2023-11-08

豚塊肉万歳

最近何もかも値上がりしてキツいので、改めて食肉売場を眺めてみると、他は国産しか無いのに、豚肉の塊肉だけは輸入の安価ものが出回っており、最安でグラム108円、平時でも118円で安定的販売されている事に気付いた。

さらに、国産場合でも、バラ肉で189円と、スライスされているものよりも30円ぐらい安い。切り分ける手間を考えればそれぐらいの価格差妥当なのだろうか?

と言うわけで、始めは安さから手を出したのだが、これが非常に調子がいいのであった。

もともと圧力鍋信者なので、塊肉と言えば、チャーシューに角煮しか頭になかったのだが、よく考えれば、自分で切りさえすれば如何様にでもなると言う事に気付く。

角切りにすればカレーシチュー短冊切りで各種炒め物、ミンサー(祖母相談したら、昔は味噌造りに使っていたと思われる鉄鋳物のものすごいやつがどこからともなく発掘された)を使えば挽肉に。この時味付けで他の具なども入れてしまえば、始めから肉だねの状態になって出てくるので、これが地味に便利。

流石にこの塊を薄切りにするのはちと大変だが、よく考えてみると薄切り出なければだめな料理ってあんまり無い。しゃぶしゃぶなどの時は素直にプロが切ったしゃぶしゃぶ肉を買いに行けば良い話である

さらに、ブロックだと圧倒的に長期間品質が維持される。冷蔵庫の肉魚用の専用小分け部屋みたいなところに入れておくと10日とか平気で持つ。あまり嫌な臭いも出てこない。多少臭みが出て良いならば、一ヶ月前のものでも食べられる。もちろん冷凍も可だ。

故に一週間に一度、肉がだいたい10引きになって108円でセール販売される火曜日の昼休みスーパー突撃して一週間分仕入れてくる。これで肉需要はだいたい満たされ、冷蔵庫に常備肉がある幸せが生まれるのだ。常備野菜と同じ感覚で、後はその都度安い食材組合せ、あるいは食べたい欲望に忠実に、自由度の高いメニューを好きに選ぶ事ができるのである

冷静に考えてみると消費量が増えていてあんまり節約になっていない気もするが、そんなものは気のせいであると断言して調査を行わず、この場は納めることにする。

塊肉万歳である。この事実を広く人類に知らしめたくて増田を書いた。みな塊肉を買おう。

  • 自炊の道具がないし調理の手間やガス代とか考えると俺はこのまま外食でいいよ

    • ワイも家族の分作らなくていいときはだいたいすき家で食ってる

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