2023-11-17

宝塚自主稽古アクセサリー自己研鑽か否か

私は会社ライター的な仕事をしている宝塚ファンである

ただ思ったことを書いているだけなので、批判するのも、同調してくれるのも読んだ人の自由だと思う。

私の仕事はたくさんの資料を読み込んで、文章に創意工夫を施し、1日書けて出来上がるのが原稿用紙1枚に満たない、なんてこともある仕事である

ちなみにきちんと定時はあり、残業代も1分から支給され、時間管理もされている。良い会社である

ふと、宝塚長時間労働問題で、自主稽古娘役アクセサリーを作る時間も勤務時間に含むか否かという部分が気になった。

上記のように、私の仕事は書くことだが、量を書けば良い話ではない。アウトプットの質が非常に重要である

案件に関する資料を読み、規定の量の文章量を書くことは当然のことであるが、アウトプットの質を高めるために色々やる。文章自体を高めるための書籍を読むし、研修を受けることもある。さらクライアント商品サービスを使ってみることもある。

…さぁこれらは労働時間なのだろうか?

今のところ、直接案件に関わりのない時間を私は労働時間としてカウントせず自己研鑽としている。※ちなみに費用がかかる分にはかなりの額を会社負担してくれる。良い会社である

同じことが宝塚でも言えないだろうか?

全体の稽古だけで、規定アクセサリー小道具だけで公演自体は成立するのかもしれない。

ただ自主稽古をすることによって、歌が上手くなり、ダンスのキレが良くなる。飾り気のないお団子頭ではなく、衣装自分に合わせたアクセサリーでより舞台で輝いて見せることができる。

これを自己研鑽ではなく労働時間としてしまうと、時間制限がかかることになる。表だって出来なくなると、きっと隠れて自主稽古をしたりするようになってしまうのではないか

なぜなら、私のアウトプットの質に対してクライアントお金を払ってくれ、次も指名してくれる。それと同じように宝塚でも舞台上のアウトプットの質によって、役付きが良くなったり、ファンが付くものである。そりゃやれることはやるはず。

自分に合ったアクセサリーセンスよく作ってる娘役さんが魅力的だと思うし、応援したいなと思ってしま気持ちは止められないでしょ?

長くなりましたが、アウトプットの質が重要演劇芸術などの分野において、一般企業のような勤務時間の考え方を当てはめようとするのは無理だと思う。こういった分野向けの労働基準法ガイドラインを作った方が建設的だと思われる。

最後に、例の報告書に関してはよく書かれていると思うし、年間の公演数を減らして稽古期間を伸ばすというのは、負担が減らせるんじゃないかと期待している。

ただとにかくファン世間は置いといて、まずはご遺族と話して、タカラジェンヌケアに勤めてほしい。それだけはどうにかしてくれ。頼むわ。

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