2016-05-07

Amazonさんで、メーデーって航空機事故主題に扱ったドキュメンタリー片端から見てるのだけど、

事故調査過程が、アプリ開発者として運用チームから報告が上がってきた障害表とバグ取りの関係に似ていて妙なところで共感

番組冒頭の事故が起きるまでの小ドラマによる前振りやインシデント報告が上がってからの切り分け処理。

自分運送会社で使われているポータブルデバイス玄関先で荷物を見ながら入力しているちょっと大きめのごついアレ)の

保守運用をしているのだけど、アプリ開発者として宅配するお兄さんがどんな操作をしたのか

同僚をお客さんに見立てちょっとした演技をしながら問題再現しないか確認することが多い。

汎用的なアプリゲームなどでも、上がってきたログエラーレポート

ユーザがどんな操作をしたのか、ぐらいは見るだろうけど、

そこに明確なシナリオを描く必要があるのは用途が固定された業務用ゆえだろう。

この段階だと、工場出荷時の単純ミスから1000台に1台のレアケースまで

千差万別で正直どれくらいの影響かも分からないこともあって、

何が何でも直さなくてはという悲壮感よりも、

ちょっと罪悪感を感じつつも推理番組のようで楽しくリラックスする。

さすがに、アプリが原因で人が怪我したことはないことも理由の一つだが。

しかし、番組後半からの原因究明真相パートでは結構辛いのは業務も同じ。

番組は、整備不良、しかも手順にルーズな社内風土慢性的人員不足による忙しさによるテスト漏れなど身に覚えがあることだらけで胃が痛い

現実は、障害レポートの提出でごめんなさいと過失の割合をいつも考えて、次のシーズンで協力会社の席があるのか考えている。

そんなサイクルを45分で続けてる。実際の業務では一回大きなリリースミスやらかしてまだ自分の席は残ってる。

楽しいのだけど、事故とも無縁とはいられない職場で、俺は働いている。安月給だが人は死なない職場だ。

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