「大和郡山お城まつり」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 大和郡山お城まつりとは

2018-03-31

あの金魚電話ボックス撤去

金魚で有名な奈良県大和郡山市の「金魚電話ボックス」について、大和郡山お城まつり終了後の4月9日以降に撤去されることがわかった。

福島県在住の現代美術作家山本伸樹氏の作品そっくりであると各方面から指摘されていた大和郡山金魚電話ボックス4月9日撤去されることになったそうです。設置場所の K COFFEEの森和也さんに確認しました。

https://www.facebook.com/ryomichico/posts/1657682120980786

大和郡山のお城祭り4月8日まで開催されます。それが終了してからとの配慮で、4月9日撤去となる模様です。みなさま、お城祭りに行かれたら、最期にぜひひと目、見てください!

https://www.facebook.com/ryomichico/posts/1657682120980786

撤去されるのは、京都造形芸術大学の銅金裕司教授と1回生6名からなる金魚部が水都大阪フェス2011で「テレ金」として発表したもので、イオンモール大和郡山、第52回大和郡山お城まつりでも展示された後、部材を譲り受けた街おこし団体のK-Pool Projectが第53回大和郡山お城まつりで「テレ金2013」として再度展示。さらに、金魚の会がアートイベントHANARART 2013」で柳町商店街出展したこときっかけに、現在は同商店街カフェ「K COFFEE」が管理している。

いまでは観光名所となっているこの金魚電話ボックスだが、現代美術作家山本伸樹さんが1998年に発表した「メッセージ」に酷似しており、これまで山本さんが抗議し続けていた。

1、京都造形芸術大の「金魚部」が2011年に私の作品と同じものを作り、大阪キャンバスに入選して、出品し、2012年には私の指摘で、それを認め、出品を辞退し、活動を休止した。

2、それによって放置されていた、作品部品を譲り受けた、「金魚会」という別なグループが、私の作品を知りながら、それを使って新たに私の作品と同じもの制作し、2013年に奈良町家HANARART2013に出品した。

3、私の指摘にも関わらず、その後2014年まで常設として設置し続けた。

https://www.facebook.com/nobuki.yamamoto.5/posts/602183623243317

https://www.facebook.com/nobuki.yamamoto.5/posts/603658743095805

https://www.facebook.com/nobuki.yamamoto.5/posts/604104109717935

2017年2月以降ようやく話し合いの場が設けられ、山本さん、K-Pool 、K COFFEE、郡山柳町商店街協同組合理事長の間で「金魚電話ボックスが、山本伸樹の著作物であると認めること」「オリジナル作品である緑の電話機への付け替えを認めること」「山本伸樹は著作権使用料慰謝料、付け替え費用請求しないこと」で一度は合意しかけ、2017年8月21日には「柳町商店街協同組合山本伸樹のコラボレーション作品」と明示されるようになったが、郡山柳町商店街協同組合理事会では一転合意しないことが決定。結局撤去という形で幕引きを図ることとなった。

山本氏は「いままでもこれからも、著作物使用料は一切もらわないから、せめて著作権を認めてほしい。オリジナルの緑の電話に付け替えさせてほしい」とほぼ1年前から商店街に申し出ていました。緑の電話への付け替えも自腹とのことでしたが、地元商店街結論は「撤去」でした。大変残念なことです。

https://www.facebook.com/ryomichico/posts/1657682120980786

回 答 書

                     

 前略、当方は、通知人郡山柳町商店街協同組合代理人として、貴殿平成29年12月28日付発送の内容証明郵便に対し,以下のとおり回答します。         

 通知人は、本件「金魚電話ボックス」が貴殿著作権侵害しているとは認識しておりませんが、紛争発生の経緯および現状に鑑み、当該「金魚電話ボックス」を撤去する旨を今般決定しましたので、その旨ご連絡します。


平成30年3月28日

https://www.facebook.com/ryomichico/posts/1660681930680805

 
ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん