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2008-11-11

漫☆画太郎という漫画家

帰りの書店平積みになっていた

デザインブックのシリーズの表紙を書いてて微笑んだ。

2008-09-22

ラノベのようでラノベでない

スポーツ小説特集」とかで近所の本屋

武士道シックスティーン」「武士道セブンティーン」が平積みしてて

欲しくてしょうがない。

2008-08-29

http://anond.hatelabo.jp/20080829145803

音楽すげぇんだな。

本とか平積みにされる万部レベルサラリーマンの半分以下だもんな。

だれもかれも講演とか連載とかをせざるを得ない感じ。

1000円、10%、1万部で100万だもんな・・・

本は1冊どうしても時間かかるものばかりなので量産してもサラリーマン年収を超えるためにはヒットを積まないとだめ。

あとは漫画か、漫画にいたってはデスノートの作者ですら5年で飢え死にするいってるからな・・・。

そう考えると音楽すごいんだな。

音楽ロイアリティは3とか5%とかじゃなかった?

それで食ってるんだからいくら衰退したといっても着うたカラオケさまさまですね。

ジャスラックがんばってます。

ミュージシャンが大手を振って曲を買う方式になってから、作曲専門が量産できるマーケットになったのかね?

売れないミュージシャンしか知らないから食えないものという印象しかなかった。

音大とかでてもピアノ先生とか。。

夫婦チューバの奏者という聞いただけで泣きそうな感じとか。

俺もパテントで食えるようになりたい!

マイケルとか自己破産しても月に14億つかっているとか。

もう充分おっさんだけどmySpaceからデビューすんぞーー!!

増田さん曲ください!

2008-06-29

re:http://anond.hatelabo.jp/20080627205728

陰謀論きましたよ。

それなのになぜ、フィクションにすぎない『蟹工船』だけが取りあげられるのだろうか。書店に大量に平積みされているのを眺めていると、資本論理によって嗅覚(きゅうかく)鋭く動く出版社と、かつてのスター作家の復権によって共産主義をPRしたいとする勢力との間で、密(ひそ)やかな結託が図られたのではないか、と勘ぐりたくもなる。

http://sankei.jp.msn.com/culture/books/080628/bks0806280315000-n1.htm

2008-06-27

http://anond.hatelabo.jp/20080627203705

こういう記事が出てから、店頭平積みされるようになったからさらに売れるだろうねえ。

しかし、ヒットの原因が格差社会ワーキングプアの問題なんだろうかってのは俺も気になる。

まあ、ブームってのはこんなものかもしれない。

韓流ブームのときも、ヒットの要因を探るって記事は沢山あったが、どれもピンと来るものはなかった。

(だからこそ、ブームが気に入らない人間陰謀論にとりつかれるんだろうな)

2008-05-25

本屋平積み本に対する気持ち悪さ

本って、何のために読むんだろうか。

「こういう知識が得たい!」「疑問を解決したい!」という渇望があって、それに応える本を探すんじゃないのかな。

けど、本屋平積みされている本は、タイトルで危機感やら疑問を植えつけて、その本の中で安い答えを押し付ける。

本を作る側がキャッチータイトルを付けることだけに終始するなら、何のために本を読むのか分からなくなる。

特に自己啓発本なんて、昔から内容は変わってないんだから、名著と言われるようなものを読んでおけばいい。

タイトルに惹かれて「読まなきゃ!」と思って読むのであれば、読む必要はねえ。と。

2008-05-22

本を少し早く手に入れるための(過大な)方法

そんなに早く手に入れたって、積まれるだけなんですけどね。

あと、amazonさんは新刊を買うために使ったことがないので良く解らないです。そこそこ早そうですが。

基本bk1最強なんですが、特急便指定に250円かかるのが辛いところ。

以前はまとめて頼むと宅急便箱で自動的にToday便だったのですが、最近は「1冊で」メール便に収まらない限り分割発送&メール便みたいです。

  • bk1「新入荷一覧」

取次ぎがやってるサイトなので入荷が早め。だいたい毎日20時ごろに更新される。

翌日10:30までに発注&特急便指定すれば、翌日夕方には手に入る。

在庫を置く場所がなかったり、書店員さんが比較的多いと、発売日よりも早めに店頭に出す事が多いみたい

エキナカ書店ならいかにも倉庫スペースが少ないんだろうし、書泉とかフライングで有名な店もある

新刊コーナーに平積みになってなくても棚には入っていることがあったりとか、その店の癖を見抜こう

  • 電撃組

メディアワークスラノベコミックは、冊数が捌ける大規模店・ネットショップオタクショップに優先的に配本されている(らしい)です。なので、入らない書店にはさっぱり入りません(と言われています)。詳しくは検索してみてください。

ネット在庫が検索できれば、発売日前の新刊を求めてうろうろすることも減ります…たぶん

2008-05-16

フィクショナリティとかどうの。

いわゆる「ボーイズラブ」というものが、近年「一般的」になっている、という発言を読んで驚いた。

(詳しくは知らない方だが)言っている人が言っている人だという事に特に驚いた。

よく知らないからこそ、そこだけ切り取った。

そんな発言2ちゃんで見ても何も思わない。

「一般化」などしていない。とやっぱり思う。

どんなにメディアで取り上げられようが、本屋で新刊台に平積みされてようが。

それだけで「一般的」になったなんて言えるのか、疑問だ。。

一、腐女子意見です。

うさぎは寂しいと死んじゃう」は一般的だよね。

2008-03-23

http://anond.hatelabo.jp/20080323165456

書店平積みされている新書に本当のことが書いてあるとでも思ってるのかwww笑えるわwwwたとえ著者が東大でもなwww

ましてやブログとかwwwうけるwwwほんと、ただの馬鹿のようですね

まーわかりますよ?新書とかブログみたいなわっかりやすくて慰めてくれる情報に飛びつきたい気持ちは。一次資料や現実をみたくないんで虚構で脳内おなぬーしたいわけでしょ。するのは勝手だけど、君は空気なんだから、発現をしたらいけないよ。

反論あるならまず一次資料出せ

2008-03-04

http://anond.hatelabo.jp/20080304224945

日本屋で平積みになっていたから、何気なく、いわゆる携帯小説とやらを見てみた。

で、ぱらぱらっと見てみたんだけど、なんていうか、凄いカルチャーショックを受けたよ。

台詞9割、心理描写1割、情景描写皆無。

おまけに文字も老眼にやさしいやや大きめのサイズであることに加え、

たっぷりと確保してある行間でさらに読みやすくなり

その結果ページ数も十分に確保され贅沢な達成感も得られるお得仕様

文字のサイズや行間の幅とかを一般的な文庫本サイズの小説に合わせたら、一冊が

10ページ前後でまかなえそうな量だ。

値段は見ていないが、豪華な装丁からその高級感に応じた値段だと思われる、

内容については好みの問題もからむから即断は避けとくが

ともかく贅沢に紙資源を消費してつくられた高級品であることだけはまちがいない。

始めに「読んでみた」ではなく「見てみた」と書いたのはそのせい。

「読む」ときに感じる労働感はなく気軽に「見る」感覚で読めてしまう

20年くらい昔、富士見ファンタジア文庫が創刊して、スレイヤーズあたりが

アニメ化した前後に、誰かのどっかの本で

「この手の小説って下半分を真っ二つに切ってもメモ帳として使える」

と、台詞主体の複数行にわたる長文の少ない文体の利点を褒め称えた

ものだが(残念ながら貧乏くさくびっしり書いている人もいた)、

携帯小説はそれを遥かに上回るゆとりを持った文体で、残念ながら

旧世代の俺達には単なる空白にしか見えないが

考える力」育成重視の脱詰め込み教育を受けた新世代はこれくらい広大な行間から

様々な情報を読み取ることが出来てしまうのか、と思うと

今後俺達は行間を読む力がなければ新しい世代の小説もロクに

読めないのかよ、と若者の本文化の急進化を嘆いてしまう。

2008-01-23

http://anond.hatelabo.jp/20080122234742

この手のトピックを作る人って何を求めてるのかわからない。

大抵は自分の趣味趣向を提示しないし。

まあ提示できるんならそもそも「何が面白いの?」なんて聞かなくても

自力のベクトルに合ったものを取捨選択できるから、

それを書きたくても書けないのはわかるんだけど。

疑問なのは、ふだん馴染みのない一見さんに、

その分野の出来のよいものを薦めたとして、

良さが理解できるもんなのか?ってこと。

引用元の増田なら、別にこんなとこで聞かずとも

本屋平積みなり今年のベストセラーなりから適当なもん

チョイスすればいいだけじゃん?

こんなとこで聞くってことは、やっぱり普通の人は読まないような

ニッチな読み物が読みたいってことでしょ?

そんなもん普段本を読まない人に勧めて理解できるの?

Jポップしか聴かない人に洋楽マイナーバンド薦めるようなもんだよ?

「俺は感受性が豊かだからはじめて見る分野のものでも良さがわかるんだぜ!」

とでも思ってるんだろうか?

2008-01-10

http://anond.hatelabo.jp/20080110160037

はいはい、マンガ関係者が通りますよ。

出版社原作レイプを許容してでもマンガドラマ化をすすめるのだろうか

マンガが売れるから。TVタイトルを連呼してくれて、書店では「TV化!」とポップを付けて平積みしてくれて、それだけで十分ありがたいから。

出版社的にはマンガが売れればいいんだよ。

ドラマ制作者は原作の名を借りただけで好き放題のドラマを作るのだろうか

マンガ原作じゃないとスポンサーが付かない程度の実力のドラマ制作者ですよ?でもって、マンガをそのまま映像化なんて出来ない技術レベル俳優

そりゃ、好き放題というか、妥協をしまくりますわな。

そもそもTVドラマを喜んで観ているようなレベルの視聴者からして・・・。

原作者は今までの事例を省みたはずなのにドラマ化をゆるし、そして後に文句をたれるのだろうか

普通は事例を省みてドラマ化をゆるします。ええ。原作レイプ上等!ですよ。

だから「アニメ or ドラママンガと別だと思ってください」と、どの原作者さんも言いますよ。

文句をたれるのはバカか、ガキか、わかってやってます。芸です。

ちなみに、のだめ。あれ、ドラマ化どうでした?

原作者にどれだけドラマ化のオファーが来た事やら。

#ジャニーズを使って・・・とか酷いのもあったらしいけど。

最後まで納得する条件で作るとああなるんですよねー。

まぁ、マンガの人気があったから出来る荒技ですが。

普通原作者はあんまり漫画思い入れないですよ。

他の人の漫画を読まない漫画家さんもいますし。

http://anond.hatelabo.jp/20080110160935

でも、ドラマがつまらなければ原作もつまらなく思われて結局売り上げに貢献しなさそうに思う。

売り上げなんて関係ありませんよ。漫画家にとって。

書店平積みにしてもらうために重版がかかって、そこで漫画家お金が入るんです。書店で売れようが売れまいが関係ない。

もちろん、バカみたいに売れて、ドラマ放送期間中に再度重版がかかれば嬉しいけれど、ほとんどそんなこと無い(w

だから、ドラマの出来なんて、ほとんどの漫画家は無関心。

2008-01-04

http://anond.hatelabo.jp/20080104180140

未だに『自分の本』が平積みにされているのを見ると、紙という選択肢現役なんだなと思う。

2007-12-26

やっとこさ、ぱれっとコミックスが刊行

なんで「ちろちゃん」だけが残り一冊で、他の三冊はめいっぱい平積みだったんだろうか

2007-12-23

http://anond.hatelabo.jp/20071223012444

ネット上とはいえ、自分のことを隠さず話すっていうのは勇気の要ることだとおもう。正直な気持ちと現状を教えてくれてありがとう。具体的な状況が分かったので、もう一段深く、具体的な助言ができると思うので、書いてみるよ。

繰り返しになってしまうけど、自尊心に執着しないことが優越感ゲームに勝つ唯一の方法だよ。

とりあえず、ここは(より根っこの深い問題だとは思うけど)今回の本題ではないので、さらっと流して読んでほしいです。

つまりですね、「普通に生きてりゃ恋人ぐらいできる」だの「非モテ努力が足りない」だのと言ってる奴は何がしたいのかというと、優越感ゲーム快感を味わいたいだけでしょう。そんな奴のダシにされるのは腹が立つから、売られた優越感ゲームを買って出て、カウンターでそいつの劣等感を刺激してやりたい。そうすれば、相手も「優越感ゲームをやられると腹が立つ」ということを思い知るでしょう?


優越感ゲームを仕掛けられると腹が立つから、相手を優越感ゲームギャフンと言わせて、優越感ゲームを仕掛けられないようにしたい、優越感ゲームを止めさせたい、ということ?だとすれば、それは根本的な解決にはならないと思うけど。優越感ゲームギャフンと言わされた相手が、優越感ゲームを止めるかどうかなんてわからないじゃないの。自尊心モチベーションにしてる人は、学歴勝負で自尊心が満たされなければ、年収社会的な地位で勝負する方向にシフトするかもしれないし、容姿勝負に切り替えるかもしれないし、奥さん自慢をはじめるかもしれない。それに、仮に相手が優越感ゲームを止めてくれたとしても、他にも優越感ゲームをしたい人は、後々いくらでも現れてくるわけで。きりがないでしょう。

増田さんにとっての根本的な解決は、優越感ゲームを仕掛けられても腹を立てないこと、あるいは、相手と自分を比べて劣等感を抱かないこと、もしくは、劣等感を一瞬抱いたとしてもすぐさま忘れてその気持ちに執着しないこと、だよ。言い換えれば、自尊心に執着しないこと。そうすれば、優越感ゲームは仕掛けられても腹が立たないんだから。

恋愛成就に充分な時間をかけたけど、うまく行かないならば、方法がうまくないのだと思うので、方法について説明するよ。

ここから本題。

大学入学以降は学問に最大の情熱を費やしたけれども、同じ程度の情熱恋愛にも費やしていたと断言できますよ。だけれどもそれでもどうにもならなかった。

http://anond.hatelabo.jp/20071223012444


ということならば、たぶん方法がうまくないんだと思うよ。実際、いろいろ書いてくれたものを読んでみたんだけど↓

それはなぜか。世間で言われてる「恋愛」ってのが内面だけの問題だと思っていたからですね。「彼女を作りたければ自分を磨け」なんて言われるもんだから、馬鹿正直に「アホみたいに見えるやつでも、彼女のいる奴は俺なんかよりもずっと内面的に優れた部分があるんだろう、それがいったい何なのかさえ今の俺にはわからないけれど」とか悩んだ挙句、どんどん空回りして痛い行動しか取れなくなった。実際は、「ヤらせてくれよ」ということをオブラートに包んで言った奴の勝ちなんですけどね。最初から狙いを定めるのは愚策であって、見た目にも気を遣って幅広い好意を集め、脈のありそうなところを狙って集中攻撃する、すると数打ちゃそのうちあたる、と。

http://anond.hatelabo.jp/20071223012444


すでに二十代後半で知り合いは大半が男でその知り合いもことごとく出会いのなさを嘆いているという状況だという事実度外視したとしても、興味ない相手に愛想振りまく情熱なんてどこから涌いてくるんです?具体的な相手がいるからこそ、気持ちも募るというものでしょうに。でも、そうなったときにその後どうしていいかとなると、全然見当もつきません。どうやったら誰もいないところで一対一で話をする機会を作ることができるのか、「幸運に頼る」以外の方法が今だにわからない。それができないんだから告白することだってできない。

http://anond.hatelabo.jp/20071223012444


「ときめも」あるまいし、「収入」と「服装」と「会話術」の点数の合計でフラグが立つとか立たないとか馬鹿馬鹿しいゲームをやる気になんかなれませんよ。というかだいたい、そんな点数の合計で他人を目踏みする人間なんかとまともに付き合いたくないんですよ、私は。

http://anond.hatelabo.jp/20071223012444


たしかに、「ときめも」みたいに収入や服装や会話術でフラグが立つ恋愛もあるかもしれないけど、それだけで攻める方法はあんまり上手じゃないと思うよ。

おれは、恋愛って本質的には、「○○をしてもいい」っていう同意をお互いに取り合って、増やしていくことだと思ってる。恋って「こい」って読むじゃん。これって「乞い」だとも思うんだ。お互いが、してほしいことを乞いあえる関係を作っていくことが恋愛なんだと思うよ。つまり、恋愛が成就するには、最初は簡単なことを、それから段々に心理的なハードルが高いことを、お互いに許してもらえるように、工夫をこらしていくプロセスが必要なんだ。元増田さんも、そういうプロセスを知識として知った上で、何度か試行錯誤したら、ちゃんと彼女ができそうだと思う。

具体的な恋愛ステップステップを踏む際のコツ

じゃあ、どうやって相手に心理的なハードルが高いことを、してもらえる関係をつくるかということだけど、具体的には、自分がどういう人なのか、何が好きで何が嫌いなのか、何を持っていて、何を持っていないのか、そういったことを、相手に受け入れてもらいやすそうな部分から順に、お互いに開示しあって、理解しあうこと。それと同時に、一緒に興味を持ってチャレンジできることに挑戦していくのも大事なことだよ。これは今分けて説明したけど、実際は、お互いにコミュニケーションをとりながら二人が興味の持てるなにかに一緒にチャレンジする(たとえばゴハンを食べに行く)なかで、お互いのことをより理解するようになるから、お互いを理解することと一緒にチャレンジすることは表裏一体なんだけどね。そうする中でだんだん相手のことが分かってきて、好きな気持ちが生まれてくるんじゃない?でも、これだけだと分かりづらいと思うので、一般的と思われる恋愛ステップを紹介するよ。

たとえばさ。一目見て、「悪くないな」、とか「かわいいかも」、とか「良い子だなあ」って漠然とした好意を抱く女の子に出会ったとするでしょ。そしたら、どうする?いきなり告白したり、(ほぼありえないけど、その場で付き合えることになったとして)いきなり付き合うってのはリスキーなんで、俺だったら相手のことをもっと理解してから、正式にお付き合いしたいと思う。お尻の軽い女の子じゃなければ、相手もそう思うと思う。第一、まだ自分が相手を好きかどうかなんて、よく分からない。だから、こういうときは、現状と目標を埋めるステップを考える。ひとまずの目標は正式な告白を経ての初セックスだとしましょ。

最初はこんな感じのコミュニケーションステップを踏むでしょ。

1.「挨拶しあってもいい」関係をつくる。

2.「雑談しあってもいい」関係をつくる。

2´.「(職場なら)仕事上のコミュニケーションをとってもいい」関係をつくる。

このあたりは、相手に対して、自分が怖い人、危ない人、得体の知れない近寄りたくない人だと思われなくなることがポイント雑談して笑ってもらえるようになったら成功。

次にちょっとずつ、プライベートでも仲良くなるでしょ。

3.「お茶を飲みに行ってもいい」関係をつくる。

4.「連絡先を交換し合ってもいい」関係をつくる。

5.「(自分が先導して)複数人で飯を食べに行ってもいい」関係をつくる。

5´.「複数人で遊びに行ってもいい」関係をつくる。

6.「二人で昼飯を食べてもいい」関係をつくる。

7.「日々のどうでもいいことをメールしあってもいい」関係をつくる。

ここは、一緒にいると楽しいとか落ち着くとか思ってもらえる友達になるのがポイント。5??7あたりは順不同ね。とっつきやすいところからやると良いよ。

最後は、段々と、たんなる友達以上の関係に発展させるでしょ。

8.「二人で夜飯を食べてもいい」関係をつくる。

8´.「自分が抱えてる大事な問題について相談しあってもいい」関係をつくる。

9.「二人で買い物をしたり、どこかに遊びに行ってもいい」関係をつくる。

10.「どちらかの家に遊びに行くか、夜二人っきりで飲みにでかけてもいい」関係をつくる。

11.「告白してもむげにされないだろう」関係をつくって、告白する。

12.「雰囲気のいいデートを重ねて、ある日のデートでお互いに気分を盛り上げて、夜セックスする」関係になる。

ここは、たんなる友達じゃなくて、女の子にとって唯一の人になるのがポイント。あなただけが好きだというのを分かってもらえるように、プライベートなことをたくさん話したり、二人だけで居られる場所では、思う存分特別な扱いをしてあげられるといい。

こうやって見ていくと、(セックス恋愛の終点ではないけれど、)ひとまずセックスに行き着くまでにしても、やっぱり、「現状を理解して、明確な目的を設定して、目的と現状のギャップを埋める方法を考えて、実行して、うまくいかなければ、目的か方法を変えていく」ってのは変わらないでしょ?

今説明したステップを踏んでいくコツは、

互酬性(こっちがなにかをしてあげると、相手もこちらになにかお返しがしたくなる)を使う。

自己開示(自分の良い面や悩みごとを隠さず見せる)で親近感を増やしていく。

この2つを小さいことから大きいことへ徐々にレベルアップしながら、繰り返し繰り返し使っていくこと。嫌がられない限り、回数は多いほどいいよ。あとは万事気楽に、男友達と話すノリでやるといいかな。

互酬性を使うにあたっては、相手の気持ち(欲求)を汲むことが大事で、飽くまで相手の行動、言動をよく観察して、相手が好きなことや、相手がしたいと思っていること、してほしそうなことを日ごろから理解しておいて、それを提供してあげることがポイントになってくるよ。

たとえば、初対面なら気まずくならないようにこっちから挨拶をしてあげる。気分転換お茶を買ってきてあげる。昼飯に誘ってみる。段々レベルアップしながら、考え付く限りのこういうことは何度もやる。こっちが挨拶すれば、相手も挨拶してくれるようになるし、お茶差し入れたら、そのうち相手もお茶お菓子差し入れてくれるようになるかもしれない。昼飯のお誘いにのってくれることが良くあるなら、相手からも昼飯を誘ってくれるようになる。

自己開示についても、徐々に開示するのが基本。でもたとえば自分は歌が上手いとか、見せ場があるなら、そこでは、てらいなく、思い切って見せていくのがコツ。逆に、自分の悩みや悪い面は、ある程度仲が良くなってから見せたほうが無難。でも、付き合うまでにはあらかた見せきっておいたほうがいい。そうすれば、付き合ってから面倒がおきないからね。

例を挙げると、最初は、ネコ飼ってるとか、野球が好きだとか、この間こんなことがあってさとか、はてなハイクのノリで、自分と相手の共通の興味で盛り上がれたらいい。(というか、はてなハイクで☆をもらえる発言ができるようにトレーニングするのは、女の子キモがられずに笑ってもらういい訓練になるとおもう)。で、お互いに野球が好きなことが分かったら、そのうち、友達を誘って野球観戦もいいかもしれない。そうやって、自己開示もお互いに深めてく。

良くない面(だと自分が思ってること)についての自己開示もしたほうがいい。もしも、だけど、元増田さんが童貞だとして、それにコンプレックスがあるとしたら、ステップ5??7あたりで、折にふれて、明るくあっけらかんとカミングアウトするのがいいと思う。たとえば、相手から「○○って、今までどんな人と付き合ってきたの?」とかさりげなく聞かれたとする。そしたら「いや??、おれなんかもてないからさあ、実はチェリー君なんだよね」ってあっけらかんと言っちゃって問題ない。相手が童貞お断りの度量の狭い子ならそこでジエンドなわけだけど、そんな子とは付き合いたくないっしょ?少なくとも相手は好意があるから、相手のことをもっと知りたいと思ってこういう質問をするわけで、普通に答えたら大丈夫。それに、ここで答えておけば、後々相手との初セックスでお互いに気まずくならなくて済む。初セックスで初カミングアウトだったら、相手もフォローするのが大変だろうからね。これは童貞か否かに限った話じゃなくて、自分の悪い癖とかにも言えるよ。後々見つかることの方が、お互いダメージがでかいんだ。

ステップについては以上。これはごく普通ステップだと思うんで、人により、場合により、これの変形、短縮版、その他いろいろやり方はあるけど、それは自分で探してもらえたらと思うよ。それから、各ステップ内でのやり方とかに言及しはじめると、一冊本が書けてしまいそうだからカンベンしてほしい。清潔な服装を心がけることとか、女の子は笑わせたほうが良いとか、話を否定や解決策の提示無しで、ただたくさん聴いて理解してあげるのが良いとか、そういうTips集は、ちまたにあふれかえっているからね。それを参考にすると良いと思う。でも、読んだらいいと思う本と、ちょっとしたTipsは下に書いておいたよ。あとは、実戦あるのみ。具体的な問題が起きたら友人に相談しても良いだろうし、増田も応えてくれるかもしれない。グッドラックを祈るよ。

つ【餞別の参考図書集】

話を聞かない男、地図の読めない女:

科学的に厳密じゃないとかいう批判もあるけど、読むと、男と女がいかに違う生き物なのか、好き悪いのツボや、思考スタイルがどれだけ異なってるのかが分かると思う。女の人の気持ち、してほしいことを知るのに便利な一冊。

影響力の武器

有名すぎる対人心理の本。フットインザドアとか、ドアインフェイスとか、悪いことに使わなければ、女の子との関係をよろしくやるのに使える方法がたくさん載ってるよ。

七つの習慣:

ビジネス書籍の自己啓発とかリーダーシップとかの棚に山に平積みされてるアレです。もしかしたら読んだことがあるかもしれないけれど、よく生きるには、小手先のテクニック(影響力の武器にのってるようなやり方)だけじゃなくて、人格(あなた流の言葉で言うなら『内面』なのかな)が大事だってことが、よく生きる具体的な方法とともに、これでもかって書いてある。ここに挙げた本のうち、一冊にしか目を通さないとしたら、これをおすすめするよ。

カーマスートラ

これは話半分冗談半分で読んでみるといいよ。役にも立つけど、象女とか、マンゴー吸いとか、耳慣れない妖しい言葉に満ちていて、それだけでも面白いと思う。

つ【服選び】

これは余計なお世話なんだけど、服については、男性ファッション紙を何冊か見て、服装がかっこいいと思うモデルさんにマルをつけていくと、自分の服の好みがだんだん分かるようになるし、自分のなかに良い服の基準になるストックが増えて、目が肥えてくるよ。

服に興味が湧かない場合には、とにかく清潔を心がけることと、秋葉原リュックを背負って闊歩してる人&ゲーセンに入り浸っている人のファッションを真似しないことだけは守る。その上で、服を買うときは、マルイか、ユナイテッドアローズビームスシップス、その他のセレクトショップで、店員さんに見つくろってもらう。

支出を気にしているようだけれど、たとえば一万五千円以下でかっこいい冬のコートを探すのは無理だと思う。支出を気にするなら、マルイがいい。マルイに入ってる安めのお店(コムサタケオキクチがいいかも)なら、冬物のコートは1万五千円くらい出すと買えるから。夏ならもっと安い支出で済む。で、服を買う際には、最初は自分の良さそうだと思う服を適当に一着選んで、試着させてもらいながら、『これに似てるのありませんか?』とか、『これに合う服ってないですかね?』とか『店員さんのおすすめってありますか?』とか言ってみる。持ってきてくれたものをまた試着して、自分の懐具合、気に入ったかどうか、店員さんの反応、汚れが気になるなら汚れが目立たないかどうか、なんかを基準に購入するものを決める。

つ【出会いの機会】

・友達に合コンをセッティングしてもらう。

・男女比半々くらい、それでいて妙齢の女性が多い稽古事を始めてみる。

飲み会でもなんでもいいので、幹事を引き受ける(すると女性と話す口実ができる)。

・なにかの集まりに顔を出してみる。etc

個人的には、なにか新しい場所で新しいことにチャレンジすると、新鮮な気分で出来事に向き合えるし、人間関係も一からつくれるから、そういう機会をとらえるといいんじゃないかと思う。とくにみんなが期間限定で参加する習い事の類は、全員が新しいチャレンジをするわけで、教えあったり、協力し合ったり、コミュニケーションを取り合う機会が増えるから出会いの場としても良いんじゃないかな。

つ【ある集団内で恋愛するには】

今いる職場でも、習い事とかで新天地にいく場合でも、まず男友達を増やして絆を深めるのが先決だよ。その後、女の友達を増やすと同時に女の友達の中から彼女を作る。強烈な魅力がないと(たとえば、よっぽど顔が良いとか、仕事ができるとか)、集団内でいきなり彼女をつくることはできないから。まず男友達とよろしくやらないと、いざというとき同性の協力も得られないし、女子内での自分の評判も上向かないから、きびしい。まず足元から固めること。

2007-11-07

SIer現実

 最近SIerオワタ論が各地で叫ばれている。

 僕は鼻で笑っていた。

 僕が就職した先は大手SIer従業員数も多く、新聞に載らない日はないほどの有名企業だ。

 僕はこの間ようやく後輩に仕事の指導をした程度のぺーぺーSEだ。だけど、自分の会社技術レベル

高いと信じてたし、事実自分の周りの先輩にはギークと呼ばれてもおかしくない、その道の

スペシャリストが何人もいた。僕と3,4つしか変わらない人が、Googleで名前を検索すると山ほど

引っかかるなんてのもあった。

 僕は、彼らの後を追っかけて必死で勉強していた。いや、彼らだけじゃない。僕の短い会社生活

だけでこれだけの人に出会えたのだから、この大きな会社の中にはもっとたくさん、もっとすごい

人がいるのだろう。まだ出会っていないそういう人達に追いつきたい。追い越したい。そしてきっと、

他の人たちもそうやって研鑽を積んでいるのだろう。そういう会社なのだ。

 僕の会社は違う。

 そう信じていた。

今日までは。

 僕は今日会社の中での最大の開発拠点を訪れた。そこではソフトウェアからハードウェアまでの

開発を一手に引き受ける、社内でも重要な拠点だ。当然、技術者レベルも高いに違いない。

…まあ残念ながら僕の仕事上司と一緒に開発部門の一部長(これがまた冴えないおっさんだった)と

打ち合わせをするだけのつまらない仕事だったので、そういう技術者と接触する機会はなかったけど。

 昼食を済ませ、次の打ち合わせまでまだ時間があったので、拠点内の社員向けショップを訪れた。

 そこは僕の職場のような、雑居ビルにおまけのようについているキオスクのようなショップとは違い、

まるで総合大学生協のような大きな店だった。食料品はもちろんのこと、CD、服、本なども十分な量を

とりそろえていた。

 僕の向かう先はもちろん書籍のコーナーだ。何せ社内最大の開発拠点の書籍コーナー、量質ともに十分な

技術書が取り揃えてあるに違いない。僕は期待に胸を膨らましながら本の並ぶ一角に向かった。

 衝撃だった。

 ないのだ。

 技術書が。

 全く、ないのだ。

 一瞬、僕は自分の目と頭を疑った。

 そんなわけない。

 だって、技術で食ってるってあれだけ豪語している会社が、技術書書店に置いてないはずないじゃないか。

 何度も本のタイトルに対してシーケンシャルサーチをかけた。

 しかし結果は同じだった。

 

 あるのは、ビジネス関連の書籍文庫本TOEICの本、それに旅行の本ばかりだった。

 

 なんでだよ?

 

 僕は思った。

 

 なんでPHPの本じゃなくてPHP文庫の本ばかり並べてあるんだよ?

 

 雑誌はまだマシだった。いわゆるIT関連の雑誌がいくつも並んでいた。

 それでも平積みされているのは漫画雑誌女性誌と週間アスキーだった。

 

 何か、おぞましい虫のようなものが無数に全身をはいあがってくるのを感じた。

 

 確かに、置いてない理由ならいくらでも推測することができる。

 

 専門書は部門で購入してるから、とか、ソフトウェア部門だけじゃなくてハード部門もあるじゃない、とか。

 

 でも、でも。

 

 多分真実はそんな幻想の中にはなくて……。

 

 技術書を置かないのは会社のせいじゃない。だって、会社だって売れる本は置くはずだ。

 置かないということは、売れない、需要がないということ。

 技術書の需要がない開発拠点、そこに支えられる大会社……。

 

 何かが、頭の中でうわんうわんと鳴っているような気がした。

 

 真実はどこにあるかはわからない。

 

 ただ、目の前に詰まれた漫画雑誌女性誌と週間アスキーだけが僕の現実だった。

※この話はフィクションです。実在の人物・組織・場所とは一切関係がありません。

2007-10-25

いつまでもデブと思うなよ』、おかげさまで絶好調です。

 正直、「売れるに違いない」とは思っていました。

 というのも、本を発売する前にこのブログプレビューしている段階から、既に「痩せた!」「すごい!」という人、続出だったからです。

 でも、まさかこんなにすごいスピードで売れるとは思いませんでした。じわじわとネットで評判が広がり、口コミも手伝って、細々とだけどず~っと売れていくんじゃないかと思っていたのです。

 何しろ、テーマダイエットです。しかも正攻法

 ○○ばっかり食べろ式ダイエットや、毎日の根性を要求されるブートキャンプ系などと違い、「1ヶ月で10キロ痩せた!」みたいな極端なデータも出せません。

 地味で正攻法ダイエット本などブームになるわけはない、と思っていたというのが正直なところです。

 若い頃は痩せていた人だって、中年になれば太り始めます。これからも、新規のご贔屓さんが途切れることなく生まれてくるわけです。

 『いつまでもデブと思うなよ』は5年、10年の歳月をかけて売れ続け、やがてはダイエットバイブルとなる。その頃には、日本中のデブが半減しているのではないだろうか!

 笑われるかもしれませんが、僕は本気で夢見ています。

 だって考えてみてください。こんな作家冥利に尽きることはありません。

 もちろん、何百万人の人々に感動を与えることも、作家としてすばらしいことです。

 でも、その感動は読み終わった瞬間から薄れていきます。「人生を変える一冊」なんて、そうそう存在しません。

 それに比べて、『いつまでもデブと思うなよ』は読み終わった翌日から痩せ始めることも可能です。実用書が持ってる強み、「人の役に立つことによって、その人の人生を変えられる」という作用です。

 僕の書いた本で、やがては何百万人もの人間人生が変わるかもしれない。

 これって、考えただけでクラクラするほどすごいことですよね。

 しかし、予想外に『いつまでもデブと思うなよ』は売れてしまいました。

 今やテレビ雑誌で「あのベストセラーの」という言葉とともに紹介されるようになりました。他のダイエット本のキャッチコピーが「いつデブ大ブームの裏で、評判になっている新たなダイエット法」と書かれるほどになっています。

 ご存知の方も多いと思いますが、『いつまでもデブと思うなよ』発売から二ヶ月、僕のTV出演は加速度的にふえています。ラジオ出演も雑誌の取材も、とどまるところを知りません。

 ありがたいことです。

 頂いたオファーは可能な限りお断りせず、ひたすらお受けし、こなしています。

 「長い人生の中で、こんなに忙しかったのは始めて」というほどの過密スケジュールをこなしています。

 その甲斐あってか、『いつまでもデブと思うなよ』『レコーディング・ダイエット』という言葉は、誰もが一度はきいたことがある「流行語」になってきています。

 その結果が、このすごい売れ行きに結びついているわけです。

 本当にありがたいことなのですが、良いことばかりではないようです。

 本を買って、ちゃんと読んでくれる人の何十倍もの人が、TVでちょっと見ただけで、あるいは噂できいただけで、ダイエットを開始してしまうのです。

 当然、レコーディング・ダイエットの骨子を理解しないまま、もっとひどい場合は誤解したままチャレンジし、挫折してしまっています。

 ネットを少し検索しただけでもわかります。

・一日1500kcalにすればよい、と考えて、最初からカロリー制限を始めてしまう。

・食べたものを書くだけでよいと思い込み、2??3日分まとめて書く。

・食べたものは書いているけど、体重を毎日、量っていない。

・運動もした方が良いと考えて、運動に力を入れている。

・とにかくカロリーの高いものは食べられないと、好きなものをガマンする。

 などなど。

 こんな例が、何百も出てきます。

 「これでは絶対に挫折するよ」と、こちらがハラハラするダイエッター目白押しなのです。

 そして、実際に挫折して、それきり「レコーディング・ダイエットもやっぱりダメだったよ」と考える人も出始めています。

 このブログで書いていた頃は、人数も少なく、間違った方法でダイエットしている人には個別に「違うよ」と直接、教えてあげることも可能でした。

 しかしマスメディアに登場してしまうと、そういうきめ細かいフォローができなくなってしまいました。

 TVや雑誌が悪いというつもりはありません。

 TVや雑誌というメディアは、正確に、役立つようにという部分よりも、興味深く、インパクトのある面のみをデフォルメして伝えるという形にならざるをえません。そういう宿命にあることで、面白さを保っているとも言えます。

 実際に『いつまでもデブと思うなよ』を読んでくださった方なら分かって頂けると思いますが、TVや雑誌を見ただけで始めれば、間違うのは当たり前です。

 実はあの本には、「ダイエットを続けるためのモチベーションUPのための仕掛け」とか「はじめるキッカケになる考え方」「途中で止めない仕掛け」とかいろいろ入っています。それを知らないまま始めても、続けるのが辛くなって当たり前なのです。

 本を「買ってほしい」から言っているわけではありません。

 本を「読んでほしい」から言っているのです。

 友達から借りるのでかまいません。立ち読みでもかまいません。図書館でもかまいません。

 幸い、大ブームになったおかげで、どこの本屋さんでも目立つ場所に平積みされています。普段から活字に親しんでない人でも通読できるように、「読みやすさ」に関しては最高の技術を注ぎ込みました。なので、「読みやすい」「すぐ読める」という評判もいただきました。1時間で立ち読みしてしまった、というツワモノもいるようです。

 ぜひ、実際に本を手にとって読んでください。そうすれば、きっと、『いつまでもデブと思うなよ』の考え方の基本姿勢を理解して頂けると思います。

 『いつまでもデブと思うなよ』は、心→体→心→体というキャッチボールで、ダイエットを進めていく方法です。

<心>現状認識をして「痩せたほうが得」「痩せよう」と心で決心する。

 ↓

<体>食事メモ体重記録をつける。

 ↓

<心>食事メモから、そんなに食べたくないのに食べていたものを知る。

 ↓

<体>食べるものをメモしただけで、体重が減りはじめる。

 ↓

<心>体重が減った喜びを感じ、もっとやせようと決心し、カロリー制限を始める。

 ↓

<体>順調に痩せ続ける。

 ↓

<心>痩せた喜び=ダイエットへのモチベーションに繋がり・・・

 ↓

・・・・・・

 という感じで、このあとも、好きなものを食べられなくて<心>が辛くなれば、好きなものを食べながらいかに目標カロリーに近づけるか工夫したり、体重が減るのが当たり前になり痩せる喜びが減ってきたら、痩せる喜びを思い出す方法を編み出したりします。

 やがては、満腹感や空腹感という感覚を研ぎ澄まして、自分の体が要求する分量を食べられよう訓練します。

 そういう工夫や具体例が、ぎっちり詰まっている本でもあるのです。

 ぎっちり詰まっている分、短い要約ですべてを伝えるのは、大変難しいとも言えます。

 たとえば、今回皆様をお騒がせした『いいめもダイエット』というサイトも同じ間違いを犯しています。

 『いいめもダイエット』の問題点は、「いま評判になっている『レコーディング・ダイエット』というのは、カロリー制限することだ、と誤解させる構造になっていたこと」です。

 TVを見た人が、『岡田斗司夫』や『レコーディング・ダイエット』『いつまでもデブと思うなよ』で検索して、『いいめもダイエット』のページにいくと、ほとんどの人が「これがあの噂のダイエットだな」と思うに違いありません。

 僕の名前が出ているんですから、お墨付きだと思われても、早とちりと非難できません。

 でも、単なるカロリー制限法のダイエットを開始しても、続くはずがありません。

 まずいことに、最初の数週間なら、カロリー制限だけで痩せる人も案外多いのです。みなさん、僕よりよほど根性があるんですね。けれど、どんなに根性のある人も、途中で行き詰まり、結局ダイエットを放棄してしまうのは目に見えています。

 その結果、「レコーディング・ダイエットダメだった」と、誤った認識を持ってしまいます。

 もし、ちゃんと本を読んで正しい順番ですすめていれば痩せられた人が、永遠にその機会を失ってしまう。

 たとえレコーディング・ダイエットに成功した人から薦められても、「あぁ、あれやってみたけど、オレにはダメだったよ」ということになってしまうのです。

 その人が痩せるチャンスは、永遠に奪われてしまいます。

 『いいメモダイエット』のサイトを作った方が、わざと間違えたとは思いません。

 僕の本を読んで、実際にダイエットしてくれたのだろうと思います。そして、他の人にも、このダイエット法を伝えようとしてくれたのでしょう。

 実際、『離陸』段階に入れば、こういう機能を持つサイトは役に立つと僕も思います。

 けれども、僕なら「助走用」「離陸用」「巡航用」「最加速用」・・・とフェーズごとに記録用ページをデザインしたいと思います。

 各フェーズによって、記録するべきことが違うからです。

 でも『いいメモダイエット』は、もともとあった「いいメモ」の機能の上に、カロリー計算を乗っけただけなので、そうはできなかったようです。あるいは、フェーズがあることはわかっていても、段階を踏む大切さの認識が甘かったのかもしれません。

 もし今の僕に時間があれば、『いいメモダイエット』のサイトを共同開発しても楽しかっただろうな、と思います。凝り性なので、相当こだわった良いサイトができそうな気がします。

 が、残念ながら、現在僕は、さっきも説明したように多忙を極めています。

 どれくらい多忙かというと、過労で倒れたらどうしよう、というのが、今の僕の一番の不安というほどです。たとえ過労で倒れても「岡田斗司夫、無理なダイエットでダウン!?」などと言われかねませんし。

 でも、ダイエットしたおかげか、体調はすこぶるいいです。ひたすら、TVや雑誌の取材に答えています。

 たとえ不十分でも、僕が僕の言葉で説明することで、「レコーディング・ダイエット」を少しでも多くの人に知ってもらいたい、と考えているからでもあります。だから今のところ、この忙しい状況から逃れられないとあきらめています。

 そんなわけで、残念ながら「いいメモダイエット」のサイトには、『岡田斗司夫』『レコーディング・ダイエット』『いつまでもデブと思うなよ』といった言葉を使われると誤解されるし、お墨付きという誤ったイメージもつきかねないから、と強く抗議したわけです。

 と、事実経緯をここまで説明した上で、皆さんにお願いがあります。

 僕がどんなにテレビ雑誌取材で言葉をつくしても、『いつまでもデブと思うなよ』を読んでくれない人はたくさんいます。

 活字だらけの本なんか読みたくない。読むのは雑誌くらい、という人が大勢いるのから、仕方がないことです。

 そんな人たちが大勢いるからこそ、このブログをいつも見守ってくれている賢明な皆さんに、是非、お手伝い頂きたいのです。

 本を買わない人も、ネットはします。

 みなさん自身のブログを覗きに来る人も多いでしょう。

 そういう人たちのために是非、「TVで見ただけ、雑誌で読んだだけで、始めちゃうとうまくいかないよ」と教えてあげてください。

 「立ち読みでもいいから、読んでみて」と言って頂ければと思います。

 全部読むのは大変なら、ぜめて「助走」「離陸」だけでも読んでから始めるように、教えてあげて欲しいのです。

 ありがちな間違いのパターンを紹介して頂くのも効果的かもしれません。

 現代社会では、ネットテレビなどのマスコミで流れた情報を確認し、さらに深める役割を担っているように思います。「続きはネットで」という考え方も定着しているようです。

 おそらく、テレビ雑誌報道されたレコーディング・ダイエットに関して、ものすごく多数の人がネットで追加情報を検索していると思います。

 みなさんのブログに行ったときに、そういう追加情報を読みやすい形で教えて頂ければ、と切に思います。

 もし、他の人のブログで、「レコーディング・ダイエット」を誤解した表現が見つかったら、やさしく教えてあげてください。「間違ってるよ。ここを見て!」と、僕のページや、もっとちゃんと説明してるサイトリンクをはって頂くだけでもかまいません。

 「なんで、そんなことをオレが?!」と思われるかもしれません。

 でも、ネット社会においては「書き手」はすでに「表現者」であり、時には「指導者」の役割すら負わされます。

 望む・望まざるにかかわらず、みなさんには「ある種の社会的責任」が発生していると思うのです。正直なところ。

 どうか僕と一緒に、一人でも多くのダイエットの成功を手伝ってください。

 一人でも多くの人生を変えてみせようじゃありませんか。

 ただし、痩せた人はあんがい、僕たちに感謝してくれません。

 なにしろ、痩せた人たちにしてみれば、痩せたのは本を読んだためではありません。みなさんの説明によってでもありません。レコーディング・ダイエットを自分で実行したから、痩せたわけですからね。

 痩せた人は、それぞれが自分自身の努力と成果を誇らしく思うだけでしょう。

 それでいいのです。

 感謝されるわけでなく、覚えてくれるわけでなく。心ひそかに「日本肥満人口を半分にした」という自負ぐらいしか得るものはないかもしれません。

 でも、「死ぬほど辛い」と言われる治療法を受けなくてはいけなくなる糖尿病予備軍から、一人でも多くの人を救えるかもしれません。心臓病や突然死で一家の働き手を失い、絶望へ追い込まれる家族を救えるかもしれないのです。

 ネット市民であるみなさんにとって、「積極的なネット社会参加者でない人たちのために何かする」というのは、気が進まないかもしれませんね。

 まぁ、そこはそこ。

 大きな心で「自分とは無関係の大勢の人たち」の幸せのために、ちょっとだけがんばりませんか?

 巨大ロボットを操縦するヒーローにはなれなかったけど、こういう「誰も知らないヒーロー」を目指すのも、アリだと思いませんか?

 長い文章を最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。

2007年10月25日 岡田斗司夫

2007-09-12

http://anond.hatelabo.jp/20070912005200

こないだジュンク堂にいったらエスカレーターを上がって一番目立つところに

セカンドライフの関連本が平積みされててわらた。

セカンドライフってスクリプトとか組めるのな。

・・・。あの本誰がかうんだろう??

2007-07-23

立ち読みの掟

平積みジャンプを台にして読んでんじゃねぇよ、小学生ゆとり世代)!

あと、立って読むから立ち読みってんだ!床に座ってんじゃねぇ!邪魔だ!

2007-07-20

忘れていたわけでは無いけれど、思い出した。

小さい頃から本を読むのが好きだった。いや、文字を読むのが好きだった。

文字があれば本に限らず何でも読んだ。保育園幼稚園にある本は全て読んだ。先生にもう本は無いの?と何度も尋ねた。

活字を追うという行為だけで純粋に楽しめた。

小学校あたりから読書の量が少しずつ減った。テレビゲームを知ったからだ。

相変わらず本は好きだったが、段々とそれはマンガと入れ替わっていった。

中学高校と進むにつれてさらに読書の量は減った。

大学に入ってからも相変わらずほとんど読書をしなかった。

それでも文字を読むという行為は好きだった。

読書をしない分、今度はネット素人が書いた文章を大量に読むようになっていた。

集英社のナツイチというキャンペーン蒼井優が出演していた。

なんとなく引っかかってTSUTAYAに行った。たくさんの本が平積みされていた。すこし驚いた。

これまでも毎年この時期になると、こんな風にたくさんの本が積まれていたはずなのに。

蒼井優カバーになっていた銀河鉄道の夜を買った。

読んだことのある物語。だけど宮沢賢治の文章は美しかった。

とてもきらびやかで、滑らかで、暗くて、やさしかった。

ていうかヤバいよ!このままじゃ読書ブームの大津波が来てしまうよ!!

もう1週間で11冊読んじゃったよ!ヤバい!

ヤバいヤバい!蒼井優超可愛い!!

オレも雨の日の午後にオレの部屋で、黙って別々の本を読んでくれるような蒼井優似の彼女が欲しい!!

よし!話がずれた!!終わり!!

2007-02-11

昔と違って秋葉原女性が歩くようになった理由

http://anond.hatelabo.jp/20070211150345

私は、秋葉原をうろつく人たちとだいたい同年齢くらいであろう男なのだが、あのエントリーで言いたかったのは、単純に男としてあの街をうろつくのって恥ずかしくない?照れない?というようなことだったのだ。

今では秋葉原の街でも女性が割と歩いてたりする。そうすると、私みたいな男はその女性たちの目が気になったりするのである。「

秋葉原メイドエロ同人の街になったから、

女性が来るようになったんだろう。

もちろん男は歩きにくくなるかもしれないが別にそれが新しい今の秋葉の姿であり昔の秋葉と違うとか言って文句つけてもそんなこと知ったこっちゃないというのがオタたちの思うところなんじゃないかという気がする。

かといって私も健全な男子としてツタヤAVも借りる。

AVなんて借りたことねーよ。そんなの健全じゃないよ。おかしいよ。ツタヤAVコーナーはキモいから即刻やめるべきだ。

もちろんアキバ店頭キモいからやめるべきだしコンビニ書店平積みになってるエロ少女マンガもなんとかしろ。

2006-12-09

みわ

近所の大型ショッピングセンターに入ってるHMVに行ってperfumeの新しいアルバムを買おうとしたが売ってなかった。

仕方ないのでamazonで注文しようかと思いつつ、帰りがけに何気なく別の階にあるヴィレッジバンガードに行ったら平積みで売っていた。しかも「DVDつきはこの初回限定版だけ!」と手書きpop付きで。こうやって類似カテゴリテナント同士が共存しているのか、と思った。

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