・やっと発注の要領がわかってきた。新規商品はどんなに売れても1週間で切る。よし。
・満を持して出勤した途端に店長に取っ捕まって、上記の事を今更レクチャーされる。それ最初に教えてよ!
・先月くらいに入社したらしい新人バイトの子に初めて会ったが、スルーされてしまった。事務所に知らない人がいたら普通挨拶しないかな?と思ったけど、まぁいいかと思って店に出た。
・新人バイトちゃんは上がるときは普通にお疲れ様言って返って行ったので、あぁ普通だった。でも自己紹介するタイミングを逃してしまった。
・何か今日私、やけに相棒に歓迎されてるような気がする、と思ったら、相棒は新人バイトちゃんとの仕事がとてつもなく苦痛だったそうで、早く増田来ないかな~とずっと思っていたらしい。
・「あたしああいう女が一番大っ嫌い!!」と相棒。見たとこ19か二十歳くらいの女の子を「ああいう女」呼ばわりとはこれいかに。暇だったので相棒の新人バイトちゃんについての愚痴をとっくり聴いた。
・相棒の新人バイトちゃんへのムカつきポイントは二つで、口だけ達者な事とレジに入ろうとしないこと、なのだそうだ。
・なるほど「口だけ達者」なのが「ああいう女」呼ばわりの原因なのか。若者がビッグマウスなのは仕方ないような気もするが。
・でもこのお店にいる若者の皆さん(イケメン正社員氏、正社員女氏、ネガティブ君、夕勤バイトちゃん)は腰が低くて素朴な性格なので、そういう人達に慣れていると鼻持ちならない系の若者は特別変で嫌な人に見えるのかもしれない。
・レジに入りたがらないという事に関しては、ぶっちゃけ気持ちはわかる!
・でもコンビニの仕事で一番基本的で一番重要な仕事なのはレジ打ちなのである。いっそレジ打ちしか出来なくてもいいくらいに、レジ打ちは大事なのだ。
・……って、私はバイト初日に教わったけど、新人バイトちゃんはそれを誰にも言われていないのだろうか?
・私がまだバイトを始めて数日目くらいの時に、シフトリーダーからもう慣れた?って聞かれたので、「レジ打ちには大分慣れてきたけど、その他の仕事はまだわからない事だらけなんです」って言ったら、シフトリーダーから「レジ打ちが出来るようになったんなら大丈夫だよ!ほかはおいおい覚えてけばいいんだから!」と褒められ励まされたのだが。
・何か新しい仕事を始める時は、まず場と人に慣れたいから雑用からスタートしたいと思ってしまうんだけど、雇う側としては雑用なんかどうでもいいから早く最重要な仕事を覚えて欲しいらしい。
・私は学生時代の頃、定食屋でバイトをしていたが、初めは皿洗いからやりたいと思ったけどいきなりオーダー取りから始まったなぁ。
・コンビニにおけるレジ打ちは、定食屋におけるオーダー取りくらいの重要度だという事だ。
・コンビニでは、いくら雑用をやっていても、レジに入らず相方にばかりレジの負担を掛けていると、「サボってばかりいる」と言われてしまうので、気を付けるんだ!
・相棒はひとしきり愚痴ったあと、「こんなことは本人には言わないけど」と言った。
・いや、仕事の優先順位の事くらいは言った方がいいと思うよ。残念な事にまず第一にレジ打ちなんだと。
・オーナーが言うには「コンビニの仕事を大方覚えてものになるまでには二年かかる」そうなので、懲りずに頑張ろう。
・と、この間「俺はもうダメです」と嘆いていたネガティブ君に言ったら、「俺二年後までいるかな……」と言われたので、「そうだね就活とかあるしね」って答えた。
・長くて二、三年ほどしか続けないと言われているコンビニバイトだが、私は一体いつまで続くのだろう?
・出来れば、「私はコンビニで働いた経験があります!」と胸を張って言えるくらいになるまでは働きたいと思う。始めたからにはプロフェッショナルになるまで。
・道のりは遠い。
・今のところ、賃金以外の面ではそんなに不満のない職場だし、今まで勤めてきた職場の中ではこれでも最も楽な仕事(楽ではない)ので、いいのだけど、急に辞めたくなる時が来るのだろうか。
・シフト表を見たらなんかまた人減ってるけど。
・そして新人バイトちゃんの出勤時間なにげにベリーロング!相棒の言う通りの仕事の仕方なのだとすると、昼勤はどんな地獄になっているのだろう。
・今日はほどよく暇だったので、客足が途絶えている間にゴンドラのお掃除が出来たので、満足。
・出勤を少し増やしたいので、帰りにシフト表をじっくり眺めたが、入って有難がられそうなとこが日曜の午前中くらいしかない。
・うちは皆寝坊助で、日曜午前は活動しないから、出勤しようと思えば出来るが、家族につられて寝坊するリスクがあるし、子供の習い事の試合がたまに入ったり、夫が消防団の行事で居なかったりするので、悩ましい。