今わりかし酔っているのでついでにこのブログを書くことにした。酔ってるときはろくなことしないなと改めて実感している。
私の推しは去年の末に芸能界を引退した。元々いたグループからも卒業した。
この半年、彼のことを考えない日はなかったと思う。毎日毎日「今日は何してるのかな」とか「生きてるかな」とか「大学頑張ってるのかな」とか何かと考えてた。
私は芸能活動している彼にいつの間にか本気で恋してしまった。オタクとアイドルの恋で、オタクが一方的に好きになって、正直言って報われない恋だったしそもそも恋と言えるのかすら怪しいものだった。
それでも私は彼のことが世界で一番好きだった。別に報われたいとかそういうものじゃなく、ただ好きだった。アイドルとしてじゃなくて一人の人間として。
彼が卒業すると、学業に専念すると、そう発表されたとき、私はただ泣いた。悲しい気持ちでいっぱいだった。
ちゃんと彼のラストライブにも行った。もうこれが終わったら死んでもいい、そう思いながら東京行きの夜行バスに飛び乗った。
悲しく、でも楽しい推しのラストライブから半年経とうとしている今、私は一年弱推してきた彼から別の人に推し変しようとしている。というか推し変した。
本気で恋していた人からそんな簡単に鞍替えすんのかよって言われたらまあ何も言えない、だってその通りだもん。
でもそれでも、彼がいたグループのことを嫌いになんてなれなかった。だって彼がラストライブで「僕と一緒に応援してあげてください」って言うんだもん。彼の言うことにはできるだけ従順でいたかった。
だし、自分がそのグループのこと嫌いになんてなれそうにないなって思っていたから。好きな人がそこからいなくなっても好きだったから。
別にこんな宣言をわざわざ書かなくてもいいんだろうけど、自分の気持ちを整理するため、あと自分と彼への決意表明としてこれを書いてる。ただの自己満。
私は彼への最初で最後の手紙の中に「これからも一緒に応援しようね」って書いた。この(独りよがりな)約束を自分から破るなんてことはしたくなかった。
でも私はいない人を応援しているのがとても嫌だった。いつまでも過去に縋りつくなよって思うタイプの人間だった。だからこの中途半端な自分が嫌いだった。
これからも応援するならちゃんとケジメをつけたかった。だから今回推し変することにした。
今回これを書いた理由は二つ。一つは推し変したことを自分に言い聞かせるため。もう一つは推し変してしまう私を許してほしい、そんな理由で書き始めた。
そこまで重く考えなくてもいいじゃないっ思う人もいると思う。でもそれは私が許さない、自分が自分でかけた呪いに苦しんでいる。
早くこの呪いを解いてほしい、そんな気持ちで推し変したのだ。こんな弱いオタクでごめん。
実際推し変した彼のことはとても好きである。でももう恋はしないと思う。普通のオタクとして推したい、そんな感情である。
こんな感情になるのはもっと先だと思っていたから、意外と早く訪れてびっくりしている。時間が解決するなんて言われたが、本当にその通りだと思っている。
このグループに出会えたことは最高だと思っているし、好きにさせてくれた彼のこともとても愛している。でももう私は彼に会う術はない。だからこそこの綺麗な記憶のまま次に進みたいと思った。
芸能人に依存してる人間気持ち悪いな
ダサくてもリアルな男性に目を向けた方が幸せになれると思うけど、そうはならないんだろうなあ。 推しを好きなまま一般男性と結婚するのはお互い不幸。 ドルオタ同士はうまくいくの...