第一にオタクコンテンツはもともと大量消費を狙って作られていたわけではないということ。
マニアックで一部の人間の欲求で先鋭化してゆくメディアだった。
つまりオタク産業とは一種のインディーズムービー的な消費傾向を持っていたと言える。
これは泣きゲーのエロゲなんかもそうで、オタクコンテンツ全体は分断されているからこそ特異性を発揮していった。
そして元増田の言うように『攻殻機動隊』『AKIRA』『エヴァンゲリオン』『カウボーイビバップ(も有名だがそこまでエポックメイキングではなかったような)』などの登場によってスターダムな地位を獲得したかのように見えた。
ところがこれは業界を萎縮させるものだったと思う(登場したことが悪いとはいってない)。
業界はオタク受けよりも世界や一般層を意識するようになってしまったし、現場がどう思おうが出資側は視聴者層の拡充を求める。ずいぶん世代が飛ぶけどそこからネトフリやらAmazonやらがアニメに乗り気になって今の現状がある。
今となれば北米市場とアジア圏のオタク需要を狙う産業になってしまい、皮肉にもライトオタク化した「一般的オタク層」という微妙なライン層がTwitterで消費して流すだけのものになってしまった。
つまり尖った作品が出しづらくなった割に、土壌としては邦ドラを見るような層を取り込めなかった。
このどっちつかずの状態でご新規を獲得しようとしても伸びるはずもない。むしろすり減ってゆく。
すり減りの原因はパチ屋の高齢化や他の経済的な要因も大きいが、コンテンツ自体の目線からするとこういう流れがあるんじゃないかと。
もちろん最初から一般受けなんて狙わない監督もいるけど、こういう人たちは同じようにハリウッドにもいるので。
勝手にマニア受けだけを狙ってるって忖度するのってホント失礼だね
少なくとも'00以前はそういう世界観だったが。 オタクはオタク族として宅八郎みたいなイメージで捕らえられていたし。 メジャー層にコンテンツが供給されていたとは言い難い。
お気持ちの表明はお気持ちの表明でいいのだけど 増田の中では、世界名作劇場、ドラゴンボール、キャプテン翼、ドラえもん、高畑 勲、宮崎駿の扱いはどうなってるんだとは思う
横だけどその増田個人がどう扱うかという問題以前に世間の空気で 一般人が見に行っても許されるアニメとこれを見てる奴はオタク認定を受けて差別されるというアニメがハッキリわか...
そういう層は今でも残ってるけど、元増田の言うところの「ハリウッドに追いつけない」話とは別件でしょ。 むしろそういう作品群はハリウッドでもドンパチやって世界救って終わり、...
その中でオタク文化に入るのって宮崎駿(not ジブリ)がギリじゃない?
よろしければどうぞ 【追記】「ドラえもん のび太と竜の騎士」と「風の谷のナウシカ」
自分の印象だと97~05あたりが過渡期かなって感じ 劇場版からエヴァがメジャーになってオタクはイジメられなくなって普通に一般層ともエヴァの話で盛り上がってたみたいな人もいれば...