はてなキーワード: 探偵業者とは
とある新聞の三面記事で、最近、電磁波攻撃を受けて健康を脅かされたり思考を盗聴されてたりという妄想に取り憑かれたいわゆるトーシツのケがある人々が、一部の探偵業者とかに「電磁波攻撃を解消します」とかダマくらかされて高いカネふんだくられてるってのを見た。
で、その記事にどっかの大学の名誉教授(ってあったからオジーチャン先生だと思うんだが)の、日常空間で相手にわからないよう健康被害を与えるほどの電磁波を当てることはほぼ不可能だから安心して!みたいなコメントが付いてたのよね。
いやいや、案外それ可能じゃねーの? 知識・認識をアップデートできてねーの?って思うわけw
ポータブル電源で定格出力1kWくらいのやつと、電子レンジの500Wくらいのマグネトロンと、そこそこのサイズの中華鍋とかを、3〜4日出張する時もってくくらいのスーツケースに仕込んだら、電磁波攻撃兵器いっちょ上がり!じゃないかなーとw
500Wのマイクロ波を1リットルくらいの人体の領域(例えば後ろ頭のあたりとか)にうまいこと照射して、理想的に吸収されると、たぶん10秒(=5000ジュール)で1℃くらい温度を上昇させる(水の比熱容量が4182ジュール/kg・K)。元々の体温が36℃くらいなら、60秒当てると42℃を超えて命の危険があるレベルになりうるよねww
「電磁波攻撃による嫌がらせを解決します」といったネット広告を通じ、消費者トラブルに発展する事態が相次いでいる。広告主の多くは探偵業者で、幻覚や妄想に悩む人が狙われている。
複数の探偵業界関係者によると、広告のターゲットは「監視されている」「電磁波攻撃を受けた」「思考盗聴の被害を受けている」と訴える人だ。こうした主張は統合失調症など精神疾患を患っている人に目立つという。依頼を受けた探偵側は調査を約束した上で報酬を受け取るが、いい加減な調査もあるという。
よかったね、あなたたちが受けている攻撃は「統合失調症など精神疾患を患っている人に目立つ」「幻覚や妄想」だと朝日新聞が明らかにしてくれたよ。