痩せるためにはカロリー制限と運動を継続的にとわかっていても出来ないのと似てる。ついつい、簡単に痩せられるという触れ込みの謎サプリメントや謎健康グッズに手を出して、挫折するのと似てる。
PCRを増やしたらどうにかなるんじゃないか、イベルメクチンが特効薬になるんじゃないか、そういう一発逆転を国民は望んでるので、そういうことを言う議員が当選するだろう。
マシュマロテストをパスできない国民が選ぶのは、やはりそういう人だ。
戦局はとても悪い。
ワクチンでも自粛でも検査でも、単独でどうにか出来ないことが明らかになりつつある。
ワクチン接種証明書を提示した客だけ集めても大規模イベントはまだ出来なそうだ。
ワクチンを打ちつつ、自粛しつつ、どうしてもという時は検査陰性者だけ集めて、という三重苦のもとでしかコロナ禍以前のレジャーは帰ってこない。
そもそもワクチンの効果が何年持つのかも不明確だ。1年持たないとしたらどうする?国民全員に打ち終える頃には、最初に打った人のワクチン効果が切れるって理屈になる。
それだけではなくて、ただでさえ足りない医者を接種会場にとられ続けることになる。
株で含み損を抱えてる時のメンタルと似てる。いっそ損切りして楽になろうか?残念ながらノーガードになれば解決するような単純な話じゃないのは明らかだが、いっそもうみんなで感染してインドのように集団免疫を獲得できないか?と思う自分すらいる。
政治家のみなさんは、弱い俺たちの声には耳を傾けないで欲しい。
例えば、ワクチンもワクチンの打ち手も有限なんだから、職域接種会場やら、若者向け接種会場やら、子供への接種やら、分散すればするほどほかのセグメントへの接種が遅れるだけだ。
当初の予定とおりに年齢順に打ってほしいが、ポリシーがあるなら違ってもいい。
医療従事者への3回目が先でもいいし、なんなら金持ちから順にとか、まずは東京だけ先とか、そんなんでも構わない。