「ラマダン」を含む日記 RSS

はてなキーワード: ラマダンとは

2014-08-25

http://anond.hatelabo.jp/20140825220110

肩入れも何も中田考自身は紛れもなく原理主義者でしょ。

領域国民国家の廃止とカリフ制の再興だっけ。

そういった理論武装では日本における第一人者と言ってもおかしくないんじゃないの。

中田考を本当に批判する気なら相当に腰を据えてやらなきゃいけないと思う。

少なくとも「ある原理主義者がラマダンを破っていた」くらいでは小揺るぎもしないのでは。

しかイラク人質事件でもコメントを出していたはず。ググってみては。

「大部分の人は折り合いを付けている」とは言っても、

現実に折り合いを付けられないムスリムが(IS以外にも)たくさんいるわけでしょ。

それを「ムスリムの少数」として無視できるんだったらアメリカもこんな苦労はしてないんじゃないの。

中東欧米型の民主主義押し付けようとして失敗した、なんていう批判もあるわけじゃん。

てことは「原理主義でなんか生きられない」と同様に、

民主主義でなんか生きられない」「世俗主義でなんか生きられない」

という言い分だってありなんじゃないの。

http://anond.hatelabo.jp/20140825175940

原理主義者に感情移入して「これがムスリムの考え方だ!」って言ってるのが変なんだよ。

たとえば、イラク人質事件の時の記事ね。

●「殺される理由ないのに」香田さん殺害イラク国内批判の声

「この若者がこんなふうに殺される理由は何もないのに」-。香田証生さん(24)の遺体を30日夜発見したイラク警官は、やりきれないという表情を見せた。日本人殺害事件は、残虐な事件には慣れているバグダッド南部サマワ一般市民にも、強い怒りや悲しみを呼び起こした。

イラク国防省のアサディ副大臣は「われわれは殺人を強く非難する。イラク伝統イスラムとは無縁の行為だ」と述べる一方、「イラク日本との関係は強固であり、われわれは日本支援を忘れない」と付け加え、事件が対日関係復興支援に悪影響を及ぼすことへの懸念をにじませる。

事件イスラム教徒信仰心高まるラマダン断食月)の真っ最中に起きた。バグダッドの電器商イマド・ハタブさん(35)は「この聖なる月に、神はこんな非道をお許しにならない。犯人は、イラク不安定になればいいと思っているような連中だ」と語気を強めた。

事件への怒りは陸上自衛隊活動するサマワにも広がった。大学生サナア・アリさん(23)は「もしも日本に出て行ってほしいなら、(暴力に訴えず)そのように要求すればいいことだ」と怒る。「教師の母は最近日本に招待されたが、素晴らしい人々だと言っていた。こんな悲劇が起きてしまい、申し訳ない気持ちだ」と肩を落とした。(共同10/31 20:04)

あったり前なんだけど、大部分の人は信仰適当に折り合いつけて生きてるんだよ。原理主義でなんか生きられないんだから記事の中にもあるけど、原理主義である筈の犯人ラマダン破ってるんだよ。何が原理主義だよって感じ。

中田さんが原理主義に肩入れしてるようにしか読めないから、まとめでもみんな反発してるんで。人質事件の時と同様、日本でのムスリム立場が悪くなるような事を言ってるんだから迷惑な味方だと思うよ、彼らにとっても。

2009-10-12

原油取引での米ドル利用を中止し、通貨バスケット(合成通貨)建てでという話。

特定の産油国通貨でやるとなると、それだけで主導権争いが激しくなる事から合成通貨という話になったのであろう。しかし、原油取り引きに米ドル、というか、アメリカ市場が利用されるのは、取り引きのルールが明確にされていて、誰でも参加できるという自由市場だからである。外資でも投資会社が自由に設立できるし、約定は果たされるし、裁判も公平であるという事情があるから、アメリカ市場がこれほどまでに利用されているのである。

中東にも原油相場が立つ市場はあるが、そこでの取り引きが小規模のままになっているのは、自由市場としての信頼性が無い為である。お金さえ持っていれば、異教徒であっても取り引きするし、異教徒が相手の市場であれば、安息日ラマダンも関係ないという、宗教国家の教義に関わる変化をしなければならないが、そういった事をやれない為に、ローカルマーケットのままになっているのである。

原油取り引きの中枢的市場機能を中東に持っていくには、アメリカ以上に使い勝手の良い市場を作らなければならない。使用する通貨が問題なのではなく、利用される市場の使い勝手が問題なのである。

この問題を解決するには、段階を追っていく必要がある。中東産油国は、国境を接しており、友好的とは言い難い。そこで、原油兌換券の発行から始めるべきであろう。

券面に記載された引き渡し場所に容器を持参すれば、原油兌換券と引き換えに、券面記載の量の原油を渡すという原油兌換券の発行と、それを販売し交換する市場を、それぞれの産油国運用するようになる事である。隣国の原油兌換券であっても、差別的な価格や取引条件が設定されない事を、市場において示すというのが必要となる。原油兌換券の相場が立つようになれば、それをまとめた合成商品としての原油が発生するであろう。国内での原油価格を固定する事が出来ない以上、変動相場制は必要であるし、金利が発生する通貨と発行可能量が限定されている原油兌換券とは切り離す必要があるから、通貨原油兌換券の二本立てという事になる。

また、原油兌換券を保存しておく事は、純金を保存しておくのと同じ事になる事から、将来への投資として買い持ちする投資家が発生する可能性があり、本来の価格よりも高い値段で流通する可能性がある。現物を保管するよりも、兌換券を保管するほうがはるかに低コストであり、兌換券が踏み倒されるリスクと、現物を保管していて火事が起きるリスクとは、たいして差が無い。

産油国にしても、他国の兌換券を買い占めておいてから、自国の兌換券を割高にして他国の兌換券を売りぬけ、資源を温存しながら利益を確保するという手段が取れるようになる。安価に買う為に、パイプラインの通過権や港湾の利用権を出すことになり、これは、相互の利益になる利権の分配である。通過料金や利用料金は、安価にしなければ利用が阻害されてしまうが、兌換券として受け取っていれば、利害関係を一致させられるのである。

米ドル建てが問題なのではなく、アメリカ市場で取り引きされている事が問題であり、中東アメリカ以上に便利で使い勝手の良い市場を作る事から始めなければ、原油価格が決定される市場中東に持ってくる事は出来ない。

原油兌換券を扱うオイルバンクが発生し、タンカー名義の口座から発券元に振り込まれた額面で、タンカーへの積み込みが行われるというようになるのが、当面の目標であろうか。

http://www11.ocn.ne.jp/~ques/diary/diary.html [2009.10.7]

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん