2020-05-27

推しを変えた話

1年弱応援してた推しを変えることにした。

今わりかし酔っているのでついでにこのブログを書くことにした。酔ってるときはろくなことしないなと改めて実感している。




私の推しは去年の末に芸能界引退した。元々いたグループから卒業した。

彼の卒業からそろそろ半年経とうとしている。

この半年、彼のことを考えない日はなかったと思う。毎日毎日今日は何してるのかな」とか「生きてるかな」とか「大学頑張ってるのかな」とか何かと考えてた。

気持ち悪いなとは自分でも思ってる。まあでもそこはごめん。

私は芸能活動している彼にいつの間にか本気で恋してしまった。オタクアイドルの恋で、オタク一方的に好きになって、正直言って報われない恋だったしそもそも恋と言えるのかすら怪しいものだった。

それでも私は彼のことが世界で一番好きだった。別に報われたいとかそういうものじゃなく、ただ好きだった。アイドルとしてじゃなくて一人の人間として。

彼が卒業すると、学業に専念すると、そう発表されたとき、私はただ泣いた。悲しい気持ちでいっぱいだった。

ちゃんと彼のラストライブにも行った。もうこれが終わったら死んでもいい、そう思いながら東京行きの夜行バスに飛び乗った。

悲しく、でも楽しい推しラストライブから半年経とうとしている今、私は一年推してきた彼から別の人に推し変しようとしている。というか推し変した。

本気で恋していた人からそんな簡単鞍替えすんのかよって言われたらまあ何も言えない、だってその通りだもん。

でもそれでも、彼がいたグループのことを嫌いになんてなれなかった。だって彼がラストライブで「僕と一緒に応援してあげてください」って言うんだもん。彼の言うことにはできるだけ従順でいたかった。

だし、自分がそのグループのこと嫌いになんてなれそうにないなって思っていたから。好きな人がそこからいなくなっても好きだったから。

別にこんな宣言をわざわざ書かなくてもいいんだろうけど、自分気持ちを整理するため、あと自分と彼への決意表明としてこれを書いてる。ただの自己満

私は彼への最初最後手紙の中に「これからも一緒に応援しようね」って書いた。この(独りよがりな)約束自分から破るなんてことはしたくなかった。

でも私はいない人を応援しているのがとても嫌だった。いつまでも過去に縋りつくなよって思うタイプ人間だった。だからこの中途半端自分が嫌いだった。

これから応援するならちゃんとケジメをつけたかった。だから今回推し変することにした。

今回これを書いた理由は二つ。一つは推ししたこと自分に言い聞かせるため。もう一つは推し変してしまう私を許してほしい、そんな理由で書き始めた。

そこまで重く考えなくてもいいじゃないっ思う人もいると思う。でもそれは私が許さない、自分自分でかけた呪いに苦しんでいる。

早くこの呪いを解いてほしい、そんな気持ち推し変したのだ。こんな弱いオタクでごめん。

実際推し変した彼のことはとても好きである。でももう恋はしないと思う。普通オタクとして推したい、そんな感情である

こんな感情になるのはもっと先だと思っていたから、意外と早く訪れてびっくりしている。時間解決するなんて言われたが、本当にその通りだと思っている。

このグループ出会たことは最高だと思っているし、好きにさせてくれた彼のこともとても愛している。でももう私は彼に会う術はない。だからこそこの綺麗な記憶のまま次に進みたいと思った。




こんな私だけど、これからよろしくお願いします。

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