http://pha.hateblo.jp/entry/2015/12/03/225533 を見てふと。
当方文筆業。外で書き物するときとか、家の中でもデスクトップじゃ作業する気になれないとき用に動作の軽いラップトップが欲しいと思っていた。
値段がお安くて動作も軽いという噂のChromebookを検討したんだけど、基本的にブラウザ上で完結させないといけないと聞いて二の足を踏んだ。
ちょうどその時、古いノートPCをChromebookとして復活させてくれるアプリ『CloudReady』という記事がはてブに上がってたので試してみる気になったんだけど「Chrome OS入れるぐらいならLinux入れるわハゲ」というコメントがあって、そっちの方がいいのかとやってみた。
当方が持ってた古いノートPCは、2007年ごろに買った糞Vista搭載のレッツノート(CF-Y5)。当時の型落ち機だったので、買った当初からVistaは若干重く、とにかく嫌な記憶しか残ってない。CPUは2コアの1.6GHz、メモリは512+1024MBぐらい。クリーンインストールもしたんだけどやっぱり重く、ブラウジングですらコマ落ちする有様。これにLinuxの軽量ディストリビューションをいくつか入れてみて、けっきょくLinuxBean+Firefoxの組み合わせに落ち着いた。
あれ……、これだけか。
など。Windowsのように使おうとすると確実にLinuxの洗礼に見舞われると思う。ただそれを乗り越えてでも使いたいほど軽くなったので、頑張ることができた(デメリットというより単にLinuxに慣れろって話かもしれない)。
まとめると、糞VistaノートにLinuxを入れて手に入れたものは、「軽快さ」であり、Chromebookじゃなくて良かったなと思えるのは「Windowsアプリが動く」ことだ。Linuxに慣れてないことによって面倒だと感じることはあるが、用途を決めればそれに合致する環境を手に入れるチャンスではあると思う。
このエントリが、Chromebookを検討しつつ糞Vistaノートを死蔵させてるひとに対し、ひとつの選択肢を提示できたなら嬉しく思う。