元100均店員、現キャッシュレスレジ有りのスーパーの店員です。
100均は小銭のみ自動釣銭機を使用、現金以外の取扱いはありませんでした。
自動釣銭機が壊れて自分の手で小銭を数えなければならなかった時は違算が怖くて生きた心地がしなかった…
電子マネーはICをかざす前にレジの操作こそあれど、お金のやり取りを間違えるリスクが格段に違うので導入してほしいなぁと思ってました。
もちろんコスト面やトラブル時の面倒さという点ではまだまだ現金が強いのですが。
鳥越俊太郎氏(78)が電子マネー強制社会に怒り 「私たちは現金世代」
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20181003-00000004-moneypost-bus_all
「ポケットの小銭をジャラジャラさせているから、それが減ると“お金を使った”という感覚が得られる。カードやスマホだと“お金を支払う”という行為を意識しにくいから、ついつい使いすぎてしまうような気がする。ビジネスとしては正解かもしれないけど、私のような現金派としては疑問ですね」
電子マネーの残高が見れるアプリならむしろどこでいくら使ったのか履歴が残るし確認しやすいんですよね。
小銭だって財布やポケットなどあちこちに分散していれば今いくらあるか把握しづらいのではなかろうか…
ポケットの中をジャラジャラ探すも足りず、結局またカバンから別の小銭入れやポケットを探ったりする人もいるので、ジャラジャラさせたって把握できているとは限らないです。
週末の混雑時には現金専用レジの前に長蛇の列ができ、キャッシュレスレジがガラガラになる。“電子マネーの使えない年寄りは行列に並べ”と言われているのと同じだろう。
現金決済の流れは
という一連の物理的な操作。勿論店員のスキルにもよりますが、仮にそれを一定とした場合。
この中で最もレジを遅らせる要因となる(逆に言えばここが早くなればレジも早く進む)のが①と④の客が現金を扱うフェーズ。
小銭が増えないよう端数を調整したり、財布のすみっこに挟まった小銭をとろうとしたり…
とりわけ高齢者は指先の扱いが難しくなるのか、どうしても小銭の扱いがもたつきます。
後にお客さんがつかえている時、お財布にお札が入っているのを見ると
「もう面倒だからお札をポンと出してくれないかな…その方が楽じゃないかな…」と思うこともしばしばあります。(申し訳ない
恐らくキャッシュレスレジのあるところでは電子マネーを扱えない現金派の高齢者が凝縮され、
という質の悪い行列を作ってしまっているのではないでしょうか。
キャッシュレスレジはそういうことも少ないのでスムーズに流れます。
ガラガラなのはまだまだ使える人の数が少ないからというのもあるでしょう。
電子マネーならお会計がスムーズだし、お財布はスッキリするし(あと現金の出し入れが減った分お財布が汚れにくくなった気がします)、
今後こういうレジはどんどん普及していくので利点がもっと広まってほしいなと思いました。
使えないお店や災害時のことを考えると現金も持ち歩いていたほうが安心なのは確か。
どちらがいいか、ではなく、日常生活の中でどう使い分けていくか、を考えてこの先生きのこりたいものです。