彼らがスタバでMacBook広げる感覚でブログでミニマリスト名乗ってるのは、概ね間違ってないだろう。
「MacBook好きなのはいいけど、なんでわざわざスタバで使うの?」
「スタバ好きなのはいいけど、なんでMacBook広げてるの?」
そういう指摘が出てくるのは、まあわからなくもない。
俺も「スタバでMacBookとかネタだろ」と思っていたが、本当にスタバでパソコン使ってる人はほとんどマカーだった。
完全にドヤ目的でそうしてる人もいるのだろう。
でも、これって受け取る側の独り相撲であることも多いんじゃないか?
多くの「スタバでMacBook」は、別に意識してやってるほどのことではないのかもしれない。
スタバとMacBookをはじめとするアップル社製品の親和性が高いのは、上手く説明できないが否定する人もいないだろう。
明らかに他人のライフスタイルをディスる目的でミニマリズムを持ち出してくる阿呆は確かに存在する。
今までアニメ見てなかった奴が突然京アニ絶賛し始めたあれと同じだ。
彼らには信念がなく経験が不足していて、ある価値観に触れたときの反応が強すぎるのだ。
ものを知らないので、いま自分がハマってるものが世の中で一番すばらしいと思ってしまう。
これをこじらせると、何かにつけて「あのころはよかった」と自分の世代最強論者の老害になり果てる。
話がそれたが、一部の粗悪なミニマリストの根本はこんなもんである、という偏見を提唱する。
大事なのは、そういう自分の価値観を絶対だと思う人をたしなめるとき、その人の好きなものまで否定するのはやりすぎってことだ。
あるいは、その人と同じものが好きな人間はみんなこうなんだ、と十把一絡げにするのもよくない。
坊主憎けりゃ袈裟まで、なんてたちの悪い思考停止アンチでしかない。
ミニマリストは貧乏なんだとか、ミニマリストは病気なんだとか、批判のやり方としては最悪の部類である。
ミニマリストは群れてて気持ち悪いとか、「なんかあいつ調子乗ってね?」という気の大きい中学生のような発言だ。
ミニマリストは貧乏人だ。って言ったって別にいいんじゃね。貧乏人だって生きる権利はある。
ミニマリストの代表格がスティーブジョブズなんだけどな。
スティーブジョブスの成功の理由を知った気がする。貧乏人に自己正当化を、そうでない人々に魅力的な商品を同時に与えたからなんだ。という理屈をとっさに思いついた。