「タバコを撲滅するべきだ。喫煙者からタバコを取り上げるべきだ」という自分などからすれば当然の発想に行かないのかが不思議でたまらない。筑紫哲也ももうすっかり忘れ去られているんじゃないのか。
形ばかりのお悔やみを言う暇があったら、禁煙運動、反タバコ活動しようぜ。
あと、いわゆるスモーク・ハラスメント、そして受動喫煙「加害」の実例を屈託もなく書く貴方を非難する。俺は全力でその新卒君を支持する。
なお、WHOの推計によれば、20世紀中にすでに1億人が喫煙により亡くなっており、すみやかな対策が行われなければ21世紀中に10億人が死亡する。現在、世界で毎年540万人以上がタバコで亡くなっており、エイズの2.5倍、世界第3位の死因である。近々2位にランクアップすると見られる。これだけの死が単一の原因でもたらされているにもかかわらず、なあなあで済まされてしまっている現状は、新型インフルエンザ(WHOの見立てでは、現状だとパンデミックでも死者200万くらいでしたっけ)なぞよりよっぽどの脅威だ。はっきり言ってパンピーは皆リスク感覚が崩壊している。
http://www.asahi.com/national/update/0501/TKY200905010245.html
高校生は違っていたようだが、ソッコーで高校にTVが取材に行くとか異常だろ。それも深夜に。
マスコミが判事で患者認定し、ネット民が患者を吊るしあげ火あぶりにする。
http://uratan.jp/hotnews/2009/05/11653/
http://blog.goo.ne.jp/idconsult/e/037f4d76ea32a240d053be948b77509a
なんだこれは。
まさに魔女狩り。
もしも今、インフルエンザにかかったらそれだけでマスコミが飛んでくるだろう。
本当に新型インフルにかかったらネットで特定されて社会的に抹殺されかねん。
いや、下手すると本当に殺されるかもしれない。
マスコミに煽られて短絡的に行動するバカはいつでもいるし、一番落ち着くべき大臣があれじゃなぁ・・・
怖い。
病気よりも、それを恐れるあまりパニックになる人間の方が怖い。
おまえらとにかく落ち着け。
http://www.asahi.com/national/update/0430/TKY200904300140.html
【基本装備】
DXモヒカンカツラ(ブラック) ¥1,606 ★これが無くては始まらない!
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スパイク付きアームガード&ナックル ¥3.800&¥2.900
http://www1.kamakuranet.ne.jp/sankaido/parts/photo/spk.jpg
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鎖玉 ¥3.000 ★まずはここから!
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http://www1.kamakuranet.ne.jp/sankaido/parts/photo/spiked%20club.jpg
【上級者向け武器】
手甲鈎 \5000 ★触れれば逃がしてあげる優しいあなたに!
http://www1.kamakuranet.ne.jp/sankaido/parts/photo/tekagi-1.jpg
簡易バーナー《バズーカタイプ》 \27,030 ★清潔好きなアナタに!
https://www.iimono-059.jp/image/k2/43596-s.jpg
【乗り物】
バギーJAM TRIKE \278,000 ★3輪にこだわるあなたに!
http://kw-buggy.com/trike/image/top2.jpg
バギーG35 \398,000 ★無骨なシルエットが世紀末!
http://kw-buggy.com/images/g35-01.jpg
馬 \550,000 ★世紀末覇者なあなたに!
ここ何日かめまぐるしく状況が変化しているけど、昼間は職場にいてテレビを見ることができないので、ネットで手に入れられる情報を探してみました。
WHOの豚インフルエンザの発生状況の報告や、記者発表のストリーミングが見れます。RSS(http://www.who.int/feeds/entity/csr/disease/swineflu/en/rss.xml)もあります。
CDCの豚インフルエンザのページ。各州ごとの発生件数の速報や記者発表の音声が聞けたり、感染防止のための対処法が文章やCDC - Podcastsで見たり聞いたりできます。
すごいのはRSS(http://www.cdc.gov/swineflu/rss/)はもちろん、SMBへのリンクやページの更新をメールで受け取る機能や、最新状況をCDC Emergency (CDCemergency) on Twitterでフォローすることもできます。
アメリカ政府の新型インフルエンザ情報のまとめサイト。このサイトいつできたのか知らないんですが、たくさんの情報があります。一般向けの予防対策や、医療従事者、地方政府向けの情報なんかもあります。
上記二つのサイトの最新状況も掲載されててRSS(http://www.pandemicflu.gov/rss/pandemicflu/news.xml)にもなっているので、このページを見るだけで十分かもしれません。
いまは、アメリカ国民からのインフルエンザに関する質問に国土安全保障省長官が答えるWebcastの放映準備もされています。
官邸において発表された情報を、順次掲載します。という首相官邸のページ。発表された情報自体に内容がないのですが、日本政府の対応状況を知ることはできます。特に、初期の情報連絡室を設置[PDF]などは、わざわざPDFする必要があるのかとも思います。残念ながらRSSはありませんが各省庁のインフルエンザ情報ページへのリンク集があります。
厚生労働省の新型インフルエンザ情報ページ。最新情報の一覧や、Q&A、各種対策などが掲載されています。RSSはありません。また、YouTubeの(http://www.youtube.com/user/MHLWchannel/)へのリンクもあり、こちらでは、感染予防対策や舛添大臣の記者発表などを見ることもできます。
厚労省検疫所の感染症情報のページ。渡航情報や発症国情報など外務省やWHOの発表の訳を見ることができます。RSSはありません。
(http://www.usamimi.info/~ryouchi/googlenews/index.php)を使って新型インフルエンザや豚インフルエンザなどのキーワードのニュースをRSSで見ています。ただし、ニュース検索結果よりRSSの内容が古いような気もします。
実は英語は苦手なので、海外のサイトはRSSのタイトルをニュース速報代わりに見てるだけなので、それぞれのサイトの情報の質は判断できていません。
でも、こんな緊急事態の時は、確かな情報源から迅速な情報提供って大事だと思うんですよね。地味でも役に立つことをして欲しいです。
米国から成田空港に到着したノースウエスト航空に搭乗していた日本人女性(25)が、
インフルエンザの感染を調べる簡易検査で陽性反応が出たと厚生労働省が発表し、
日本国内での感染拡大が一気に現実味を帯びてきた新型インフルエンザ。
しかし、報道を見る限りは新型インフルエンザが大騒ぎされる理由が今一つ理解できない。
分かっていることは、
・新型のインフルエンザであること
・対応ワクチンの流通までには半年程度かかるといわれていること
・弱毒性らしいこと
といったところではないかと思う。
疑問は、新型インフルエンザが新型であるが故に、日本国内においてどのような問題があるかにある。
感染後の対応手段がない、特異な発病の仕方をするなどが新たに見つからない限り、
予防接種を受けていない者にとっては、従来のインフルエンザと変わらないのではないのか?
従来のインフルエンザでも毎年500~1000人の死者が出ているようであり、
新型インフルエンザがことさら危険かのように伝えられることには少々疑問を覚える。
依然としてインフルエンザは新型であるか否かを問わず危険な病原であろうが、
新型インフルエンザが従来のインフルエンザと異なり、どこが、なぜ、危険なのか
そこが最も重要なのではなかろうか。
びびる前に、これでも読め。
(煽るつもりは無いのでくれぐれも冷静に対処して欲しい)
帰ってきてからの感想を書く。
外は快晴、気持ちよい天気。
しかし、新型インフルエンザの件もあるのでマスクは着用して出かけた。
私的にパンデミック対策という訳だ。
で、驚いたのが通行人のマスク着用者の少なさ。何百人と擦れ違ったと思うが、3~4人ほど。
これじゃ、意識が低いとメキシカンを笑えない。
更に気になるのが、スーパーを含め立ち寄った、本屋、某携帯のショップのレジや接客応対している店員さんで
マスクを着用している人が皆無だったこと。
2月くらいのインフルエンザシーズンには店員さんでも、マスクの人が結構いたと記憶している。
何故、フェーズ4の今、誰一人付けていないのだろうか?
下記の理由が挙げられると思う。
① 各自の意識が低い。(花粉のピークが過ぎているのが悔やまれる)
③ 企業が不安を煽らないよう着用を自粛するように社員に要請している。(流石にこれはないと思うが・・・)
で、②だが明日以降、企業の対応はあるだろうか?
GW商戦期だからと云って最低限やるべきことはあるのでは?
少なくとも厚労省はパンデミックに備えて、2週間の食糧備蓄を推奨している訳だし、
人混みでマスクをつける位まったく大げさでは無いでしょう?
獣医学部に通ってたときの話。
「鳥インフルエンザがヒトにうつるかもしれないと世間を騒がせていますが、鳥からインフルエンザが分離されたら鳥インフルエンザという定義なのでヒトが発症したら鳥インフルエンザではありません。」
皮肉なのか?
「鳥は感じで鳥と書き、トリでも鶏でもありません。」
まだ法律の話ですか?
「抗原型がH5とH7の場合は病原性が強いために高病原性鳥インフルエンザとし家畜伝染病予防法に従った処置がとられます。」
「H5やH7でも症状が出ない場合があり、分離されたウイルスを5羽の鶏に打って3匹以上死んだら強毒型、そうでなければ弱毒型とします。」
え?H5とH7は病原性が強いってさっき言ったのに直後に否定かよ。
「いえ、抗原型は重要です。日本で発生した例はそうでない例が多いですが、抗原型と病原性は関係あることがおおいですし」
「それに、法律でH5とH7の場合は高病原性鳥インフルエンザと診断することになってます。それ以外の型の場合はただの鳥インフルエンザとなります。」
重要だから法律で決まってるのか、法律で決まってるのか重要なのか、それはとにかくこの教授は循環論法になってることに気付いているのか?
そのあとアジアにおける発生状況だとか、死者の数だとか、ブタでヒトでパンデミックとお決まりの話。
こっからはその教授の話ではないんだけど、
ブタがヒトのインフルエンザも鳥のインフルエンザもかかるってのは本当。
鳥から分離されるインフルエンザウイルスは鳥の型のシアル酸(厳密にいえばシアル酸とガラクトースの結合の仕方)を標的にして細胞に侵入する。
ヒトから分離されるインフルエンザウイルスはヒトの型のシアル酸を標的にして細胞に侵入する。
んで、ブタは両方の型のシアル酸をもつから、同時に感染することはありえる。
で、インフルエンザウイルスは一つの細胞に2種類のインフルエンザウイルスが同時に感染したらその細胞の中で遺伝子が再編成されうる性質を持ってるというのは本当。
過去にヒトのインフルエンザと鳥のインフルエンザ間での遺伝子再編成が起きたことも本当。
ただ、はブタの体内で起こった、とうのはまだ「かもしれない」の域。
実は、証明はされていない。
病原性の強い弱いというのはおいておいて、組み換えウイルスには今までの免疫が全く通用しないというのも本当。
抗原型ってのは免疫原性の型が違うっていうことだから。
でもね、今までの免疫が通用しないっていうのは、ワクチンうっていても発症するっていう意味で、必ず重症化するっていう意味じゃない。
さてここから病原性の話。
すこし私見が入る。
HとNの型で病原性が決まるっていうのは、その型でウイルスの増殖効率が違ってくるという話なの。
あと特定の細胞でだけじゃなくて全身の細胞で増殖できるとかそういう違いもあるんだけどさ。
まあウイルスの増殖と症状ってのは確かに「関係」はするんだけどそれだけで全てを説明できるっていうのは強引すぎ。
だいいち、増殖のスピードが違うってのは培養細胞での場合とかそういうレベルで。
実際の個体レベルでの症状の重篤さはもっといろんなファクターが絡むはずだと思うんだよね。
それからそもそも「鳥」において「高病原性」がヒトにおいて(ヒトに感染するようになった場合)もそうかというのも必ずともそうとはいえない。
ヒトは呼吸器病じゃん。
病原性の強い弱いどころか、症状としちゃ別の病気だもん。
鳥にめちゃくちゃ下痢させるウイルスがヒトにめちゃくちゃ気管支炎を引き起こすかってそりゃ疑問符は出るよ。
鶏からヒトにうつった⇒致死率が高い⇒ヒトからヒトにうつるようになったら(ヒトからヒトにうつった場合も致死率が高かったら)大変だ。
ブタの中で合いの子ウイルス⇒ワクチンが効かない⇒世界的大流行
いろんな前提条件とか、仮定とかを5段重ねくらいにして最悪のシナリオを作って大々的に宣伝してる感じがするんだよね。
まあ嘘は言ってないよ。
それがズルいと思う。
「鳥に強毒なインフルエンザがブタの中でヒトのインフルエンザウイルスと合いの子作って、ヒトに強毒なウイルスが誕生して、ワクチンは効かないし、首都圏で流行った場合はとんでもないことに」
ここまで言ったらそりゃあありえなくもないけど考えすぎだし、考えたところでどういようもないだろって誰か突っ込むと思うんだけど、
「「致死率の高い」「新型インフルエンザウイルス」が「首都圏」で「流行した」場合」
この言い方だと突っ込みどころをうまく取り去ってる。
いろんな意味でズルい。
「高病原性鳥インフルエンザ」とか「鳥インフルエンザ」とか「新型インフルエンザ」とか、似たような言葉をあるときは法律用語として使って、あるときは法律用語としてではなく使って、嘘にならない範囲で上手く煽ってる。
獣医の学者にとって人獣共通感染症って予算とるのに丁度いいんだよ。
だって動物の病気なんか研究したってどこも予算出してくんないのに、ヒトが絡めばいくらでも引っ張り出せるんだもん。
獣医(農水省管轄)がヒトの病気(厚生労働省管轄)に関わろうとしたら人獣共通感染症が一番だもん。
おバカな役人丸め込んで嘘にならない範囲で大々的に宣伝してる側面はたしかにあると思うよ。
痩せると書いたらお縄だから体験者の声「○kg痩せた!」と宣伝するサプリメントと同じ感じを受ける。
だって、
「かつてのスペイン風邪はほにゃらら、証拠はないけどもしかしてもしかして、もしそうだとすると、あんなことが起きたら、ついでにあんなことも重なったら、スペイン風邪の再来が起きるかも起きるかも!!!とは直接は言わないけど想像してみろよ愚民」
っていう理屈じゃん。
まあ、俺らとしては迷惑なことじゃないし、学者に大学に、家畜関連分野に、そんなふうに業界にお金が流れてくれれば、めぐりめぐって獣医つながりで多少の恩恵はあるんだろうし、ありがたいことなんだけどね。
端折って言うとな。
ウイルスって生き物(と言えるかどうかも議論があるがさておく)は、遺伝子(DNAないしRNA)がほとんどむき出しに近いような状態でさまよっているようなもので、それが宿主となる細胞の遺伝子に組み込まれたり便乗したりすることでやっとこさ増殖できる、という特性を持つ。んで、ウイルス≒遺伝子そのものだからものすごく突然変異を起こしやすい。
んで、鳥インフルエンザとヒトインフルエンザは普通は鳥/ヒト体内で同時に感染したりしないものなんだが、さてここに両方に同時に感染しうる生き物がいる。豚なんだがな。
そうするとその体内で、鳥インフルエンザとヒトインフルエンザが仮に同時に出くわすと、豚細胞内に取り込まれて増える段階で鳥インフルエンザウイルスとヒトインフルエンザウイルスの遺伝子が一旦ごっちゃになる可能性がある(遺伝子組み換え)。そうすると、鳥インフルエンザがヒトへの感染能力を得る(あるいはヒトインフルエンザが高毒性鳥インフルエンザの毒性を得る)可能性があるわけだ。
これは確率的にはいつでも起こりうることで、現に過去も何度も起こったことだ。そして起こったときがパンデミック発生の時だ(強毒性鳥インフルエンザとの組み替えばかりが畏れられているが、弱毒性のものとの組み替えですら「今までワクチンの存在したことのない、全く新しいタイプのヒトインフルエンザウイルス誕生」となるため、それなりの脅威たりうる)。ただ現在はたまたま起きていないだけ。
(勿論、たまたま鳥インフルエンザとヒトインフルエンザに同時に感染したヒトの体内でこういう変異が起きる可能性もなくはないが、豚よりは遙かに低い)
(対策としては「とにかく豚と鶏を一緒に飼うな」ということが言われているが、全世界にそれを徹底するのもなかなか困難な状況。特に中国~東南アジア奥地では豚と鶏が一緒にいる環境が多く、このへんが新型インフルエンザの震源地になるんじゃないかと目する研究者もいる)
かつてインフルエンザとしては史上最大級の死者を出した「スペイン風邪」ってやつもこうやって誕生したと目されてるから調べてみるとよいよ。
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou04/
要するに、「たまたま養鶏場に居たヒトが鳥インフルエンザに罹って死にました」それ自体は(お気の毒ではあるが)深刻な事態ではないが、むしろヒトが罹りうるほど「ヒトに飼われてる豚の」身近に強毒性鳥インフルエンザウイルスが迫っていることを畏れるべきだったりする、というお話。
どなたか『モースガード』って名前のマスクに関しての評価や情報をご存知の方はいませんか?
また、新型インフルエンザとやらの流行が本当に来た時、マスクって本当に有効なんですかね?
つーのもね、なんかウチの母親がさっきそのマスクを1袋買って(買わされて)帰って来たんですよ。
で、その経緯を聞いてると
・初めは話題は「新型インフルエンザって怖いらしいねえ」って話だった
・で、途中でおもむろに『モースガード』なるマスクを出してきた
・このマスクは他のマスクと違って、新型インフルエンザのウィルスも99.9%防げるらしい
・こんなすごいマスクが1箱(1袋5枚×12袋)12600円のところを私から買うと10500円でOK!買うよね?
って話でさすがにゲンナリしながらもモノがモノだけに、騙されたと思って買ってもいざという時に役に立つかもしれない、
と思って1箱だけ買っておこうかと思ったらさらに
・こんな素晴らしいマスクなので是非知り合いにも薦めて欲しい。その時は私から10500円で卸すので、定価の12600円で売ってくれて構わない。
例え定価でもいざインフルエンザが流行すれば定価でさえ手に入らなくなる。今のうちに皆が備蓄するべきである。
って話になって、これはいよいよ話がおかしいって思ってとりあえず1箱じゃなくて1袋だけ買ってきて、お茶を濁して帰ってきたらしい。
んで、自分にその袋を渡して「ネットでこのマスクの評判とか載ってない?」って訊いて来た、っていう。
でも一応『モースガード』で検索するんだけど、内側(そのマスクを売る人側)の絶賛の記事ばっかで外側の評価が出てこないんですよ。
なのでダメもとでちょっと誰かご存知ありませんか、っていう。
しっかしこのマスク、網目がミクロのレベルで超細かいのか何なのか知らないけど見た目は普通のマスクなんだよねえ。
・・・本当にやばいウィルスが大流行してみんなが死ぬか生きるかって時、マスクなんて手段でガードできるんかねえ?
それが一番の疑問。
http://anond.hatelabo.jp/20090202060918
季節性のインフルエンザに対して、インフルエンザワクチンは効果がある。発病を100%防ぐことはできないが、肺炎や死亡を減らすことは、複数の研究で示されている。また、ワクチン接種に伴ない、発熱や接種場所の硬結などの副反応は起こりうるが、現行のインフルエンザワクチンにおいて重篤な副反応は報告されておらず、ワクチンとしては安全なものである(池松秀之, インフルエンザ(1345-8345)6巻4号 Page335, 2005)。接種対象者はハイリスク者、もしくはハイリスク者と接する機会がある者であり、すべての人がワクチンを接種しなければならないわけではない。
新型インフルエンザに対しては、ワクチンの効果があるかどうかはまだわからない。新型インフルエンザの流行が起こっても、ワクチンが生産できるまでにはタイムラグがある。だから、新型インフルエンザ対策として、ワクチンではなく、マスク・手洗い等の感染予防をまず呼びかけるのは正しい。テレビでも、ワクチンについては言及はされているはず。増田が馬鹿なのは仕方が無いが、インターネットではなくチラシの裏にでも書いてくれればありがたい。
新型インフルエンザが流行した場合、感染の機会を減らすため、なるべく外出は控え、可能な限り引きこもるように。いざというときのため、食料等を備蓄しておくことをお勧めする。パンデミックだけでなく、地震そのほかの災害の対策にもなる。軽症の場合は病院に受診にしないように。かえって感染させられる機会を増すし、医療機関の負担にもなる。
もし効果があるんだったら、テレビで「皆さん予防接種をしましょう」とさかんに呼びかけるはずだ。
インフルエンザにかかる人がたくさん出るとニュースになるくらいだし、新型インフルエンザの脅威についても盛んにニュースなどで報道されてる。
そしてその後にテレビで言う事は「皆さん手洗い、うがいをしっかりしましょう」「マスクをしましょう」であって「予防接種をしましょう」とは言わない。それなら風邪と一緒じゃねーか!と思うのが普通だ。
もしそんなに大変な病気なら、効果がある予防法があるなら言うはずなのに言わないという事は効果的な予防法はないということだ。(ワクチンで少し死者が出るのでいわないという理由もあるだろうけど)
2009年02月03日legnumanonymous, medical, knowledgeなんかインフルエンザだけじゃなく風邪とかも引かなそう。っていうツッコミ待ち説
2009年02月02日LethalDoseTVが好きなのですね。納豆がからだにいいといろんな番組で言っていた時に食べたのかな?
2009年02月02日sentaro0525増田こんな釣りタイトルに俺はつられ・・・た。読んで損した!浜先生のほうがもっともらしいことを言ってるよ(聞かないけど)
2009年02月02日REVnice fishing!「テレビで宣伝してることなんて、お前ら信じているの?プププ」というエントリーのアップは何時ですか
2009年02月02日shidho医療, ネタ, 増田返信もされているけど、今から打っても効果がないから言う意味がない。/まあ、「新型インフルエンザは予防接種では防げない」のでその特集でも予防接種の話はしないだろう。
2009年02月02日NATROMトンデモどうしようもないばか。前橋データを持ち出すのなら馬鹿でも救いようがある部類だが、「テレビでやってないから」というのは、馬鹿の中でも次元の異なる馬鹿。
2009年02月02日poccopenネタこんなところにも「幸せの箱」の被害者が。
2009年02月02日hibigen医療, ネタ「TVで言ってないから嘘」という理論。→反対語:「TVでみのさんが体にいいって言ってたから…」/「流行してます」という時期に「予防接種を受けましょう」とは言わないのでは?
2009年02月02日starfruits医療, トンデモ, 増田テレビの情報が正しいと信じている世代。権威を求めるならwhoなりcdcの方が「より」信頼できると思うのだが。ネットに書き込める環境なら、もっと信頼できる情報元に簡単にアクセスできる。(携帯は厳しい?)
2009年02月02日ROYGBテレビを信じてる人が意外と多いという話かな。
2009年02月02日yachimon増田, 医療, ネタなんでしょうけど。 | 子供や高齢者は公費助成の対象となってますよね。そしてそのことはテレビでもよく言われてますが。
2009年02月02日doramaoトンデモ, 医療インフルエンザワクチンの予防接種には効果がないと信じている人が意外と多い。/鶏卵アレルギーはご存知か?
2009年02月02日itotto増田逆に私は少しでも罹患する確率を減らしたいしかかった時も軽減したいので打たない理由はないと思ってました
2009年02月02日gakusiトンデモ, *生活, 医療なんという短絡思考 // 「ワクチンで少し死者が出るのでいわないという理由」こっちなんじゃないのかな。ゼロリスクを求める人がこれだけ多いし、宣伝しないでしょうね。
2009年02月02日complex_cateducation, medical手洗いうがいも含めた確率論的防疫の無理解。個人差や劇症で亡くなるリスク低減などの効果は,偽薬が入り込むリスクも含めた疫学的な検証の結果の認可故。俺打ったけど罹ったという話の集積では無理なんですけど。
2009年02月02日yukitanuki