2009-02-02

インフルエンザワクチンには効果がある

http://anond.hatelabo.jp/20090202060918

季節性のインフルエンザに対して、インフルエンザワクチンは効果がある。発病を100%防ぐことはできないが、肺炎や死亡を減らすことは、複数の研究で示されている。また、ワクチン接種に伴ない、発熱や接種場所の硬結などの副反応は起こりうるが、現行のインフルエンザワクチンにおいて重篤な副反応は報告されておらず、ワクチンとしては安全なものである(池松秀之, インフルエンザ(1345-8345)6巻4号 Page335, 2005)。接種対象者はハイリスク者、もしくはハイリスク者と接する機会がある者であり、すべての人がワクチンを接種しなければならないわけではない。

新型インフルエンザに対しては、ワクチンの効果があるかどうかはまだわからない。新型インフルエンザ流行が起こっても、ワクチン生産できるまでにはタイムラグがある。だから、新型インフルエンザ対策として、ワクチンではなく、マスク・手洗い等の感染予防をまず呼びかけるのは正しい。テレビでも、ワクチンについては言及はされているはず。増田馬鹿なのは仕方が無いが、インターネットではなくチラシの裏にでも書いてくれればありがたい。

新型インフルエンザ流行した場合、感染の機会を減らすため、なるべく外出は控え、可能な限り引きこもるように。いざというときのため、食料等を備蓄しておくことをお勧めする。パンデミックだけでなく、地震そのほかの災害の対策にもなる。軽症の場合は病院受診にしないように。かえって感染させられる機会を増すし、医療機関の負担にもなる。

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