2021-09-07

ラッキースケベ』は気持ち悪いと思う。

中学時代の黒い歴史の一つとして初投稿です。はてなについてよく分かってない部分もあるので、軽く読んでください。


先日、友人が割れサイトで『ToLoveる』を読んでいることが発覚した。

気持ち悪い。コイツは目が見えなくなれば良いのに。そう思った。

ソイツはどうやら、ヤミちゃんというキャラお気に入りらしい。割れサイトで読んでいる分際で、何漫画について語ってんだこのアホは、と思いつつも、話を聞いていった。ソイツが言うには、「ヤミちゃんエロい! エロいからかわいい! かわいいから好き!」とのことだった。俺は、「エロい」と「かわいい」の区別がついていない奴は、刑務所にでもぶち込まれたほうがいい、というタイプなので、イライラしていた。というかコイツは、「エロいから好き!」とストレートに言うと、脳みそがちん子でできていると思われると考えたから、こういう言い方をしたんだろう。まあそれでも普通にコイツ脳みそはちん子でできているんだな、と思ったが。



さて、本題に入ろう。

俺は、コイツの話を聞きながら、「『ToLoveる』ってそんなにエロいか?」と考えてみた。考えていると、自分自身が、「ラッキースケベ嫌い」であることがわかってきた。

なぜ、「ラッキースケベ」が嫌いなのか。

それは、「不自然」で「下品」だからだ。


そもそも、「ラッキースケベ」は現実では起こり得ないことだからこそ、「ラッキー」と呼ばれている。

何か障害物があるわけでもないのにすっ転んで、ん?何か手に柔らかいものが...となることはまずあり得ない。そこが不自然から気持ち悪く感じてしまうのだろう。

ラッキースケベ後のヒロインの反応も不自然である

以前、あるツイフェミ?の人が「普通異性に裸見られたらその後の関係気まずくなるだろ」と言っていて、ツイフェミもたまには正しいこと言うんだな、と思ったことがある。ヒロイン立場に立って考えてみると、主人公は、「よく分からん所で転んで自分のブラやパンツに手を入れてくるヤバい奴」である。それが事故であったとしても、2、3回続けばわざとなんじゃないか?と疑うはずだし、主人公がどんなにイケメンでも、少し距離を置こうとするはずだ。

そもそも、我々は主人公に近い立場に立っているから、「ラッキースケベ」と呼んでいる。だがヒロインからしてみれば、偶然とはいえ、何度も胸を揉まれたり、股に顔をうずくめられたりされる。これだと、「ラッキースケベ」ではなく、「アンラッキー性的いじめ」ではないか普通にかわいそうだ。

しかし、『ToLoveる』のヒロインはどうだろうか。「ラッキースケベ」を初対面でされても、何十回とされても、な・ぜ・か、主人公に惚れているのである意味が分からない。人の血が通っていないのか。

おそらく俺は、この不自然さを気持ち悪いと感じているのだろう。


前に、『五等分の花嫁』の原作者である、春場ねぎ先生が、「パンツを見せたらヒロインの格が下がる」と発言話題になっていた。俺は、この考えに深く共感した。そして、「ラッキースケベ」について考えている時に、なぜそう思ったのか分析をしてみた。

そこで出た答えは、これもまた、「不自然から」だった。

日頃の生活の中で、「パンツが見える」ことはまずない。ほとんどのパンチラは、作者または読者の「パンツが見たい!」という願望によって描かれている。不自然エロがあると、なんでこんなシーンを入れたのか考え、その結果行き着く先が、作者や読者の願望だからということになり、下品だなと思ってしまう。

また、『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』というアニメの、カトレアボードレールというキャラにも似たようなことが言える。このキャラは、巨乳で、胸元をこれでもかと開けた服を着ている。他のアニメにも似たようなキャラがいることは分かっている。しかし、『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』という真面目な作品の中で、そのキャラ違和感になっていて、個人的には下品だと感じてしまう。別に巨乳が悪い訳ではない。胸元を不自然なほど開けた、「エロい服装下品に見えるのだ。

本質的に、「エロ」と「下品」は紙一重ものではあるが、そう思わせないよう、自然に見せる工夫が必要になるのだろう。

そのため、不自然まりない「ラッキースケベ」は非常に下品だと感じてしまうのである


では、そこまで下品じゃないエロとはどんなものだろうか。

これについて俺は、ヒロインたちが風呂に入るシーンを挙げよう。風呂に入るときは当然、服を脱ぐ。ヒロインたちが一緒に風呂に入ることで仲を深め、今後の展開につなげる。これは比較自然な流れだろう。

しかしここに、主人公が間違って入って来たらどうなるだろうか。雑な理由けがあっても、そうはならんやろと違和感を感じる。

なんでこんなシーンを入れたのかを考えると、汚い読者と作者の考えが見え隠れし、下品に思ってしまう。

しかも、その後のヒロイン主人公関係が気まずくなることはなく、逆にヒロイン主人公を好きになっていたりする。ヒロイン感情自分感覚とかけ離れすぎていて、主人公のことを好きになるように動いている都合のいいロボットに見える。

そんな状況が気持ち悪く感じてしまうのだ。

これらのことから俺は、「ラッキースケベ」は、その状況やヒロインの反応の不自然さと、顔を覗かせる読者と作者の汚い願望から気持ち悪いと感じているという結論に至った。

あくまでこれは俺の意見なので、反対意見があればそれはそれでいいと思う。

ただ、俺はラッキースケベが嫌いだ。

  • でもメインヒロインは作者の嫁さんがモデルで、その嫁さんはリアルで浮気してしまい離婚沙汰となり、作者は泣く泣くサブヒロインをメインにして連載続けてた鋼のメンタル持ちなん...

  • 聖女派と娼婦派がおるんやけど、元増田は聖女派なんやな

    • アニメ漫画の女キャラなんて男を悦ばすためだけに作られた存在だから娼婦そのものだろう。 娼婦ではなかった幼少期や娼婦を辞めた後の老後がある生身の娼婦より遥かに純度の高い娼...

  • パンツ見えようが見えまいが自慰のためだけ生み出された人格皆無の非実在便女じゃん。

  • ラッキースケベが嫌いというより、エロが嫌いなのでは

  • 何度触っても毎回焦ってるリトさんもなかなかすごいと思う。あれだけ接触してたら、あーはいはいおっぱいおっぱい、ってなっても不思議じゃない。

  • パンツ……見たいすけどね

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