はてなのホットエントリーに入ってるから読んでみたけど、なんとなく嘘松くさいなと思った。
だいたいがVTuberの界隈での通例に外れる表記や認識が多いからだ。
その理由をまとめておきたい。
これは意外と当のVTuberでさえもバラバラで、「VTuber」と「Vtuber」どちらが正式な呼び方なのか曖昧ではあるのだが
ニュース記事になったり企業プレスリリースなど公的な表記は「VTuber」が圧倒的だ。おおむね「VTuber」と呼ぶのがリスナーの間でも一般的だ。
「Vtuber」と表記することもなくはないが、間違いなく少数派で、まだVの界隈に慣れてないのかなという目安の一つにもなる。
これもまた人によって呼び方が異なるのだが、個人のVと企業所属のVを対比して呼ぶならば、個人勢と企業勢と呼ぶのが通例だ。
ここまでは、まぁそういう表記もあるはあるよねと思うが、一番ないなと思ったのは次の認識。
ちょっとVの世界にハマっている人なら、まずこんなことを言わない。
VTuberにとってアバターというのは、好き勝手に付け替えるものでもなく、一つのアバターに沢山の想いが込められた、リアルの枷から外れたもう一人の自分。
だからこそ、アバターをガラッと変えるとなれば物議も醸し、新衣装お披露目や新ビジュアル発表となればわーわーキャーキャー大騒ぎになる。
そして中の人がいるなんて、ちょっと調べたら分かることだから知っている、でもそんなこと分かっているうえで楽しんでる。
バーチャルをバーチャルだと分かった上で楽しんでいるのがVTuberのリスナーだ。
こういうお約束のうえにあるのがVTuberのリスナーのはずなのだが、noteを書いた妹さんはVTuberのオタクを自称しながら全然分かってない。なぜ?
間違いなく、あのnoteを書いた妹さんはVTuberの界隈のいろはをよく分かっていない。
それでももしかしたら、いろはをわかっていないだけで書いてある内容は真実かも知れない。
もしそうだとしたら、VTuberのお姉さんは間違いなく才能に溢れている人だ。
noteの中には具体的な登録者数や視聴者数が記載されていないのでなんとも言えないが
次々とAmazonで注文しているからには、様々な試行錯誤を繰り返していることがわかる。
それだけの試行錯誤をするからには結果も出ているのだろう、リスナーともコミュニケーションを重ねているようだ。
おそらくある程度の登録者数を得ていることは間違いない。
個人のVTuberは伸びない、個人のVでは登録者数1000人超えるだけでも大きな壁があり、才能と努力が必要だ。
そして企業に属さずに個人でやるならば全て自分でやる必要がある。
それこそ寝る間も惜しんで配信内容を練って配信の準備もサムネの用意から始まり、配信外でもTwitterで積極的にツイートして他のVにも絡んでいくなど多大な苦労がある。
そして仕事をしながらVTuberの配信をしているなら、なおのこと凄まじい苦労もあるはずだ
VTuberのお姉さんはは間違いなく滅茶苦茶に苦労して努力もしているはずだ。これができるのは才能だ。
そうした苦労と努力をリスナーでも分かっているから、配信開始ツイート一つでも「ツイートできてえらい」がVTuberとリスナーとの間でお約束になるほどだ。
こうした苦労と努力がVの影にはあるのだと、たとえ企業のVだけを見ていたとしてもVのオタクであるならば、わかっているはずだが、妹さんには理解できてないようだ。
私生活や家族関係に問題があるとしても、どうか長い目で見て欲しい。間違いなくVTuberのお姉さんは才能があるし努力をしている。
VTuberは続けようと思えば、決してお気楽な遊びではない。VTuberのお姉さんは選ばれた人だ。どうかその才能と努力を認めてあげて、もう少し見届けて欲しい。