はてなキーワード: ベッコアメとは
色々考えられると思うが、俺なんかは
「ネットニュース」と言われてNNTPの方を使ってた事を思い出せる世代とニュース配信のウェブサイトだけが頭に浮かぶ世代
あたりで分けられそうじゃないかと思う。
リモートログインにtelnetを平気で使えた世代とssh使わんとかキチガイだろって世代とかw
パソ通老人とインターネット老人は違う、みたいな話もあるけど、初期のネットユーザの多くはNiftyやPC-VANあたりにアクセスしてた人間だし、"AOLer" みたいな「ネットにアクセスするためにパソ通であるAOLと契約」みたいなのが多かった訳で、専業プロバイダの高かったIIJとか、かなり安いけど怪しいベッコアメやリムネットから繋いでパソ通のサービスを全然知らない「インターネット老人」ってどれくらい居るのよ? って思うんだけどな。 win95と同時に立ち上がったMSNだって最初はパソ通サービス事業者だった訳だしな。
正確にはしらないから嘘かもしれないけど、JUNET創生期は広告がなくて費用はNTTとか大学とかが負担してたので、
「シグナチュアは3行以内」「1Mを超えるファイルは物理転送」とかそんな呑気な世界だった。
そんな物理回線が細くて接続費用やストレージ費用高かった時代でもネットニュースの「fj」カテでは、
mohtaさんとか日下部さんとかのバトル風景があったような気がする。それは今もあんまり変わってないw
当時は藁人形とかチェリーピックとかそういう言葉遣いはなかったから、30年でそこだけ進歩したw
アサヒネットとかiijとかベッコアメとか相互接続された後、ベッコアメの使い方が今風で、当時の基準でいうやらかしが多くて、
PCは5インチのFDDドライブ×2が普通で、ブラウザはモザイクで、wwwの最初の画面はwww.ntt.jp(日本のインターネットサイトとかなんとかっていう見出し名)で、20Mの外付HDDが貴重品だった。
パソコン通信は匿名、インターネットは本名っていう不文律があった気がする。ネットニュースの投稿はみんな署名に本名と大学や会社名の所属を書いてた。
日本だけのものじゃないから日本人相手でもメールのタイトルに2バイト文字使わないとか、なるべくネットに負担かけないためにメール本文は簡潔にするというマナーもあった。
プロバイダは1800円固定だけど遅いベッコアメか、1分30円の高いIIJしかなかった。
身に覚えのない「楽天市場」というなんだかあやしげな発行元からの宣伝らしきメールが届いた(スパムメールという概念はまだなかった)。
タイガーマウンテンにどうしても繋いでみたくて、親戚のお兄さんから24kモデムを譲ってもらった。
線さえ繋げば繋がるのは、今なら分かる。ピンアサインなんて0.1秒で検索出来る。
結局モデム本体より高いケーブルを買ってきて繋げてみた。
ダイアル先は、勿論米国だ。
聞き慣れない呼び出し音・・・・
繋がった!でもネゴシエーションで切れる・・
何ななんだか分からないまま、数回トライして実通話時間が最初に決めていた時間を超えたからその月は諦めた。
その失敗だけで5000円。
翌月国内のFIRST CLASSサーバーで練習して再トライ。
繋がった!
見た事無いような情報!
翌月見た事の無いような請求!
ベッコアメが出てくる数年前の出来事でした。