新卒から10年前後働いた振り返りとして、何が良くて何が悪かったのか個人的な備忘録として残しておきます
1. 希望に沿う職種で、分野の先進的な技術を身につけることができた
- 初期配属ガチャをクリアし、さらに尊敬できる上司や先輩社員に恵まれたのは人生の運を使い果たしたと思う
- その後も多少の変更はあったものの概ね希望に沿った業務ができたのは良かった
2. 会社の人のコミュニケーション能力が高い
- 会社の人は一部例外を除いて、ほとんどはコミュニケーション能力が高いので、私の低いコミュニケーション能力を補って余りある環境で働くことができた
- 配属部署ではブラックな労働環境ではなかった(注:部署や上司によって大きく異なるのは見聞きしているので幸運だった)
- 有給は好きな時に取れるし、残業も多くない、業務時間内で自己研鑽に使える時間もあった
1. 社内システム
- 社内システムやPCスペックに投資することで、労働効率も社員の満足度も格段に上げることができると思うのだが実現する見込みがない
2. 代わった上司との合わなさ
- 上司(とその上)がそっくり入れ替わることになり、2人とも元々違う分野から来たので今までの業務と方向性の違うことを推し進める
- 個人的には全然重要じゃないことを大きな枠組みの中で会社全体を巻き込んで実現するために働くことへの嫌気
- 上司の上に報告するための進捗・資料等へのマイクロマネジメント(自分で仕事してくれ
- 進捗報告もそもそも分野が違うこともあって上司の「これ何?」の質問への説明に時間が割かれていて、本質的な議論が全然できていない
3. 給料の低さ
- 決して低すぎる訳ではないが、勤務年数が経過しないと上昇できない仕組みは能力の向上とミスマッチが大きくなったように感じる
- 実際に他社に行くことで+αがそれなりにあったので適性よりは低いと思っている
書いてみると単純で今まで満足していた環境が合わない上司が来たことで変化し、給料の高い他社へ転職することになっただけで、会社自体がそこまで悪いとは思わない