2022-09-03

母だけど、子どもモラハラ夫を捨てました

離婚をした記録をここに。

30代前半で出産。その後離婚

再婚して養子縁組、その後妊娠判明。

子どもはひとりでいいと思っていたけれど、ふたりいてもなんとか生活できる算段はあったので産むことに。

最初はまだよかった。

妊娠後期に差し掛かったあたりから、なにかあるたびに怒鳴られる、ドアや床や机を叩くことが増えてきた。

子ども出産に関わるアイテムを買うたびに小言を言われた。

出産のために入院して夫と子どもだけになったとき子ども放置して夫が先に寝てリビング内をいたずらされた。

家事をろくにこなせず、義母に泣きついて宅配便料理を送ってもらっていた。

その後赤子が再び入院したときも、夫は子どもよりも先に寝た。

夫が取った育休は、育児のためには使われなかった。

「俺は病気があるから子育てはできない」

仕事で疲れているのに家事やらせるな」

ああ、また失敗したな、と思った。

見る目がないとも思った。

キャリアだけは途絶えさせまいと続けていた小さな仕事馬鹿にされ、子供の世話で手一杯で家事をできないと小言を言われ、経済的にも自由がない。

自分がずっと楽しみにしていた予定を夫に潰されたときにたくさん泣いて、好きなアーティストの曲を聞いてはっとした。

自分で決めた答えはきっと正しい」

自分生き方くらい自分でキメてみなよ」

このままじゃだめだ。

夫、捨てよう。

離婚か別居を考えていることを話すと、明らかに動揺していた。

でも何故か自信満々に「離婚をするなら子どもふたりは引き取る」と言われたので、それは丁重お断りした。

「上の子は私の連れ子だから、私が引き取ります

「じゃあ下の子は俺が引き取る」

どうぞどうぞ

その時点で下の子は1歳。これからどんどん活発化するし、イヤイヤ期だってある。子どもがもれなく付帯してくる状況で出掛けられないことも多い。

それを今まで何度言っても伝わらなかったけど、自分当事者になって初めて分かったのか、離婚を切り出してから1週間で甘え始めた。

子ども連れで病院なんて行けない、ヘアカットも行けない、どうすればいいんだ」

子どもご飯はどうやって作ればいいんだ」

「仕上げ磨きも耳かき爪切り大人しくしてくれない」

子ども病院はどうやって予約するんだ」

彼が今までそうしてきたように、全部「自分で考えて」で突っぱねた。

上から目線で言うけど、お前が離婚を取り下げるなら俺が我慢して生活してやってもいい」とも言われたので、これも丁重お断りをした。

私は下の子をとても可愛がっていた。

それはただ幼児として可愛いからであって、自分の子どもだから無条件に可愛いというわけではなく、どちらかと言えば育てにくい子だった。

の子を育てていた経験から「つらいことはいつかは終わる」と分かっていても、誰の支援も得られない状況かつ家に引きこもりがちな生活精神負担が大きかった。

子育てセンターも人数制限があって行けない。公園で遊べるような年代じゃない。

その気質的・世間的な育てにくさのなかで自分鼓舞しながら育児するためには、幼児として可愛いポイントを見つけ出すしかなかった。

それを彼がどう考えていたのかは知らないが、下の子を夫が引き取ると話せば私を引き止められると思っていたんだろう。

非情なことを言えば、子ふたりよりも子ひとり育てるほうが気が楽だ。税金面でも子ふたりから優遇されることはない。

「親ふたりに子ふたり」で悲鳴を上げているのに、「親ひとりに子ふたり」なんてもっと大変になるのは目に見えている。

から、夫からの子を引き取る話が出たのは、自分にとって大変都合がよかった。

離婚をすると決まってから私は下の子距離を置いて、寝かしつけもごはんも少しずつ役割を手放した。

「今までぐうたらしていたのにすぐ就業できるわけがない」と言われたが、フルタイムでの就業をあっさり決めた。

血縁がいないのに家が契約できるわけがない」とも言われたが、不動産会社大家事情を伝えて家も第一希望で通った。

日差しが強く照りつけていた日に、夫と幼児を置いて家を出た。

今日土曜日子ども自分の部屋でぬいぐるみを寝かしつけながら保育士さんごっこをしている。

私は途絶えさせなかったキャリアを活かして昇給も果たし、貯金しながら生活できる余裕が出てきた。

の子は以前よりも笑うようになったし、精神不安からくる試し行動のようなものがぱったりとなくなった。

の子も私も、再婚した相手いたこと、下の子いたことの事実は消えない。

それでも、恫喝されながら暮らす生活より、今のほうがずっといい。

  • 上の子も、ハラスメントしてくるゴミと、そのゴミの血を半分継いだプチゴミと別れて暮らせるようになって、本当にすっきりした。

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