まず前提としてのスペックに触れておく。
・三十路
・男
見て分かる通りのクソ雑魚ナメクジだけど、大変有難いことに両親は何も言ってこない放置っぷり。
しかしさすがにこのままじゃマズイという危機感もあり、ここらで人並みの人生に近づいてみようかと思った。
要するにやりたいことは下記の3つ。
① 彼女作ってお付き合いをしたい。
③ 一人暮らしをしたい。
まず一番やりたいことは①であるが、無職で実家無職の三十路じゃ誰にも相手にされないことが推測されるのでとりあえず②就職をしなければならない。
だが実際に行動するには苦労が伴うことが予想される。今までの人生を振り返って自分で見たくもない過去を他人に見せるために履歴書作成したり、
仕事なんてせずにのんびりダラダラ過ごしていたいのに、やる気アピールをする職務経歴書作ったり、
面接に落ちる度に心が折れて一週間程度の休養が必要になったり、まあそんな必死こいた就職活動を経て就職を決めることができたと仮定する。
そうしたらこのタイミングで③一人暮らしを始める。これは就職決定から勤務開始までの猶予期間中に実施しなければならない。
この猶予期間をどれだけ取得できるかは会社との交渉が必要となり、大変に面倒なことが予想される。
引っ越しなんて働き始めてから適当なタイミングですれば良いじゃないかと囁く声もどこからか聞こえては来るのだが、
この会社が糞ブラックだった場合、そんなことをしている身体的かつ精神的余裕がなくなるため専念する期間が必要となるのだ。
私の脳の作業領域が狭く、マルチタスクを苦手としていることも原因ではある。
何とか猶予期間を勝ち取ることができ、さらに引っ越しも無事に完了したとする。
そうしたらとうとう①彼女作りを始めたいと思うが、これに至っては何をどうやっていいのかすら見当もつかない。
二次元恋愛シミュレーションゲームぐらいしか参考にするものがない、恋愛経験なしの三十路童貞にとっては完全に未知の領域となっている。
そんなところまで考えて思ったのが生きるの面倒くせえなあってこと。
みんなこんな面倒なことやってて凄いなあ。
それともみんなはこんな面倒なことだと感じずにフツーにできてるんだろうか。
例えば俺が精神障害で、他の人とは違って頭がおかしいってことなんだろうか。
でも精神科に行って障害者認定されたところで別に何も得しないからなあ。
障害者手帳とか貰って、障害者枠で就職して、結婚とかできるか?
そんな障害者を旦那にした女の人は可哀想だろ。差別とか偏見とか言われるかもしれないけどさ。
あーあ、俺って何がしたいんだっけ。
でも無理なんだよな。
あーあ、生きるの面倒くせえなあ。
面倒くさくない生き方を探したらいいんじゃん? 親のすねかじりながら生きて、親が死んだら生活保護に頼って隠居みたいな生活するのも悪く無いと思うよ。 そもそも恋愛も本質的に面...
その中で大事なのはまず働くって事だわ。言っとくけどその状態でホワイトに就職できる事は彼女ができる事以上に難しいぞ。世の中にゴミクズを好きになるいい女はいるけどゴミクズ...
似たような経歴で似たような年齢で似たように楽天的な発想のおれから言わせてもらいます。 引っ越しは後のほうがいいよ。 仕事が続かなかった時に絶望するから。
個人的にはむしろ何よりもまず第一に一人暮らしはじめるのがオススメ 実家暮らしとか危機感なくてエンジンかからんだろ