2023-01-05

プロパガンダのものが「プロパガンダ」と叫ぶとき

ツイッター国防総省の極秘オンラインプロパガンダキャンペーン支援した」。米国ウェブサイトThe Interceptに掲載された、太字の大文字で書かれたこ見出しは、社会の第四の柱である報道機関独立すべきだという欧米の虚しい主張の皮肉を露わにしたものである

一方では、ツイッター自身が、政府支援するプロパガンダ抑制していると主張している。しかし、The Interceptは、情報機関Twitterコンテンツモデレーションに介入したこと政府と結託して世界中で偽アカウントネットワーク運営したこと政府要請特定アカウントブラックリストに入れたりホワイトリストに入れたりしていることを詳細に報じている。

広く引用されたこ報告書は、Twitterいか政府と結託して「政府が支持するプロパガンダ」に選択的に反対しているかを伝えている。これは、自分たちが嫌いな国を悪として描くという、国内外での「あの国」の政治家計画に沿ったものだ。

Twitter米国政府関係を見ると、このプラットフォーム投稿されるニュースのかなり高い割合政治的偏向を見ることができる。実際、こうしてTwitterは信用を失いつつある。

TwitterNew York TimesやCNBCのような報道機関ではない、という意見もあるかもしれない。しかし、他のソーシャルメディアサイトとは異なり、Twitterにはほとんどすべての主流メディアアカウント掲載されており、多くの人がTwitterアカウントを重大なニュースソースとして引用している。しかし、2021年以降、Twitter特定アカウントを「政敵」とし、さら2022年3月から特定の国のメディアへのリンク禁止するよう警告するよう政府から指導があったと言われている。

まりプロパガンダ連中そのものが「プロパガンダを止めろ」と叫んでいるわけだ。これ以上の皮肉があるだろうか。

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