2009-10-12

銀行の機能は金を預かるだけではない

http://anond.hatelabo.jp/20091012094312

預金者にとってもたんす預金でそのまま目減りするよりは銀行に預けてちょっとでも利子もらえるほうがましということになるので預けなくなるってことはない。日本人外貨に換えまくるとしてもその取引が成り立つには同額の外貨を売って円を買った人が存在するわけだからその円を買った人が新たに預金することになる。

もう一つ、銀行の機能は金を預かって利子をつけるだけではない。

タンス預金では盗難災害で失ってしまう可能性があるのに対し、銀行に預けておけば基本的には保護されるし、大口の取引においても口座間のやりとりだけで片をつけることができる。

元々信用取引ってのは大口の取引の際に大量の金を持ち歩く不便さをいかに解決するかという視点で発明された。

それに、平成バブル崩壊以降のデフレ経済が恒常化しているから、インフレ預金が目減りするなんて、なんて思ってしまうのであって、それ以前はインフレ預金が目減りすることは当たり前のことだった。

それでも誰も預金しなかったかと言えばそんなことは無いわけだ。

記事への反応 -
  • 一応国内の交換につかってるわけだから0になると困るが、価値の尺度として使えるように少しは価値はあったほうがいい。 企業に関しては中小企業のように借金の多いところは実質負担...

    • 横です。 ハイパーインフレになると借金持ちは楽になるそうですが、 貸す側から見ると、貸したお金がすぐ無価値になってしまうんじゃ貸したくなくなるのでは?  と、という事は借金...

      • 土地とかの担保の価値はハイパーだし売り上げの伸び方もハイパーになるので貸し倒れはおきにくくなる。現金のまま持っていても価値がどんどん減るが貸しておけば楽に利息は取れて...

        • 横です。 失礼。問題の立て方を間違えていた。貸出金利をインフレ率と連動させればいいんだから貸しにくくなる事はないのか。 逆に、円を持ちつづけてる方が損なのだから銀行は貸出...

          • 預金者にとってもたんす預金でそのまま目減りするよりは銀行に預けてちょっとでも利子もらえるほうがましということになるので預けなくなるってことはない。日本人が外貨に換えま...

            • http://anond.hatelabo.jp/20091012094312 預金者にとってもたんす預金でそのまま目減りするよりは銀行に預けてちょっとでも利子もらえるほうがましということになるので預けなくなるってこと...

          • いや、おそらく、多くの人が、預金をドルかユーロで、しかも、換金を急ぐだろうと。それで、さらに円安が進むわけだけど いずれにしろ手数料でウマーな人たちがいると思うよという...

            • そこまでドル経済が進むと、円で予算作成している日本政府の国債は誰も買ってくれず、日本倒産なんじゃないでしょうか。

              • 円をドルに変える人が増えても売買である以上その逆をやった人も当然同じだけいるはずなのでその人たちの円が銀行に預けられその銀行の円が日本国債という形で貸し出されるという...

      • かと言って、貸し渋っている間にも金庫の金は価値を下げ続けるので やっぱり仕事はしなくちゃいけないんじゃないですかね。 アホみたいに高い金利を付けて。

      • 横です。 失礼。問題の立て方を間違えていた。金利をインフレ率と連動させればいいんだから貸しにくくなる事はないのか。 逆に、円を持ちつづけてる方が損なのだから銀行は貸出率を...

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