2024-07-28

トランス批判全然右派関係なかった件

今やトンデモトランスアライとして著名な三名によるこの記事、今読むと興味深い。

 

高井ゆと里×能川元一×堀あきこ×松岡宗嗣「トランスヘイト言説を振り返る」

https://web.archive.org/web/20240329005755/https://wezz-y.com/archives/95807u

彼らは右派トランス差別の主な主張として以下の三点を挙げている。

1つ目に、素朴な生物学主義を盾にとって、「生まれながらの性別絶対である」と主張し、トランスジェンダーの実在性そのもの否認すること。

2つ目に、「子ども利益」を口実として、トランス医療性教育への攻撃をしていること。

3つ目に、性同一性障害特例法の「不妊要件

しか現在の冷静な視点で見れば、どれも右派と何の関係もないし、むしろ科学的に妥当批判しかないことが分かる。

 

1.人間生物学性別が変更できないのは「素朴な生物学主義」ではなく、正当で妥当科学医学知識である性分化疾患存在するが、トランスジェンダーや性同一性障害とは全く異なる身体的な診断基準があり、これらを混同するレトリックトンデモ疑似科学しかない。

2.トランス医療医学的根拠が不足しており、子ども危険さらしていることは、トランス先進国イギリスで明らかになり、トランス医療施設は閉鎖されることになった。また、上記のように医学的にトンデモ情報子供に伝える教育は論外であろう。

3.人間生物学的な性別は変更できない。しかし、性同一性障害では耐えがたい「身体的違和」の苦痛存在すると考えられるため、やむを得ず性器を切除するなどの処置正当化される。つまり去勢治療として必要から認める、というのがもともとの趣旨だ。身体的違和がないトランスの性転換に利用すること自体問題なのだ

 

単にトランス界隈がトンデモだったか批判されただけで、右派関係ないだろこれ。

その後に右派左派叩きに利用した部分はあるかもしれないが、もともとの失点はトランス自身にあり、右派のせいではない。

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん