営業が少し前に取ってきた新しい会社の総務をやっているらしく、
プロジェクトメンバーの中に俺の名前を見かけて、もしかしてと思って連絡を取ったのだそうだ。
で、まあ久しぶりにご飯でも食べますか。となって、食べに行った。(緊急事態宣言出る前ね)
正直その子のことは自分の記憶にはほとんど残っておらず、名前をうすらボンヤリと覚えているくらいだった。
25年ぶりに合った彼女は、当時の面影を残しているような気はしたが、化粧っ気の無い普通のおばさんだった。
日本酒にフレンチを合わせる割烹料理屋みたいな、チグハグだけど美味しい店で、
彼女の話を聞いた。会社のことや、中学校時代の思い出のこと、彼女の身の上などなど。
俺は、その話のどれ1つにも興味が湧かず、共感もできなかったので、ただウンウンと相槌を打っていた。
帰り際に、数年前にバツイチになったことを打ち明けられ、まあ俺もバツイチだったので
「俺もそうだけど、人生バツ一つついたくらいからがスタートだよ!」と適当なことを言って別れた。
最初は丁寧に断っていたのだが、頻度も多く勘違いさせてもと思い、返事を返す頻度を減らし、返信する時間を開けた。
毎週だった連絡が毎月になり、少し落ち着いたかなと思った頃、取引先の偉い人からご飯に誘われた。
営業がどうしても俺について来てほしいとのことだったので、まぁ良いかとついていったら、彼女がいた。
ゾッとした。40手前になれば、普通は脈無いことくらいわかってくれそうなものなのだが、全く引く感じがなくグイグイくる。
どうしょうもないので、その席で恋人の話をなんとなく切り出し、
昔の恋人と一緒に写ってる写真を見せて、結婚も視野に入れてるんですよね。と話した。
俺はなんで取引先との会で元彼女の写真を(しかも嘘をついて)見せてるのか、意味がわからなかった。
まあ、でもこれで、ようやく終わりだろうと思ってた。
そしたら金曜にオフィスに来たらしく(俺は在宅日だったので出社せず)
「近くに来たので、ついでの義理チョコです。ハッピーバレンタイン」
とメッセージが書かれた手紙とともに、2個入りの高級チョコレート。
この前までは「(相手が強引でなければ)好意を寄せられたら嬉しいもんだろう」と思っていたが、
全然そんなこと無かった。中肉中背のおっさんの自分がこんなことになるとは思ってもみなかった。
女性の諸先輩方は、こういう時どうやって切り抜けてるの??
LINEは来るたびに一覧から消去しろ。うっかり既読をつけることもなくなるし必要な時はログは消えてないので証拠になる。 チョコは、勇気があるなら、仕事関係なのでこういうのは困り...
男らしい対応だな(笑) ・LINEのリスト削除 → なるほどやってみる ・ホワイトデー → もちろん返さない ・チョコ送り返し → 中学生の同級生で完全に仕事のつながりとも言い...
男の上司にセクハラされてますって言ってクビ切らせる
どうっていわれても 普通にながされておいしいとこどりして熟年離婚コースか(離婚って1回やったら2回め以降も楽ちんときいた) 高校気分をまだ味わいたいんだな、義理チョコでよ...
お返しに図書券や文具券はすごくいいね。まるで気がないことがビシビシ伝わる。あとはその人と話しそうな第三者に、自分と恋人がいかに順調で未来の計画を色々立てているかを話し...
いや、十分強引に来られてるだろ、それ…。 義理だからとか言って高級チョコとかマジで引く。メンタル高校生かよ。ツンデレってそういうのじゃねーぞ。 仕事で繋がりがあるなら、嘘...
奨学金の多額の借金があるとか、両親の介護をしているとか、悪条件っぽいことをさり気なく伝えるのも手だよ。
弱者男性に女を供給しろ!とか言ってる人達も もし実際に女から好かれたらこうなるんだろうね
「アムウェイって知ってる?」と話しかけてみろよ、「実は俺、思考盗聴されているんだ。集団ストーカーが…」と深刻な顔で打ち明けるのもいいね。