(1)「何も思ってなかった」から「相手が好き」に変る展開よりも、「相手が嫌い」から「相手が好き」に変る展開のほうがダイナミックで、読者の驚きが大きくなる
(2) 対立したり嫌いになるほど個性があったほうがキャラが立つ
(3) 短所や欠点は見方・描き方を変えれば長所や強みに変えることができる。例えば、他人に攻撃的な男は見方・描き方を変えれば、自信があってメンタルが強いという長所に変わる。女にしつこくつきまとう男は見方・描き方を変えれば、面倒見がいい性格という長所に変わる。漫画では対立を解消するのは難しいことではないのだ
(4) 現実では「好き」になる前に多かれ少なかれ「苦痛」がある。苦痛のあとに気持ちよさがやってくる描写は現実味がある
(5) 創作の定石として主人公は「無知」にしたほうがストーリーを面白くしやすいが、これは逆に言えば見下されやすい攻撃されやすい主人公になりやすい
(6) 主人公をいがみ合い(対立)の「弱者」側に立たせることで、読者が主人公に感情移入しやすくなる。主人公のピンチも描きやすい
(補足すると、読者が共感・感情移入していないとクライマックスの感動がなくなって失敗するので、読者が感情移入することは重要なのだ)
(7) 中途半端では読者の印象が弱くなるから、印象に残るように過激に描く
読者が同じ刺激に慣れてしまっているので、エスカレートして過激な描写になっていくというのは作者側より読者側のニーズの問題ではある。
でも対立描写がエスカレートしすぎて現実離れしたり、いがみ合うのは読者にストレスがかかるから、最近は「何も思ってなかった」から「好き」にだんだん変わっていくマイルドな展開も多い。
対立(障害)は話作りにおいて定石といえ、(2)(3)(5)(6)(7)はバトル漫画などでも同じである。
ここまでいろいろ分析してしまったが、これを理解したからといって恋愛漫画が面白くなるとは限らない。
それはたとえるなら、マジックの種を知っているとかえってマジックがつまらなくなるようなものだ。
ストーリーを創作するときも意識的に上記を狙っていくと客観的あるいはひどく詐欺的な感じがしてしまって筆が止まることになるのでやはりよくない。
上記なんか気にしない程度に鈍感なほうが筆がすいすい進むのだった。
おそらくこの分析が役立つのは創作したものをチェックや推敲、批判するときだろう。
そして途中でふとしたきっかけから「なんなの、この気持ち・・・(ドクンドクン)」みたいなの経るじゃん。 決まりでもあんのか。
恋愛漫画で対立を描く理由・メリットは、 (1)「何も思ってなかった」から「相手が好き」に変る展開よりも、「相手が嫌い」から「相手が好き」に変る展開のほうがダイナミックで、読...
少女マンガ何冊読んでるの?
そりゃおめえ、トゥンクしねえとそれ以降の流れがアレだろ。ストーカー。
やっぱ心の処女膜が破れたシーンは大事やん 男性はちんこがはじめておっきしたほうが大事におもえるのかの
赤い実はじけた をグロ表現で汚すな 女性の体の話をする男ってキモいよね
ごめんな、昭和生まれの女性で そして赤い実がはじけた(平成4年より国語教科書)などというものが出てくる前は 「潰れたトマトになっちゃえよ」(童夢)のグロ表現しか知られてな...
淫夢と霊夢しか知らんわ 女の子なのに処女膜に例えるって奔放だね
男の子を処女膜に例えるほうが奔放だと思う
少女漫画すごい好きってわけでもないんだけど 女を好きになる時って大体いつも第一印象悪くてムカつくって感じなんでよくわかってしまう
やなヤツ!みたいなセリフあるけど男が本当にイヤな奴でな
この男女は結ばれるのかどうか という一種のサスペンス(宙ぶらりん)の状態を作り ドラマを作るため 三角関係であればどっちとくっつくかという関心事になる
王道でドラマを作りやすいし、売れるからだろうね。 『君の名は。』とかさ。
少年漫画でも恋愛系は大体それやろ
そう?少年漫画って、たとえ主人公がいじめられっ子でもヒロインだけは優しく話しかけてくれるイメージあるけど。 主人公いじめられっ子パターンの場合はヒロインにかかわらず友人...
好き嫌いと無関心の間に大きな隔たりがあるからさ 「嫌い」という軸に乗った時点で関係が始まっている これ現実でも使えるんやで
売れるマンガのフォーマットは、編集部の方針なのでは?
確立した手法としかいいようがないな。
確立した手法としかいいようがないな。
最初から仲いいとドラマが展開しにくいし 無関心だとドラマどころかか話にならない だから手軽にギャップ演出できるテンプレなんじゃない?