貧しい片親に育てられヤンキーになって高校を中退、その後大検取って受験した奴も、
高2の冬、罵倒に耐えかねて野球部の監督どついて退部した奴も、
ハイピッチな声でマニアックなことを語るダンロップしか履いてこないあのコミュ障気味の奴も
全部俺の知り合いだが、学力試験があったから、東大に受かった。
こういう奴らは人物重視の面接が採用されたら、東大に入れない。
もし、こんな奴らが面接に来たら
「なぜ部活を2年の冬に退部しているのですか、その後は何をやっていたのですか」
「恋人はいま・・せんよね(笑) 友達から何て言われることが多いですか、えっ、あまり友達がいないのですか(笑)」
あの「賢くて爽やか」で「洗練された雰囲気」を持っていて、かつ東大教授と会話するのに慣れているような文化資本を備えた奴らが増える。
文化的にレベルの高い会話が溢れる環境に囲まれて育ってきた奴が勝つに決まっている。
留学、ボランティア、NPO活動などを高校生のときにやれる余裕を持った奴らが増える。
大学時代も就活を見据えて、有意義な活動をする学生が増えるだろう。
自己分析によって自らの軸を発見し、人を巻き込んでリーダーシップを取った活動を、みんなが目指すだろう。
渋谷の街で浮いてる服装をしているダサい東大生もいなくなるかもしれない。
就活が始まってから「自己PRに使えるような、かつ面接官が突っ込みようもない、意識の高い活動をしてきていない…」と
悩むような大学生は存在しなくなっていくだろう。自分の有能性をどうアピールできるかを常に意識して行動できる学生が増えるだろう。
いいことじゃないか。