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2018-01-02

日韓対立慰安婦問題解決されない本当の理由について

何度も蒸し返される慰安婦問題執拗韓国市民団体無能に見える韓国政府。どうしようもない韓国人たちという風な報道が連日なされているが、本当に韓国の人々はこうまで醜いものなのか。

分断統治という手法がある。支配する側が支配される側の人々の間の対立あおり、結束できぬようにし、支配者への挑戦を未然に防ごうとするもの陰湿な話である起源古代ローマ帝国にさかのぼる。

アメリカ人ジョージフリードマンが「100年予測」の中でこう書いている。示唆に富んだ記述なので引用する。

・“世界中海洋支配するという、前例のない偉業を達成したアメリカは、当然ながらその支配を維持したいと考えた。これを最も簡単に行う方法は、他国海軍を構築させないことだ。つまり海軍を構築する動機資源を持たせなければよい。“

・“仮想敵国地上戦主体とした紛争に釘付けにして、陸軍兵力戦車軍事予算を吸い上げ、海軍に投入できる予算ほとんど残させない。“

・“地域覇権国になりそうな国を手一杯にさせておくために、いくつもの同盟体制を絶えず組み替えた。“

・“アメリカは強国が出現しそうな地域の安定を乱そうとした。アメリカが目指したのは地域を安定させることではなく、不安定に陥れることだったのだ。“

・“韓国はそれ自体でも侮れない強国だが、その真の重要性は、韓国アメリカにとって強大化する日本への対抗勢力であり、アメリカ日本海勢力を誇示するための拠点だということにある。“

日韓対立が長期化して一番得をするのは誰なのか?この問題の背後にいて対立あおり、焚きつけている者はいないのか?この問いは発し続ける価値がある。

単純な陰謀論に与したいとは思わないが、本当の悪人は意外と善人面・友人面をした連中のなかにいるのかもしれない。

要するに、慰安婦問題日韓対立北朝鮮の核の脅威という問題対処する必要に迫られる人々にとって、アメリカ合衆国は悪の帝国のようなものである

上記のことから、近い将来の出来事について確度高く予測できることは次のとおり。

米朝衝突はない。危機感が高まっても、実際の衝突、核戦争シナリオはそこにはない。

日韓対立はなくならない。領土問題歴史問題は、名を変え品を変えて対立を再燃させ続ける。双方の国のリーダーたちがどんなに努力しても、完全解決はなされない。領土問題歴史問題は、ひどいいいがかりとしか思えなくとも、現状のアメリカ海洋覇権を維持しようとし続ける限り、消えることはない。現状を理解し、上手に付き合っていくより他ない。

支配者面をした傲慢な連中に泡を吹かせられるその日まで、無知な被支配民の顔をして準備を進めることが最善と思われる。

2015-07-24

http://anond.hatelabo.jp/20150724115710

海洋覇権の野望を隠してないって言われてるだろ。

どうどうとファールしてるよ。

 
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