読みにくいと思うけどぜひ辛抱強く読んでほしい。
自分は去年の12月頃童貞を捨てることを決意して、それ以降さまざまな技巧を駆使して大勢の女性を抱くことができたので、念願成就したこの喜びをみんなにも分け与えたいと思ってこれを書いている。
コロナ禍の中でこれを達成することは並大抵の努力ではできなかった。
リアルで暴露すれば圧倒的な罵倒にさらされてしまうし、性病のこともあるし、一生懸命がんばってもなかなかうまくいかないことだっていっぱいあると思うのでとてもキツかった。
12月にしたことと言えば、まず尋常ではない量の筋トレをやった。
腹筋100回・腕立て伏せ100回を毎日、それから週に3回ほど10km走るという目標を作ることを自分に課すのを3ヶ月続けた。
これは自分の中ではなかなかできなかったことだったので達成感に満ち溢れた。
今年の1月からは毎日のようにSNSで人を見つけては話しかけまくった。
最初は「今晩どう?」という拙いツイートから始めたがうまくいかなかった。
あまりにも直情的・直線的だと気付いたのはつい最近のことで、このごろは「こんにちは」と笑顔の絵文字をつけるように心がけることでかなりの返事をいただくことができた。
その後、ナンパ用語で面接というのだろうか、実際の女性と会うことがなかなかの回数あってはじめの頃は打率はよくなかったが、いつ頃か夜のホームラン王もめずらしくなくなった。
ときどき女性だけでなくどういうわけか男性から声がかかることもしばしばないではなく、実は1000人のうちいくらかはそういう類のものも含まれている。
まあそういうことは自分と同じような人にとってはめずらしいことではないだろう。
諸君らは1000人とやりまくったと聞いて実際どのように感じるだろうか。悔しいという気持ちだろうか、羨ましいという気持ちだろうか、
まあ多くは性病乙ぐらいの悪意を私にぶつけて来つつも心の中では妬ましいというように思うのではないか。
なので今からやり方を教えます。まず人を選ぶべきではないです。あなたは選べるような立場ではないということを自覚しなければいけません。
まずあなたの外見は特に素晴らしいわけではない。水面に映った自分の顔を見て美しいと思ったナルキッソスでさえも美しいわけではないし、美は相対的なものであるにすぎない。
逆に外見が極めて醜いというわけではないはずで、たとえばペンギンを見よ。
ペンギンはペンギンであり、もちろん美しいペンギンもあり、美しくないペンギンもありこそすれペンギンという種族を超越するような美がフリッパーから発せられるわけではないのだ。
鳥にも飛べぬ鳥、飛べる鳥があるように、人も美しい人、美しくない人がいる。そういうことを忘れずにまず外見のことは忘れるべきだ。
まず外見は忘れよう。そして内面。おまえの内面はクソだ。なぜクソなのか。
それはその反対のことを考えれば明らかである。なぜお前はクソではないのか、そんなわけはないからだ。つまりあなたは内面も外見もすべて鍛えなければいけない……!!!
これが現代の闇であると私は思う。そういうことはすべて現代の恋愛マーケティングが産んだ闇なのでしかないのです。
資本主義社会と同じようにそういうことを愛だの恋だのばからしいところでもやっているからなんかおかしくなるわけで、
そもそも人間はコドおじで生きていてもなんら問題ないわけで、でもやっぱり1000人斬りにも挑戦したいわけで、そんなわけで命をかけるべきところを間違えてはいけない。
なんといってもやはり、童貞は、童貞は最高なんだというふうに私はこう思いまして、したがって1000人とヤったというのは正確には語弊が無きにしもあらずというようなことを思って思います。