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2010-12-04

http://anond.hatelabo.jp/20101204020828

嫌中で天皇崇めてる人に言いたい

天皇制自体中国意識した制度

政治文化宗教日本はずっと中国の影響を受けてきたわけだし、暦や貨幣中国の物を長いこと使ってた。

中の人はもっと自国の歴史文化を調べてから嫌った方がいいよね。

中国には歴史的に長いことお世話になってきたのに急に掌返すのは、日本民族は恩知らずな民族だと言われるぞ。

2010-11-24

http://anond.hatelabo.jp/20101124160019

たいっていうか、あなた意見だと、人間経済システムの要素でしかないな。

人間の為の経済じゃなくて、経済の為の人間になる。

だけど、経済システム、というか資本主義経済・自由市場経済を回してる貨幣人間が作り出したんだぞ。

人間の生活の福祉に値すると思って作ったんだ、貨幣市場も。

それでなんで淘汰されなきゃならんの?おかしいと思わんか?

それで、俺が言ってるのは、なんも資本主義を打倒しろとかじゃない。

ただ、人間市場に照らし合せてクズ扱いするのは本末転倒だ、人が市場に過剰適応し過ぎだろ、と言っている。

おかしいかな?

2010-11-23

米国債金利が上昇していることについて。

米国債投げ売り状態となっていた為である。国債を持っていた人が現金を選好したわけで、それ自体は、喜ばしいことである。TPPが成立すれば、アメリカ産業が立ち直る、ならば、その株を今のうちから買い漁っておいた方が良くなるというのが、メインシナリオであろう。サブシナリオとしては、QEが続くならば、貨幣価値の下落率(購買力平価の低下率)は、国債金利を上回るので、インフレに対して中立的な実物資産財産を移しておいた方が良いという考え方となる。

つの理由から、国債を売って現金を買い、その現金で株を買うという投資行動が出てくる。

メインシナリオについては、TPPの実現は遠のいた事から、株式への資金流入の勢いは止まるであろう。問題は、サブシナリオの方である。QEが続く限り、現金よりも、キャッシュフローがある企業株式を持っていた方が、インフレによる資産の目減りを避けられる。

不景気デフレーションという状態であれば、国債が一番安定した投資対象となる事から、多額の財政赤字を抱えていても低金利ファイナンスが出来るのであって、不景気だけどインフレーションという、いわゆるスタグフレーションの状態では、国債への投資インフレ率の方が金利よりも高くなることから、不利な投資となってしまう。国債金利が高騰すると、新発国債金利を上げなければならず、しかも、金利を上げたからといって、完売するとは限らないとなる。財政赤字の借り換えが出来なくなるわけで、スタグフレーション下で増税・緊縮財政となり、雇用消失が止まらなくなるという、最悪のシナリオへと展開してしまうのであった。

TPPは進展しないが、株を買ってしまったとなると、企業活動を活発にして利益を上げてもらわなければならなくなる。その、一番手っ取り早い方法は、デフレ輸出の元凶を焼き払って消滅させる事となる。

デフレ不景気という状態を続けることは出来ないし、新技術・新製品市場を塗り替えて需要を発生させて経済を回すという平和的な方法は、新技術・新製品が出てくるという偶然の幸運に依存しなければならない。

2010-11-19

そこで執事ロボとベーシックインカムじゃよ!

執事ロボのコスト人件費より安くなる瞬間がきっと来るので、そのときに彼らロボが生産した財やサービス貨幣の形で国民に給付する、というのでどうじゃろ。

日本はもっと頑張ればこの業界で一時期トップになって、しばらくパテントで食っていけると思う。(という話を俺はどこにでも書いているのでそろそろ別のネタ考えよう)

2010-11-16

http://anond.hatelabo.jp/20101116222533

詳しい理由は省くが、貨幣の基本性質からすると長い目でみれば必ずインフレしていく。

お金価値は下がり続け、物価は上がる。

だから現金で持っているのは損。

モノに変えるといっても、T食べ物や車みたいに腐ったり減価償却するものはダメ

これも理由は省くが、株は平均値でいえばインフレ率以上のリターンが約束される。

だから、理論的には株が正解。

しかし、失われた20年に関しちゃ当てはまらなかった。

経済原理に反してデフレった。

土地微妙

ロバートキヨサキだってサブプライム以前だったから土地で成り上がれたわけで、今じゃ難しい。

2010-10-29

というわけで貨幣を統一しよう

各国通貨を廃止して地球幣にするべき。

2010-10-27

女性の「性的価値」を貨幣化して、各国の「女性資産簿価」を作成する

超暴論だが、「女性性的価値」を貨幣換算した。

もちろん、日本ではこういう女性貨幣価値化は非難ゴウゴウになるが、

女性(というより国民全体)の人権ゼロ北朝鮮であれば、

自国の「女性資源」を貨幣換算するかもしれないなあ、と思って計算してみた。

仮に北朝鮮アングラ市場で、外国人向けに児童買春実施した場合

「12歳(初潮)~15歳」で「1回5万円×1日10回=毎日50万円を稼げ」、

「15歳~20歳」で「1回3万円×1日10回=毎日30万円を稼げ」

「20歳~30歳」で「1回1万円×1日10回=毎日10万円を稼げ」

「30歳~40歳」で「1回5千円×1日10回=毎日5万円を稼げ」

と仮に価格設定する。

児童買春は各国で厳しく規制されている分、逆にプレミアムが生じる)

この価格設定なら、

「1人の女性は、一生の間に、

(50万円×3年+30万円×5年+10万円×10年+5万円×10年)×365日

=16億4,250万円の性的価値を生み出す」ということになる。

ただ、実際には生理妊娠で「稼げない」期間が生じてしまうが、

「10億円程度は稼ぐことができる」という計算

ただ、この「一生の稼ぎ」のうち、3分の2は「20歳までの稼ぎ」である。

日本では「20歳までの稼ぎ」が法的・倫理的NGなので、

日本国内では「女性は3億円程度の価値がある」ということになる。

日本国内に女性は6,000万人、うち40歳以下だと3,000万人か?

3億円×3,000万人=9,000兆円の女性資産存在する、と書きたいところだが、

35歳とかだと、せいぜい6,000万円程度の「残存簿価」でしかない。

3億円以上の「簿価」があるのは「20歳以下の女性」だから、その分割り引いて

考えないといけない。

となると、女性資産の合計は、3,000兆円くらいか?

人口では日本の6分の1程度の北朝鮮ですが、「初潮時からフルに稼がせる」国家ですから、

女性資産簿価の合計は、日本にかなり肉薄したりして。

中国計算したいのですが、中国は「若年女性不足」という深刻な悩みを抱えていますので、

女性資産には価値が相当出るんじゃないか?

2010-10-19

http://anond.hatelabo.jp/20101019212637

現在貨幣経済金融システムを続ける限り国の借金なんか帳消しにする必要もないどころかするべきでもないんだが、「国の借金を返せ」という人は貨幣預金借金であることを理解してないように思う。世の中全体で見れば貸す額借りる額は一致する。全ての借金をなくすということはみんなが無貯蓄になることを意味する。国が借りるのがだめで民間だけならいいという人は日銀が株社債を買いまくることを求めるべきだし、BIS規制もやめろといわないといけない。でも国の借金を返せという人はたいてい非伝統的な金融政策にも反対してたりするんだよな。じゃあ現行の金融関連の制度はどう変えるのよと小一時間問い詰めたい

と金融緩和で利息収入が減って消費が冷え込んで不況になるとか言ってたやつが金利が上がると財政破綻で景気が悪くなるとか言い出したり。全体を見ずにとにかく悪くなる面しか見ようとしないんだこういう人らは。

2010-09-15

日本財務相中国国債の購入の意向を表明

渤海湾開発機構が何をやったか、覚えていないというか、知らないんじゃなかろうか。

渤海湾開発機構は、中国政府機構であり、米ドル建ての債券はちゃんと払ったのに、日本円建ての債券だけは踏み倒したのである。日本政府政党も、何もせずに放置した為に、投資家泣き寝入りした。覚えている人は、中国株とか、中国工場を進出という話を拒絶するが、知らない人は、中国株だの工場進出だのと、舞い上がっている。

さらに、中国には国防動員法があり、外資系であっても、国防動員法が発動した時点で、中国にある全資産中国政府に接収されるとある。中国国債の券面を海外に保有していても、それを換金するには中国系の金融機関に持ち込まなければならず、国防動員法が発動している状態では、中国系の金融機関はすべて中国政府の所有物となっている為に、海外支店の営業内容から国債の償還業務を外し、償還業務は国内のみとして、中国国内に入った時点で接収という手段が取れるようになる。

中国の事を、日本と同じくらい、常識が通じる国家だと勘違いしているのが、多いようである。

外貨準備の一部を人民元にするという考えなのだろうが、中国政府統計は信用できず、貨幣の発行量すらも不明な国家国債など、junk債以下のゴミでしかない。人民元債を買いたいなら、外貨準備という他人の金ではなく、自分の金で買うべきであろう。渤海湾開発機構債のように、財務大臣殿が老後の資金を踏み倒される姿を見て笑ってやるから。

2010-09-14

http://anond.hatelabo.jp/20100914003233

貨幣の次は勃起がくる。

商品を購入するときは、貨幣は使わなくなる。

店員と勃起勝負をし、よりそそり立っているほうが勝つ。

これが粋というものだ。

貨幣の次は何が来るかな

もうお金を稼ぐ幻想も疲れてきてるんじゃない?

2010-09-02

http://anond.hatelabo.jp/20100902120300

飯塚一郎、『貨幣学説前史の研究』(1969)、未来社、です。

読み始めたばかりなので詳しいことは言えないです。扱う範囲自体は中世なので、一応スコラ哲学について最小限の土地勘はあったほうがよさそうです。序文はシュンペーターの大著『経済分析の歴史』の話から始まっていて、引用文献にカッセル購買力平価説の話が出てくるとか、相当に(当時の)現代的な問題意識がある本だと思います。

http://anond.hatelabo.jp/20100902120703

中世貨幣史ってなんかの隠語じゃないの?

中世貨幣史の本買ったってちょくちょく聞くし。

http://anond.hatelabo.jp/20100901232601

中世貨幣学説史の本が届く。

それはなんというタイトルの本でしょうか。おもしろそう。

2010-09-01

社会からこぼれおちそうなメンヘル漠然今日あったことを書くよ

昨日が事務処理の締め日だったので休むわけに行かず、今日会社休みました。

多重下請け&業務量削減、で、いま自分実質的に律する人が誰もいない。だから遅刻魔が容認されてしまっている。トラブルはまれによくあるし、そのたび各方面に迷惑をかけるし、このままだと自分が腐る。わけあって働けない家内を抱え、所帯持ちの責任で不本意ながらいまはこんなところにいる。本当はいたくないから、遅れる、休む。ああ、フリーランスは楽しかったなあ。

家内までむしろ休むと嬉しそうだし、でも給料が安いというし。

自分用のタイムレコーダーが欲しい。会社仕事をするためにではなく、美しいタイムカードを作るそのためなら、定時よりずっと前に勤勉に出社できそうな気がする、自分の机に設置したら、周囲が自分たちのモラルの弛緩に対するあてこすりと受け取るだろうというところまで想像がつく。それなら、今のようにチームのお荷物をやっていたほうが平和だ。

要するに自分無意識の方がずっと狡賢い。それだけは認めないといけない。

中世貨幣学説史の本が届く。なんでこんな本を自分は買わずにいられない?友人が来て話をした。トリレプタルが近々承認されるらしい。元気がちょっとだけ出た。

週末電験三種試験がある。二ヶ月準備期間があったのに全くなにもしてない。たぶん今回は見送る。ホイートストンブリッジの式だけは理解できた。別に法定停電の手配ができるからといって今よりましな職がみつかるとか思わないけど、電気のことも知らないままこうやって腐って滅びていくのはいやだ。

なにもかも間違っている自分たちを正しいと大声で言いたい。ベルグソンに傾く若手を一喝し、ヴィシー政府は正しいと居直ったドミニコ会士の気持ちがすこしわかる気がする。

2010-08-21

http://anond.hatelabo.jp/20100821082052

なにやら小難しいことを言ってるようだが、何のことはない、

北斗の拳世紀末ヒャッハー!な世界万歳ってことですかね。

物理的に相手を殺傷可能にする暴力の強さ」じゃなくて、「貨幣量(スコア)」で力が決まるって点が違うだけ。

本質的にあなたの言ってることは、「暴力だけが正義、力だけが法律世界万歳!」ってのと変わらない。

http://anond.hatelabo.jp/20100821082052

惜しい!

貨幣とは工業製品に対して支払われるべきものだからだ。

ここでいう工業製品とは何かしらの資源を使って造られたもののことであり、資源とは人類にとって限り有る地球資源のことだ。

資源はほとんど無限にある人間精神活動に対して有限である。

故に精神活動を原料としいくらでも生産可能な書籍などとは違い無闇やたらと資源を大量使用されては困るのだ。

そこでそういうった粗製濫造を防ぐために導入させた制度貨幣経済である。

という論理、「資源が有限なものに対してのみ、貨幣が支払われるのが正しい」という論理に到達しておきながら

他方、スポーツ選手のギャラや弁護士への相談費用インストラクターへの代金など

明らかに地球資源の活用とはなんの関係性も見出せないような事柄にも貨幣は使用されている、これはなぜだろうか。

これは貨幣経済が発達しその目的拡張した結果である。

この結論に至ってしまうのは実に惜しい。

「なぜだろうか」の答えは、スポーツ選手の才能や弁護士インストラクター時間もまた、有限資源だから」だ。

イチローダルビッシュ地球上に唯一無二の存在だ。その意味で彼らの才能は「有限の資源」なのだ

弁護士インストラクターにしても、その人数自体は沢山いるかもしれないが、「彼らが持つ時間(可処分時間)」は有限なわけだ。

となると、弁護士相談費用インストラクターへの代金もまた、有限の資源を占有する代償といえるわけだ。

貨幣は、原理的に排他的に占有可能なものにのみ、支払われるべきである」とする意見は新しくはないのだが、

  1. 多数の参照を求められる情報にはそれだけの価値がある(価値があるからこそ、参照される)→よって、高価格がつけられるべきである
  2. 同一なものが多数存在すると希少性を失う→よって、価格が下落すべきである

という、「情報価格の矛盾」を是非解決して欲しいものだと思う。

投票義経済??

電子出版の事を考えていたらなんか色々と夢想したのでメモ

ここで言及されている各分野とその用語には著しい知識の欠如、誤認等があるでご注意ください。

一般的に書籍は有料であり、貨幣を対価として支払わなければ入手することはできない。

しかし巷には図書館というものが存在し、ほとんどの書籍無料で一定の期間手に入れることが可能である。

つまり情報をタダで入手することができるというわけだ。

弱者のための社会インフラとしてこのようになっているのだが、根底にあるのは情報無料であるべきということだ。

それを裏付けるようにインターネットでは多くのものが無料ロハである。

電子出版など情報を売って対価を得ようとする向きもこのほどはあるようだが、由々しきことである。

貨幣とは工業製品に対して支払われるべきものだからだ。

ここでいう工業製品とは何かしらの資源を使って造られたもののことであり、資源とは人類にとって限り有る地球資源のことだ。

資源はほとんど無限にある人間精神活動に対して有限である。

故に精神活動を原料としいくらでも生産可能な書籍などとは違い無闇やたらと資源を大量使用されては困るのだ。

そこでそういうった粗製濫造を防ぐために導入させた制度貨幣経済である。

貨幣バロメーターとすることにで人々の人気が高く必要とされている製品とそうではない不人気、不必要な製品を区別できるようになったのだ。

こうして誰もが欲しがるような素晴らしい製品には資源がより多く消費され、

誰も欲しがることのない欠陥製品には無駄資源が極力投入されないというように限り有る資源が有効活用されるようになった。

現在のところ資源完璧リサイクル方法は見つかっておらず際限なく使用していればいずれ枯渇する危険があるからだ。

この貨幣経済の成り立ちについては世界各地でそれぞれ別個に起こったものなのだが、

これはどのような人類社会にあっても無限には存在しない資源をどのように民意を反映しつつ利用していくかを模索し突き詰めた結果であると考えられる。

このように、貨幣を使用するというのは資源の活用方法についての投票行為なのである。

人と人とが接触することによって無限に生まれる情報やそれを記録する活動に対しては、それらがいくら大量に

生産されたとしても材料となる素材がほぼ無限存在しているため一向に構わず、貨幣による投票を必要としない、つまり無料であるべきなのだ。

現代の市場では書籍に対して価格が設定されているが、これは紙資源の分配、活用使途への投票であり、中身の情報はタダである。

これはインターネットに記載された情報のほとんどや市井の会話を盗み聞きしてもそこに支払い義務が発生しないことからも容易に理解できるであろう。

他方、スポーツ選手のギャラや弁護士への相談費用インストラクターへの代金など

明らかに地球資源の活用とはなんの関係性も見出せないような事柄にも貨幣は使用されている、これはなぜだろうか。

これは貨幣経済が発達しその目的拡張した結果である。

現代の政治では多くの民主主義を謳う国家議会制が導入されている、これは国の意思決定について直接国民が判断を下すのではなく、

国民投票によって信任を得た一部の人間がいわば代理で国家を運営する制度である。

同様に、経済活動についても現代ではそのほとんどが直接の投票ではなく、自らの票を能力の高い人物、組織に付託し権利を移譲する間接的な投票行為が多くを占めている。

先程のギャラや相談費用などは全てこれに該当するというわけだ。

こうしたように人類社会のなかで相対的に影響力が大きく能力が担保されている人物が多くの投票権を得ることでシステムの信頼性が向上しているといえる。

人ひとりの平等を貫き有用な社会活動を通しての投票権利移譲を認めなかった社会主義では資源運用指針が実際の需要とは大きく違ったものとなり失敗してしまった。

この社会主義破綻を見てもわかると思うが発達した貨幣経済では貨幣の役割は限り有る資源の使い道を決めるだけに留まらず人類全体の意思決定にまで及んでいる。

これは統一された価値基準である貨幣が本来可視化の難しい相対的な人間の意志や欲望をうまく数値化し社会的評価などをも内包せしめた複雑な投票活動を可能にしたからである。

人間の意思を矢印に見立てるとそれまでおのおのバラバラの方向を指していたように見えた矢印が

貨幣という媒体を得たことによって大まかにではあるが、複数個の矢印により構成されたグループの指す向きや全体の指し示している方向が見えるようになったのだ。

貨幣経済とは、いうなれば人類目標たるを示してくれる投票制度であり、期せずして出来上がった人類最良のシステムである。

2010-08-09

http://anond.hatelabo.jp/20100809023021

その生物のくびきから逃れて文明社会築くのに、生命の根幹からもともとはずれていた雄が中心になった時代があった。

それが国家運営による父権社会の始まり。

文明は、生命自然からはずれることで、初めて発達した。当然もともと生命の中心から阻害されていた男性だからこそ、それを推進できた)

その時には、文明的でない要素としては、暴力による支配ってのが、結構大事だった。

文明的なものとしては、物事を属性によって、ツリー形式の分類に当てはめていくのが、世界観の基準になっていた。

(ツリーの上にあるモノが、下にあるモノを支配しているという世界観。ツリーのてっぺん神様神様の下には人間人間の下には、非人間要素に近い自然物とされたもの、すなわち生命の根幹に関わる女や未開人が、その下に自然界があてはめられた)

で、そのあともっぺん文明革命が起きて、貨幣経済が発達した。

そうなると、本能レベルの敬意やら恐怖やらに囚われた、支配・被支配関係は、ずっとフレキシブルに機能する貨幣に取り替えられた。

これによって、個人主義社会が始まり、人間属性で分け、支配のツリー構造を作る思想も、役に立たなくなった。

ツリーがほどけた後は、ばらばらの個人が、平等な平面の上にちりばめられ、個々の人々は金の流れで繋がっている、という世界観になった。

金は支配構造よりもフレキシブルなので、ツリー構造ではなく、メッシュ構造で、あらゆる個人との間に流れた。

支配のための分類に意味が無くなったために、人を人種やオスメスで区別する必要もなくなった。

同性愛・未婚・なんでもあっていいことになった。それがその個人に適した生き方なら、と。


ただ、いつの時代も、新しい感覚について行けない人がどうしてもいる。

権威本能による統率が必要だと感じる人、個人の自由に心苦しめられている人。

あらゆる個性が認められる中で、「個性を認めたくない」という個性を持つ彼らは抑圧されている。

その抑圧が、ネットに吹き出しているんだろうのかもしれない。

権威のツリーに全てを組み込む世界観を持っているから、そういう人は、自分に当てはまるだけのことも、俺はこう感じるもの、私はこう感じるもの、ではなく、男はこう感じるもの、女はこう感じるもの、と主語が大きくなる。

絶対普遍の真理が世界を支配していると世界認識しているから、真理はこうだ、現実はこうだ、という言葉を使うことも多い。

(ツリー形式の世界観では、ケースバイケースを本質的に理解しづらい。ケースによって異なる事例は「それはたまたまの例外だ」と思うか、ねつ造だと考える)


のではないかな、という、余り根拠のない予想。

2010-08-08

http://anond.hatelabo.jp/20100808221927

話の流れを読んでない横から、ちょこっと一ヶ所だけ

>>子育て中の人も、持病持ちも、子なしの健常者も助け合っていくのが理想的な会社だと思うが

夢想的な、という意味労働力重要視しない職場会社なんて実に夢想的だ。

まあ似たようなことは思うよ。才能がないけど活躍できればいいのに、とか、貧しいけどなにもかも自由に買えればいいのに、とかね。

ちょっと待て。協力し合って仕事するのは、生産性を上げるために重要な事じゃないか?

子育て中の人も、持病持ちも、子なしの健常者も、労働力としていないよりは、いるほうが生産性が上がるわけで。

彼らを社会お荷物として、労働させなくてもいいくらい豊かな社会は、それこそ夢想の社会なわけで。

まぁ、適当に作っても金になりまくる時代、すなわち自国の貨幣価値が低い発展途上国だった時代は、それで通ったかも知れないけど、今はもうそんな贅沢は言っていられないのが先進国なわけで。

2010-08-06

http://anond.hatelabo.jp/20100806130639

つまり、国民全体の生活レベル、引いては貨幣価値をどうにかしないとどうしようもないよ。

2010-07-30

http://anond.hatelabo.jp/20100730161926

今のようなデフレだと、実質的に親と同じだけの価値収入を得ていたとしても、額面での年収では下がったように見えるんだ。

????

デフレなら貨幣価値が上がってるから同額だったら年収上がってることになるだろ。。

例えば昔30万だった物が今は10万

1000万の年収でも今のほうがより多くのものを買えるから価値はあがってるだろ。

2010-07-24

はてなでは貿易根本さえ理解していない人がほとんど

ある国にとって「貿易の黒字は利益赤字は損失だ」といった見方はその典型。

貿易の黒字・赤字は、他国に売った額と他国から買った額とを比べて、

売った額>買った額なら黒字、売った額<買った額なら赤字と呼んでいるに過ぎず、

利益や損失という概念には本質的に符合しない。

 

例えば、商店顧客に商品を販売した場合

売る方の商店は黒字(貨幣価値+、財価値-)で、買う方の顧客赤字(貨幣価値-、財価値+)だが、

それを「商店が得をして顧客は損をした」と評することには意味がない。

等価だからこそ交換が成立する・・・というより、自由意志により成立した交換を等価定義するのだ。

2010-07-19

累進課税税金の本来の形ではないわけだし、消費税が逆進的だって別にいいと思うな

小学校の頃に、税金の大切さを教えるアニメビデオを見せられた。

で、ビデオを見る前に先生がすこし話をする。

お金持ちから多めに税金をいただくことで、貧富の差を少なくすることが出来ます。うんぬん。」

で、ビデオ上映開始。

ストーリーはこんな感じ。

宇宙人地球にやってきて、主人公たちを自分の星に招くの。

その星は税金がなくて、電気も水も自家発電、自家浄水。

貧しい人は大変。

そこに、危機到来。

たしか隕石が衝突しそうになるかなにかだったと思う。

それぞれの家の発電機提供して、巨大な出力をだしてなんとかするの。

それぞれが自給自足するより、みんなが力を合わせる事が大事でって感じでまとめられた。

そのあとはストーリーから離れて、みんなから集めた税金でこんなことをしてるんですよーってインフラ整備が紹介されておしまい

紹介されてたのが道路とかダムとかってのが今考えると自民党時代だなぁって感じだけど、そこには突っ込まないでくれ。

で、子供ながらに思った感想

「あれ、先生の説明とちがくね?

個人じゃ無理な事業に必要な資金や労力はみんなで負担しましょうって話じゃん。」

時は流れ、高校時代、理系のくせに世界史をとったりしたんだけども、累進課税、というか所得税さえ世界歴史に出てこないんだな。

労役であれ、人頭税であれ、金持ちだろうと貧乏人だろうと、基本的にみんないっしょ。

とにかくむしる。貧しい人ほど辛かったのは想像に難くない。

公共サービスを受けるための対価だったんだろうな。

日本に住んでると忘れがちだけど、昼間外を安全に出歩けて、夜は安心して寝れるということがすでに治安っていう公共サービスを享受してるってことなんだよね。

全員定額の税(全部貨幣じゃなくて、物納や労働もあり)と、通行税みたいな(インフラの、公共サービスの)利用者だけが払う税金の二本立て。

で、時代が進むと、税金は定額のもの他に定率のものが増える。

収穫の1割とか、土地面積に比例してとか。

でも、所得税ってより資産税みたいな感じで。

で、現代。

定率どころか、所得額に応じて税率が増える累進課税

素晴らしい発明だよな。

基本的に賛成してるよ。

余裕がある人は、余裕がない人を助けるべきと思ってる。

行き倒れがいたら介抱してあげるべきだし、困った人は助けるべきだ。

でもさ、忘れちゃならないのが、税金ってそもそも貧富の差をなくすためにあるわけじゃないってこと。

自然に考えれば、定額か定率が本来。

富の再分配も重要だけど、第一義的な役割じゃない。

財政赤字なら、貧乏人が可哀相とか、消費税は逆進性が強いとか、そういうことを言ってる場合じゃないだろって思う。

それに、あんがい絞っても絞っても、そりゃ苦しいだろうけども餓死者なんか出ないと思うんだよね(笑)

2010-07-11

資本主義の形がなんであるか、日本福祉国家としてどうあるべきか、地方分権などをどうするべきか考えるよりも、地域に住まう集団がどういう理屈で固まっていて、それらがどういう具体的な意思で動いていて、どの程度個人が集団の中で考えを共存していて、他の地域との接点と境目がどうなっているかを詳しく分析する方が先だと思うんですよね。

更に地域の人々の生活の糧がどこから得られているかを分析しないと貨幣のあり方を構築したり合理的な労働形態を定めたり政治をどうするかは決められないと感じます。

でも社会科学って今の時点ではかなりぐだぐだで分類なんてできるような段階じゃないんですよね。なんだかどうしようもありませんね。

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