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2021-05-19

anond:20200616231036

自治体文化協会に加盟してるのが大人趣味王道

短歌俳句囲碁将棋写真盆栽日本舞踊茶道華道盆栽三曲(箏、三味線尺八)このへん

さらにこれの近隣で探すとチェス都々逸川柳盆石盆景香道トールペイント

こんなかで結構な金かかるのは日本舞踊くらいかな?和服うから短歌とか将棋とか盆栽なんて、コレクション系の趣味に比べたらタダみたいなもん

このへんだな、これの全部に興味ないんだったらもう大人趣味なんて言わないほうがいい

2020-05-05

ヤフオク料亭が出品したっぽい高級食器が出回り始めて世間のヤバさ

焼き物好きだからヤフオクをよく眺めているのだけど、

(正直、コロナ騒ぎで好事家がコレクションを手放さないかなーという岡村的発想もあった)

ここ数日明らかに新着出品の傾向が変わってきた

個人焼き物好きが集めるもの「ではない」有名陶芸家作品が出回り始めているのだ。


個人がよく集めるのは、だいたい以下のような感じだ

趣味に用いるもの

集めている本人が個人的に(家族とも共有しないことが多く、故に数がいらない)用いるもの

上記に加え

  • 酒器(お猪口、徳利)など

単体で鑑賞に耐えるもの

上記に加え




一方、「そうではない」もの代表が以下だ。

大型インテリア

数を揃えてなければ映えないもの

盛り付けてこそ映えるもの

  • 銘々皿など皿類
  • 小鉢
  • 仕出し椀類


要するに、趣味や家に飾れる範囲インテリアにはお金を出せても、揃えて10-30万クラス食器普段食事をしようという人はいくらなんでも少ないということ。

陶芸家の方もそんなことは無論承知から、この類のものはもともと市場に出回らず、ダイレクト料亭レストランに卸されることが多い。

で、件の出品群の中には、料亭出品であることを明言しているものもある。

それが手放されるということは、、、悪ければ倒産に伴う債務整理か、もう少しポジティブに受け取ると、秘蔵の食器類を少し減らして当面の運転資金にしようとしているのだろう。

で、落札の傾向を見ているとやはり「個人で集めるもの」にかすっているようなモノは高額で落札されている(例えば大型のお銚子単体とか。一品で持続化給付金くらいになってたりする)が、皿類は低調に見える。

あー、将来飲食店開店を考えている方、今どうだろうか?(これも不謹慎かな?)

2018-11-01

書道武道

筆は剣よりも強し

茶道武道攻撃としての毒と防御として解毒の技を極める)

香道武道(気体系の毒)

華道武道死体切断の技)

2013-08-20

韓国茶道魔法瓶を嘲笑う人はそもそも日本文化が分かってないのでは

やや旧聞に属するが、「韓国茶道では魔法瓶を使う」というのが、はてなにこにこ動画2ch等で話題になり、

茶道なのに魔法瓶wwww」ってな感じの嘲笑のコメントが数多くついていた。

(これね→http://www.nicovideo.jp/watch/sm21555732


そうしたコメントの多くは「フイタwww」のようなものだが、

「フイタ」理由として挙がっていたもの最大公約数的にまとめると、

韓国茶道にはわび・さびはないのかwww」ってのと

韓国茶道には威厳ってものがないのかwwww」ってのになると思う。

しかしこれらは日本文化を多少知っていれば、どちらもおかしいと分かる話だ。


まず前者のどこがおかしいかであるが、そもそも「お茶を飲む」という習慣はお茶原産地である中国ではじまり

それが日本韓国を初めとして全世界へと広がったものである

そして日本にきた段階で始めてお茶がわび・さびと結びつき日本茶道ができあがっている。

(珠光が結びつけ、利休が完成した。)


から日本以外の国のお茶にわび・さびがないのは当たり前の事に過ぎない。

わび・さび日本特有の(だからこそ誇るべき)文化なのだから

韓国茶道にわび・さびがないといって嘲笑するのは、

イギリスティーパーティにはわび・さびが感じられないといって嘲笑うのとたいして変わらない。


しか日本茶道の習慣は相当極端な部類に属するものである

私自身はその極端さ故に茶道に惹かれるのだが。)


昔読んだ本によれば、江戸時代、茶人といえば変人代名詞的な側面があり、

極端な例になると、わび・さびを演出する為に新しい茶碗をわざわざぶち割り、それを修復したり

したそうだ。


利休自身、たった2畳しかない茶室・待庵を作るなど極度のミニマリズムに走っており、

お茶を飲むだけの為にこんな狭い部屋に入らねばならない理由は

日本人ですら理解する人は少なそうだ。(だからこそ江戸時代変人扱いされた。)


私自身は利休の茶道を一切の無駄をそぎ落とした素晴らしいものだと思ってはいものの、

日本のこんな極端な文化を基準にして他国のお茶文化を嘲笑うのは

さすがに無茶としか思えない。



次に「韓国茶道には威厳ってものがないのかwwww」って意見に関して。

韓国をはじめ海外お茶の習慣はよく知らないから断言はできないのだが、

冷静に考えてみれば分かるようにそもそもただお茶を飲むのに威厳を要求する方がめずらしい文化

なんじゃないか


日本では茶、武、芸、香などのように

「道」を求める文化があり、それは禅が関係しているそうなのだが、

禅は仏教の一形態に過ぎないのだから、他の東洋の国が同じような文化を持っているとは限らない。


それに日本茶道秀吉をはじめとした権力者と結びついていたが故に威厳を求められた

という事情もあるだろう。


であるなら、歴史文化が違えば、威厳なしでお茶を飲む茶道だってありえるはずなのだ



…という事情を鑑みて、韓国魔法瓶の件を振り返って見ると、

ある点においてかなり合理的ものである事に気づく。

だって、多かれ少なかれ茶道というもの礼儀作法であり、おもてなしなのだから


丁度フランス料理を食べるとき作法が一通り決まっているように、

食事やお茶礼儀作法と結びつきやすい。

であるなら、魔法瓶お茶を飲むときの「礼儀作法」が「茶道」として

きちっと決まっているならそれはそれでよい事ではないか

魔法瓶お茶をさめないようにするのもおもてなしとして理にかなっている。


一方日本茶道魔法瓶のような現代日用品を使った場合作法について

何も教えてくれない。

日本茶道古典化による魅力を醸し出してくれる分、

近代には対応できていないのだ。




最後一言

人間、どうしても自分が学んできた事・知っている事に縛られてしまい、

外国文化を自国の文化を基準にして裁いてしまうという愚行を犯しがちだ。


だが今回の件はそれ以前の問題として、そもそも自国の文化にすら詳しくないが故に

起こってしまった誤解のように思える。


自国の事すら知らない人がなぜ他国の事を裁けるのか。

他国を判断したければまず自国について知らねばならないのではないかと思うのだ。



付記:

こういう記事を書くと「茶道韓国起源説が~」というレスが沢山つきそうだが、

そういったものとは別次元の指摘だと理解していただけると思う。

韓国起源説には詳しくないが、もし茶道韓国起源だという主張があるなら

その主張はもちろん歴史に反したものだ。

 
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