海外移住をしたい人は常に一定数いる。そしてよくランキングに入る国にニュージーランドがある。
君たちの夢や希望を壊すようで申し訳ないが、今この国で起きてることを書いておこう。
まず、不動産価格はありえないほど高騰している。家を買うのは諦めたほうがいい。なんてことない掘建て小屋が百万ドル以上の値をつけてるし、今後も上がっていく。
次に物価も有り得ないレベルで高い。もしも中流の生活レベルを手に入れたいなら、最低でも世帯年収で10万ドル位は必要だ。場合によってはそれでもかつかつだ。
次にインフラも酷い。停電なんか日常茶飯事だ。夏になれば川には大腸菌がウヨウヨ、海も入れないところが出てくる。本当に自然がクリーンなのか?
この国にはかねてよりアンチ移民の政党NZ Firstというのがある。2017年の選挙で日本でいうところの公明党的な立ち位置を手に入れた。
今の与党はこの政党を組み込むことで初めて与党になれる。最大政党のNational Partyは議席の上では最大であり、連立によって押さえ込んでいる形になっている。
つまり、アンチ移民の政党がかなりの発言力を手に入れている。与党が彼らとのバーター取引に応じている可能性は高い。
そして政党成立、それから大体一年後、永住権の申請数が凄まじい勢いで跳ね上がった。今のイミグレーションだと数ヶ月はかかる分量の申請が毎月提出されている。要は毎月遅れがひどくなっている。
この数字が本当なのか、なんでそうなったのかは知らんが、今申請しても持っているビザが切れる前には申請は終わらない可能性が高いだろうし、あいつらは「ビザが切れそうでも急がない」と明言してるので、何千ドルもの大金を支払って申請したけどビザが切れて泣く泣く取り下げた人もかなりいるはずだ。
それに申請してからビザの発給まで何年もかかるのなら、健康を崩す人、会社が倒産する人、解雇される人、運悪く他界する人もいることだろう。そうなってもイミグレーションは何一つ助けようとはしない。「あ、残念でしたね、バイバイ」で終わりだ。
さらにいうと永住権を持たない人には不動産を買うことができない。つまり目の前で価格が高騰する不動産を横目にしながら、バカ高い家賃を払ってぼろ家に住み続ける羽目になるのは目に見えているし、永住権が手に入る頃には不動産の値段は手がつけられないことになっているだろう。
他にも引っ越せない、転職できない、と言った人権の制約を長期にわたって受け続ける。税金は他の奴らと同じだけ課されるにもかかわらずだ。
かくれた白豪主義の帝国っぽい(ぜんぶ真っ黒ズとか名乗ってて中身白人の球奪いドツキ合い暴力スポーツチームあるし)