テンションが上がっていてかなりハイペースで飲んでいたのを覚えている。
一人減り二人減り、バーで自分と女性と二人だけになってから記憶がほとんどない。
朝ホテルで起きたときには二日酔いながらLINEで「楽しかったよまた飲もうね」と送信。
二日酔いのなか帰路で昨晩のことを何とか反芻していると、なにか違和感がある。
記憶の中で相手の女性がやけに近い。相手の手を凝視しているようだ。
恐る恐るLINEで昨晩不作法がなかったかを当人に確認すると、もっとひどいことを
していた。抱きついたり、キスを迫ったりしていたらしい。
「思い出したくもないこと」の「一部」を説明してくれたあと、その人は、もう僕と飲むことはないと告げた。
正直自分でも信じられない。セクハラおやじ的言動は自分のもっとも嫌いとするものの一つだ。
自分の中にそういうものが多少はあることは自覚していた。だからこそ嫌っていた。
本格的に勉強しているわけでもないが、ジェンダー論や性暴力、セクシャリティに関しては人並みには関心を持ってきたと思う。
おおっぴらに公言していたわけでもないけど、ツイッターでそんなこんなをRTしてたりすることもあって、
セクハラおやじではないという信頼を得ていたのではないかと思う。だから二人でも大丈夫と思ってもらっていたのかもしれない。
そう思うと余計罪なことをしたと思う。
本当に相手に申し訳がない。不愉快で恐ろしい思いをさせたようだ。LINEにては言葉の限り謝罪したつもりではいるが、
それが相手にどう響いたかはわからない。とりあえず返事としては「まあ酔ってたんだしいいですよ」くらいのものだけど、
とりあえずツイッターやラインはブロックミュートされていないようだ。
顔も見たくない、くらいまでいっているのかどうか不明。
出来れば直接会って謝りたいのだけどまさにこれは「謝罪は謝る側のためにある」みたいなことで、
もう自分がしてしまったことについて全く整理もできていないし落としどころが見つけられない。
なにか、自分の中の決定的なものが変わってしまったというか、あらわになってしまったというか
取り返しのつかない変容をしている感覚だ。目の前に黒い靄がかかって晴れない。
何かネタツイートをしようとしても、政治的ツイートをRTしようとしても、
「セクハラ親父がのんきに」「偉そうに」とセルフツッコミが入って思うようにつぶやくこともできなくなった。
謝りたい。謝ってよいものなら、許されなくとも謝りたい。どう謝ってよいものかほんとうに悩んでいる。
土下座されたって困るだけだよな、とか。お詫びとしていくら包むのが妥当だろうかとか、
品物だといくらぐらいのどういったものならよいだろうかとか、いや金品渡すなんて失礼極まりないだろうとか。
この文章本当にまとまりがなくて申し訳ない。まとめられない。知人の誰に相談するということもなかなかできず、
↓こういう理由ですので、できるなら削除を願いたいです。 https://anond.hatelabo.jp/20170622102652
どういう理由なんだ?