2014-05-06

田村ゆかりラジオを投げつけた動機

http://sankei.jp.msn.com/smp/west/west_affairs/news/140505/waf14050518000001-s.htm

頭の悪い大学生が暇な時間に書いたとしてももう少しまともな内容になりそうな駄文に言及するのも癪だが、思いの外はてブが伸びていてあまり野放しにもしたくないので事件動機を少し考えてみる。しかし今さらこんな新しい事実もなくネット情報ほとんどな内容のものを出すとは、産経の質の低さを世にしらしめているわけだが大丈夫なのだろうかw

さて。事件概要を知らない人はリンク先をまず見て下さい。

それを踏まえて実年齢をカミングアウトしたということについて。

これは彼女の発言を拾えばすぐにわかることだが、数年前から何度も言及している。6年前の武道館公演の時点で実年齢を言ってた気もするし、彼女ラジオを聞けばそれをネタにして「あれ?おかしいな?17歳のはずなのに」なんて言うのはよくある。だから曲がりなりにもファンであると言うならば彼女の年齢を知らないのはおかしい。ファンでありながら彼女の年齢を知らないというならば逆に問いたい。あなた彼女の何を知っているのですか、と。いや正確な年齢は知らないにしても大体どのくらいの世代かくらいはわかってるでしょ。

一応例外として考えられるのはちょっとアレな人たちのことだ。数年前にネットサーフィンしてたときたまたま見かけたのだが、ブログおっさん(自撮多々有り)が延々と彼女について書いていた。内容としては女性と接したことがほぼ無いようなことを所々言及しながらも彼女のファンらしい微笑ましいものが中心だったが、一つ目についた点があった。彼女飲酒したことをTwitterなりに書くと激怒しているのだ。正直何度読んでも何に怒っているのかもよくわからなかったが、とりあえずこれはあかんやつやと思った。(年齢について怒ってるわけではなかった)

どんなタレントのファンの中にもこういう思い込みが激しい人は一定数いるだろうし、彼女でなくても十分に有りうる話だ。だからこういう人たちが事件を起こしうる可能性があると考えるのは普通すぎるし、たまたま彼女ときに起こっただけのことだ。(もちろん皆さんが起こすというわけではなく、起こすのもまあわかるなという意味合い

もう少し違った線を考えてみる。

彼女を知る手段としてはアニメラジオ、歌、ライブ日記Twitter雑誌インタビュー等がある。この中でアニメや歌で彼女のことを初めて知った人が多いと思うが、これらは彼女の人となりを知る上ではあまり適当ではなくて、それを除くと一番とっつきやすいのはTwitterラジオだと思う。だから彼女のファンならばおそらくほとんどの人がTwitterを見たりラジオを聞いたりしたことがあるはずだ。個人的な考えとしてはここらへんが動機としてあるのではないかと思う。聞いたこと見たことある人はわかると思うが彼女の発言は結構に毒が強い。可愛らしい発言はむしろたまにあればいい方で、ファンに向けてつれないことを言うのはいものことだ。

客「ゆかりん大好きだよー!」

ゆ「ふーん、私は別にそうでもないけど」

ゆ「みんな今日で今回のツアー何回目?」

客「全部来てるー!」

ゆ「ヒマだねぇ笑」

かなりネガティブなことも言う。実年齢をカミングアウトなんて正直軽い方で「友だちいないから一人でご飯食べた」はいものことだし、「しにたい」「つらい」なんてことも言う。ただそれも昔からよく言っていたし、それに対してファンが「そんなことないよ!」なんて言うのもいつものことだ。

そんな彼女を見てメンヘラなんて言う人もいる。メンヘラという言葉カジュアル化してるし、あまり気にしてはいないが、確かにこの頃そういった発言が目に付くような気もする。でも前からこんな感じな気もする。彼女の心の内は残念ながらわからないし、仕事上の見え方をあれこれ考えてもどうしようもないと思ってるので、事実としてそういう一面もあるということだけ知らせておく。個人的には彼女を見て「これは更年期特有の症状だ」とか言いながら現れる謎の素人専門家たちには辟易するが。そんな彼女の現状を見てなんかちょっと嫌だなと思う人がいてもおかしくはないと思う。少なくともネットでは、昔はファンだったけど今は嫌いという人を見かけたことはある。

あの年であのパフォーマンスをすることについて、本人なりに思うことがあるのは当然だろうし、その中でネガティブになるのも仕方はないのかなと思う。

「いつまでやるんだろう」

「まあ好きでやってるからいいんだけど」

「だけど、ねぇ笑」

本人も言ってたけどこれが彼女の状態を端的に表してると思う。

ただ一つ言いたいのは彼女気遣いの人だということだ。共演者あるいはバンドメンバーも事あるごとに言及している。彼女はその場を見てどう振る舞うべきか変えているし、少しまずく取られそうなことを言った後はすかさずフォローをする。素に近いように見えるラジオはもちろん、Twitter彼女なりのポーズがかなり含まれてると思う。少なくとも彼女彼女が嫌われるようなことは言うが、自分の周りにそういう気持ちがいかないようには努めてるようには見える。ただその辺の振る舞いはとにかくわかりにくい。彼女も察せられないように振る舞いたがりそうだし。たぶん今気遣ってやったんだろうなーというレベルだ。

そんなわけで彼女の状態は端的に言えるほど単純ではない。彼女解釈十人十色だ。そんな中に迷い込んだ一人のキモオタ彼女ネガティブさにあてられてまずい選択をしたというところではないだろうか。

彼女ネガティブさが目について嫌いだ。決別したい。でもかわいい。どうすればいいんだ」

その結果の選択ならばなんとなくわからないでもない。(もちろん俺の隣でそんなことするなら飛びかかって止めるけど)

それでも「いつもはすぐふざけて本当のことを言えないけど」と言う彼女を俺は大好きだし、せめて敵意を向けるのではなく静かに去って行ってほしいなと思う。

補足

いつもは彼女のことは姫と呼んでいます。あと、この時のライブツアーでは都合3回初参加の人と連番でしたが、みんな口々に「楽しかった!また来たい!」と言っていました。

興味があるけど敷居が高そう、と思ってる方々。ぜひ来てみて下さい。

初めてでも曲を全然知らなくても、きっと私たち自慢の姫と楽しい時間が過ごせると思います

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