なろう系のステータス/スキル表現は、TRPG系とは別の流れで(いや完全に別というわけでもないだろうが)、
「VRMMORPG系」、すなわちソードアート・オンラインのように「VRで完全再現されたネトゲの世界で活躍する」系の作品がまずある。
そのバリエーションとして、「ネトゲで職人・生産系のジョブを極める」みたいなタイプの作品もある。
戦闘のみならず料理や鍛冶のような能力まで細かく「スキル」化されていくことになる。
次に「ゲームが現実化した世界」を舞台にした作品が登場する。ログ・ホライズンやオーバーロードみたいなやつだな。
「世界そのものは現実だがステータスやスキルといったシステムが世界の仕組みとして残っている」ということになる。
そして「ゲームとは関係のない異世界だがステータスやスキルといったシステムが仕組みとして存在する」といった作品が出てきているのが今だ。
ハイファンタジーでもステータスやスキルといった仕組みを使いたいから無理やり導入した、という感じだ。
実際のところ、ステータスやスキルの扱いは作品によってまちまちだ。
主人公にしかステータスが見えないこともあれば、誰もがステータスを当たり前に見られることもある。
「マジックアイテムのおかげ」。「ステータス魔法というものがあるから」。「いわゆる転生チートでもらった」。
まず現状の把握や説明に便利だ。
「いくつか簡単な武器を作ったので何となく腕前が上がった気がする」よりも
「いくつか簡単な武器を生成することで鍛冶スキルが10まで上がり武器に耐久ボーナスが付くようになった」のほうが分かりやすい。
情緒がない?
知らんわ。
「スキル」であればウィンドウを開いて「作成」ボタンを押せば自動で武器が出来上がったりする。
武器を作ったあとに起きる出来事を書きたいのだから、それまでの過程を省略できるならそれでいいのだ。
(いや刀を作る過程を執拗に描写してくるマニア的な作者もいるのがWeb小説の面白いところだが)
あとは単純にステータスを作るのが楽しいというのもあると思う。
もしくはキャラクタとスキルシステムについて。 いつの頃からか分からないけれど、物語(特に異世界転生系)の中でスキルという概念が確立されてきた。最大公約的に説明すると、スキ...
なろう系のステータス/スキル表現は、TRPG系とは別の流れで(いや完全に別というわけでもないだろうが)、 「VRMMORPG系」、すなわちソードアート・オンラインのように「VRで完全再現さ...
ソシャゲ系のアニメで、パラメータが数値化されててモニョるんだよ
「ふむ、"絶対結界"か。これはちとやっかいじゃ」なんて相手を評価したりする。 しかしそうしないと敵が新しい技を出すたびに、 「な、なんじゃ あの技はーー!」 「ぬう、あれぞ...
リンクで貼られた漫画読んでるけど普通に面白いわ こういう80年代っぽい雰囲気のファンタジーめっちゃ良いな
そういやブレスオブファイア1だと、 シリーズ初なわけなので魔法も当然初見なんだけど、 純魔法使いキャラが仲間キャラ8人中7番目に仲間入りするから、 それまでせいぜいメラミ、バ...
そういや「フォーチュンクエスト」はすでに数値化されてたよな 冒険者カードを持ってて、そこにステータスが書いてある 戦ってるとカードが光ってレベルアップを知らせてくれて、 ...