見た目に騙されがちなので、まずCGという要素を取り除いて考えてみたい
するとこのアニメの要素は
・世界の謎
・ほのぼの
・ゆるい笑い
・ゆるいバトル
あたりだ
無い要素としては
・恋愛要素
・流血レベルの戦い
・技名が出てくるようなバトル
・年齢の概念(先輩、後輩)
などなど
簡単に言えば、これらの「無い要素」は中高生向けに作る際によく盛り込む要素で
それを一切排除した、「非中高生向け」に振り切った作品が盛り上がるというのは、今のアニメ視聴者層(世相)を反映していると思う
最近は、中高生向けなんだけど、メイン視聴者が20代以上というよくわからん状況になっていて
舞台や要素は中高生向けなんだけど、ターゲットは大人みたいな「股裂き現象」が起きていたのではないかと思う
おっさんは中高生に戻ったつもりで作品を楽しむ必要があり、海外からは「何で日本のアニメは皆17才なの?」なんて言われる始末
中高生要素を排除したのが「けものフレンズ」という風にカテゴライズはできるのではと思う
もう一点
今は個別主義の時代に入ってしまっていて、共通概念が学校程度しかないのではないかと思う
共通概念が無いと、作品が作りづらいし共感も得にくい、それで仕方なく学校・あるいは学校的な作品が多くなる
翻ってけものフレンズを見てみると
テーマにしているのは「人間」「友情」「動物」「気候」など、視聴者層の共通概念を限界まで絞り込んだ物となっている
驚くのが、「年齢」「性差」「家族関係」「個体の大きさ」などもほとんど排除しているところだ
排除しきった上で、作中では余った差(例えば「得手不得手」)さえ積極的に許容するストーリーになっている
それらのおかげで、例えば視聴者の家族関係がどうであれ、共通概念を作りやすい構成になっており
話そのものに集中できるようになっている
もちろん、こういう作りは一般向けを目指す際によく使われる手法であり
こういった分析をすると、今後のアニメで起こりそうな流れとしてありそうなのが
・キャラが男のみ、女のみ、あるいは性が無いような作品が更に増える(中高生向け要素を排除しやすいという理由で)
があると思う。
以上です。
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http://anond.hatelabo.jp/20170409112247 だいたい のけもの関係 1.かばんちゃんは孤独な存在で自分の存在が何なのか悩んでいる 2.サーバルちゃんとかばんちゃんは最初仲が悪い。サーバルはか...
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http://anond.hatelabo.jp/20170412145108 いっぱいカップルが出てくるので グランドホテル形式(「ラブ・アクチュアリー」「バレンタインデー」「ニューイヤーズ・イブ」)がいいのでは
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