私の親がとある宗教を信仰している。だから生まれてすぐから毎週集まりに連れて行かれていた。
組織の中で嫌な事がいくつかあった。
母親が一時精神を病んでたのか、家も長らくすごく居場所が悪かった。
父は空気。そのうち父は精神科に通い始めた。精神科に行くべきなのは母親だと思ったし、なんども行けと言ったけど結局行かなかった。
宗教やめたら殺すと言われたこともあった。ずっと他の家の子たちが羨ましかった。母は家でずっと他の信者の悪口を言ってた。父は怒ったけれど焼け石に水だった。そのうち父も「尊敬しろ」とか言って怒鳴るようになった。家族で毎週宗教の勉強をしなきゃいけないんだけど、高校の時宿題しながら参加してたら叩かれた。私が悪かったのかもしれないし後で謝られたけれど、未だに思い出すと悲しい。
それからその宗教について毎週他の信者の方が家に来て私に宗教のことを色々教えてくれていたんだけれど、大学に行くって言った瞬間に豹変して、私が大泣きしてるのに数時間ずっと文句を言って私の母親の文句まで言って帰った。その次の週からその人はもう家に来なくなった。
おばあちゃんみたいに慕ってて、その人もすごく親切にしてくれて、高校時代の私はその人をすごく信頼してたから、ショックだった。
それでも私はまだ信者で居続けた。
独り暮らしを始めて、そこでもまた宗教がらみで嫌な事があった。
思い出したくもないから書かないというか書けないけど、本当に辛かった。やせ細って家でずっと泣いてた。家にいると涙が出て止まらなくて本当に病気になったのかと思った。
宗教の活動を熱心にしてないから陰で悪口を言われたりもしたけれど、(とはいえ当時は週3で活動をしてた)私はバカだったからそういう風に言われてもちゃんと集まりに言ったり活動に参加することで信仰を示してるつもりになってた。
それから引っ越した。引っ越した先の人たちはみんな良い人だった。
今までの嫌な思い出とか、あれってやっぱり普通じゃなかったんじゃないのかと思い始めた。
そもそもこの宗教内では、この宗教をやってない人は道徳的に堕落してて薬やっててアル中で嘘つきで泥棒で殺人する(これはちょっと大げさだけど子供の頃は本当にこういうイメージだった)、みたいな感じなんだけど、中高の友達も大学の友達もごく普通に良い人達で、むしろ「愛、親切」とか言ってる宗教をずっとやってる私よりみんなずっと性格が良かった。
陰口を言うような人もいない。まあカンニングする外人の友達がいるくらい。
愛の組織なんかじゃなかったんだ、って一度思うともうその思考がぬぐえない。
集まりで話を聞いている間もちょっとしたきっかけで嫌な思い出がバーーーっとよみがえって来て
そんなんじゃない!!!嘘つき!
ってつい思ってしまって、泣きそうになる。というか泣いてる。
もともと話は聞かない方だったけれどこれのせいで意図的に聞かないようにするようになった。
真理とか人生の目的とか興味ない。
けどやめて家族から無視されるのは嫌だし、家族を宗教から引き離そうとは思えない。
どうしたらいいのか分からない。
でも神が本当に愛だったらいいな、と思う。
自分はこの前の増田にあった 全知全能無能神を信仰してます 神に何かを求めてはなりませんよ
わかるよ わかる こちらも同じ感じ 辛いよね
同じ宗教の方なのかな? それとも他の宗教なのかな 分からないけれど。 お医者さんとか大学教授が信者にいるからなおさら戸惑っちゃいます