2019-04-04

ソシャゲとは、脳の脆弱性攻撃し、対象から金を引き出す装置である

ソシャゲ製作者は、ヒトの脳を専門とするクラッカーである

彼らは、脳のどの部位を、どのように刺激すれば、対象に望む行動を取らせることができるかを熟知している

現に、多くのヒトが、彼らの開発した装置によって脳をクラックされ、余暇可処分所得をジャブジャブと引き出されていることからも、その技術の確かさは窺えるだろう

しかし、ソシャゲによる脳クラッキング本質とは、資本主義によって極限まで洗練された、非常に強力なモチベーションハッキング技術であることも忘れてはならない

技術とは常に中立であり、使い方次第では人を不幸にするが、幸福にもするのである

たとえば、この技術を勉学や労働家事に応用することができれば、現在我々がソシャゲに対して持っている程のモチベーションを、勉学や労働家事においても持つことができるかもしれない

そう、ソシャゲモチベーションハッキング技術は、個々人が真に望むモチベーション欲望を手に入れるための技術となり得るのだ

己が真に望む欲望を手に入れ、目的に向かって自身制御していく術は、資本主義経済支配である現代社会において、非常に重大な役割を演じる

すなわち、経済とは個々人の欲望社会全体の利益に変換する装置であるが、今日資本主義におけるそれは、人々の欲望無責任煽り不毛生産と消費とを輪廻のように繰り返させる、おぞましい怪物に成り下がってしまっている

しかし、このモチベーションハッキング技術によって、人々は不毛欲望から解放され、自身の真なる欲望を得ると共に、それらを現実社会において存分に発揮することによって、経済健全性を取り戻し、人類を助く装置へと再生するのである

2019年現在において、この技術がわかりやす威力を発揮している場面の代表格はソシャゲであり、それ以外の領域で力を奮っている場面があまり見られないのは残念である

一方で、先見性のある経営者良心的なアプリ開発者、あるいは教育者の中には、このモチベーションハッキング技術を何とか生産的な方向に活かすことができないか、と試行錯誤している者がいるのも事実である

おそらく、平成モチベーションハッキングの過渡期なのだろう

次の令和の時代は、人々が、自身の真に望む目的に向かって邁進し、同時に社会全体の幸福にも寄与していける、そのような美しい調和なす社会の令月となることを、私は望んでやまない

  • っていっても、ハリウッドやディズニーの映画だって、上手い飯屋だって、人間を刺激しようとしてるのは同じだしなあ。

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