各行政は認可保育園を増やし、見た目の待機児童は減っているように見える。
我が子は現在、東京都の認証保育園、2歳児クラスに通っている。
認可保育園は0歳の頃から3年連続で落ちている。認証で月9万円くらい払ってる。
そして数ヶ月前に離婚して、ひとり親になった。
元配偶者の不倫の発覚と、その後の歩み寄りができなかったことが離婚の理由だ。
現在は日々の仕事と家事育児をすべてひとりでこなし、オペレーションはキャパオーバー、そして不倫と離婚と子どものイヤイヤ期のストレスでメンタルもボロボロ。そのため都内の別の区に住む親族を頼り、近くに引越そうと思っている。
同じ都内とはいえ片道1時間かかる距離だと日常生活では頼れない。
ところが。
認可保育園の申込みは、その区内に居住していないと受付すらしてもらえない。
認可に申し込んで受かったら引越す、ということはできないのだ。
認可の申込みのためだけに今引越したとしても、今はまだ子どもの預け先はない。そうなると引っ越せるはずがない。
これはすなわち、区外の認可は無理ゲーということだ。
苦肉の策で、親族の家に住民票をうつして認可園の申し込みをすることにした。
(もし現在も認可園に通っている場合は、区外に住民票をうつした時点で退園になる。)
すると今度は別の罠が。
65歳未満の同居人がいる場合はひとり親家庭の加点がつかないのだ。
同居人の状態は考慮されない。同居人だって仕事があって日中に子どもを見たりできない。
加点なしのフルタイム労働の基礎点だけでの保活は非常に厳しい。
東京23区は各区、待機児童解消のため、0-2歳の小規模保育園を増やした。そして2歳から3歳に上がるときに優先的に転園できる仕組みだ。
申し込みは出すが、十中八九、落ちるだろう。
そうなると今の認証保育園を継続し、幼保無償化の対象ではないので毎月数万払い続け(上限3.7万の補助は出るので認証で毎月5万くらいになる見込み)、仕事家事育児をひとりで必死にこなし、精神的にも苦しい生活が続くことになる。
ストレスで子どもに当たりそうになるのを必死で堪えているし、毎日何度か死にたいと思う。
自死だと残された子どもに心の傷を負わせることになるので、いっそ事故などで死んでしまいたいと思う。
区外の転居を伴う保活は本当に厳しい。