去年の緊急事態宣言のときに付き合ってた彼女と別れたんだけど、緊急事態宣言で会えなくなる→考え方の違いが明らかになる&物理的にも距離ができる→別れる……の黄金ルートを辿りました。同棲していなかったから会うことが高リスクなのは間違いなかったから、仕事上むずかしいし相手の家族のこと考えたら会えないからね。
で、別れて今回年末あたりにアプリで彼女探してたんですよ。そしたら緊急事態宣言が出て、顔合わせする予定が1ヶ月流れました、おわり。初めての顔合わせが1ヶ月も流れたらそんなアプリだけで間が持つわけないけど、緊急事態宣言が出て飲食店も時短になって、職場で会食禁止になりました。体の良い断り文句という可能性ももちろんあるけど、会食禁止の職場や職種は実際多いでしょ、全国的にそういうひとが男女問わず大量発生してるはず。
1ヶ月、1年の価値は人によって違うから自粛するインセンティブがないと若者は自粛しないってそらそうだよ。恋人探したり婚活する時間も体力も有限なのに「はい、緊急事態宣言が出たので3月まで一旦保留です~」って急に切り替えてまったく問題ない人なんているわけない。34歳と35歳と36歳は婚活の難易度違うじゃん、男も女も。
自分がモテないから緊急事態宣言や社会のムードごときに左右されてるってわかってるけど、けど正しい若者ほど影響受けるって話でもあるじゃん。知らない相手と飲食することを避けたら恋愛至上主義の社会なのに恋愛減るし、お見合いするような堅い家の人は家族と同居してることも多いだろうから面識ない異性と会食なんて高リスクはうれしくないに決まってる。だから、もともと出生率がヤバい状況なのに結婚出産のメイン世代の若者が自粛したら、数年単位で見たときに出生率どころか結婚件数とか現在交際相手がいるひとの割合自体が激減してるんじゃない?
若者は老人に付き合って自粛しないで、働いて人と会って子供を生んでください。けど実家ぐらしの人はなるべく実家を出ましょう……くらいのこと言わないと、医療崩壊で人が死ぬとか言ってるあいだに、老人は死んで若者が孤独で自殺して子供は生まれないから存在しない誰もいない国が完成するんじゃないでしょうか。