はてなキーワード: 拡声器とは
京都朝鮮第一初級学校(京都市南区)で今月4日、「在日特権を許さない市民の会」(在特会)の旗を持った男性約10人が抗議行動と称して校門に押しかけ、拡声器を使って「スパイの子ども」などと騒いでいたことが18日、分かった。
校内には近隣の朝鮮学校も含めた児童約170人がいた。学校側は、偏見や差別感情が理由の「憎悪犯罪(ヘイトクライム)」だと反発。週明けにも威力業務妨害などの容疑で京都府警に告訴する。
集まったのは在特会関西支部メンバーら。校門前にある京都市管理の公園に学校がサッカーゴールや朝礼台などを置いていたため、在特会の桜井誠会長は「不法占拠したことへの抗議」と説明している。
学校が撮影した映像では、数人が朝礼台を正門まで運び「門を開けろ」と要求。学校関係者が「ここは学校です」と制止すると「こんなものは学校ではない」「朝鮮学校を日本からたたき出せ」などと拡声器で叫んだ。
2009/12/18 22:23 【共同通信】
その踏み切りは山の入り口にあって、その線路を越えると生い茂る木々の間を進む坂道に道は繋がっていた。辺りに家や建物は見当たらなく、人気のない細い道を進んだ末に、山と裾野をとを分断するようにして無機質に佇んでいた。
一体何の理由があってここまで来なくてはならなかったのか、廃線と紛う線路を目にした瞬間に忘れてしまったのだけれど、私はその踏切の真ん中に一頭の羊を見つけていた。
羊は、例えば山羊とか鹿みたいにほっそりしていたり、大きく悪魔的に曲がった角を持っていたわけではなく、もこもことした乳白色の毛並みや、じっと私の顔を凝視しつつも咀嚼することを止めない泰然たる様にしてみてもまさしく羊そのものであって、いやいや待てよ、どうして東北の人気もなければ人家もなく、ましてや畜舎があるわけでもない山間に羊なんぞがいるのだ、という疑問すら吹き飛ばしてしまうほどに、間違いなく羊そのものであった。
私はしばらくの間羊と睨み合っていたのだと思う。最中、辺りには誰こなかったし、風ひとつ吹きはしなかった。ただもぐもぐと続く咀嚼と、固まったままの私の眼球とが対峙しているだけだった。
やがて、つうっと羊が前を向いた。そして、そのまま線路を歩き出す。足取りは思いのほかしっかりしていて、とてもこの地に馴染んでいるように見えた。そんなことはありえないと思うのだけれど、どうやら羊はこの辺りに長らく住んでいるようだった。
私は麓の高校に通っているけれど、三階の窓からいつでも見ることのできるこの山間に羊が住み着いているだなんて話は一度も聞いたことがなかった。おそらく、噂にすらなっていないのだろう。羊は誰にも知られることなく、それでいて確かにこの地に根を下ろしているようだった。
呆然と歩き始めた羊を見つめていた私を、ふいに立ち止まったもこもことした乳白色の塊は振り返る。じいっと見つめられる眼差しには何かしらの意図が含まれているような気がしたけれども、生憎私は気が狂うほどに動物が好きと言う訳でも、羊の言葉が分かる隠し能力を持っているわけでもなかったので、一体全体羊がなにを思って、どうして私に伝えようとしているのかが分からなかった。
けれども、何となくだけれど、ついていけばいいような気はした。きゅぴんと電撃が迸るようにして脳内に言葉が、煌々とネオンを灯し始めたのだ。
羊は、私をどこかに導こうとしている。
予兆めいた直感は、けれど一度頭の中で腰を吸えると、俄然とそれらしい輝きを放つようになり、他の候補、例えば羊がさっさと私に消えて欲しいと思っているとか、私にでんぐり返しをして欲しいと思っているなどということをことごとく眩ましてしまった。
ごくりと生唾を飲み込んでから、私は一歩その場から踏み出してみる。踏み切りの真ん中で進路を羊の方へと定めて、ショルダーバッグの帯をぎゅっと握り締めた。
様子をじっくりと観察していた羊は、私が背後に立ち止まったことを確認すると再び歩き出した。ざくざくと、石を刻む音が再開する。一度大きく息を吸い込んでから前を向いた私は、意を決して足音を重ねることにした。
羊はもそもそと、遅くもなく早くもない歩調でずんずん線路を進んでいった。まるで、私の歩調に合わせているみたいだった。どれだけ歩いても羊との距離は縮まらず、また決定的に離れることもなかった。
沈黙以上に冷たく張り詰めた静寂が線路の上を覆っていた。そこで許されている音は足音だけで、ぎりぎり呼吸をする音が認められているぐらいだった。呼び起こされたへんてこな緊張感に、私はいつの間にか歩くという行為だけに没頭せざるを余儀なくされていた。
ざくざくと石を刻みながら、私は段々とどうしてこの線路の前にやって来たのかを思い出し始めていた。
帰り道。友達を分かれた後歩いていた住宅路の角に、するりと移動した後姿を見たような気がしたせいだった。消え去る影が、一週間前忽然と姿を消した家猫の背中に非常に似通っていたのだ。名前を呼びながら、いつの間にか私はその後姿を追い始めていた。
角を折れるたびに、小さな後姿はもうひとつ先の角を曲がっていた。右に左に。途中から肩で息をして、私は懸命に後を追っていた。待って、まださよならも言えてないのに、急にいなくなるなんて酷いよ、といろいろなことを考えながら。
そして、あの線路のぶつかったのだった。そこに、目の前の羊がいた。
ふと辺りを見渡す。知らない間に景色が一変していた。左手に見えていたはずの町並みは消え去り、左手にあったはずの藪もなくなっていた。
私はどこまでも続く杉林の中を歩いていた。しっとりと霧が立ち込めていて、先を行く羊の姿はおぼろげに曖昧になっていた。
更にもう少し歩いていると、やがて見知らぬ無人駅に辿り着いた。立ち止まり、呆然と見上げる私の背後から、プオープオーと汽笛の音がし始める。慌てて線路から無人駅へとよじ登った私は、滑り込んできたSLを前にして口に出すべき言葉が見つからなかった。
車窓から、様々な動物達の姿が見えた。例えばそれはイヌであり、ニワトリであり、リスであって、ワニでもあった。あるいはゾウであり、キリンであり、ライオンであり、クジラでもあった。サルも、キンギョも、ヘビもいたのかもしれない。ありとあらゆる動物が乗り込んだSLは、けれどもその形状を変容させることなく、全ての動物を受け入れていた。
というのも、動物達は一様にして似たような大きさにまとまっていたのだった。人間で言うところの大人ぐらいの大きさ。また、ある動物は眼鏡をかけて新聞を読んでいて、ある動物は煙草をふかしていて、ある動物はウォークマンを聞いていた。人が動物になっただけで、車内の様子は一般的な汽車のそれと寸分の変わりがないように見えた。
「えー、米田ー、米田ー。停まりました駅は、米田でございます。まもなく出発いたしますのでー、お乗りのお客様は乗り遅れないようお願いいたします」
らしい抑揚をつけたアナウンスが構内に谺する。見れば、青い制服を着込み頭には帽子を被った羊が、拡声器を使って無人駅を歩いていた。
様子から、羊が駅長なのらしいことが分かった。代わる代わるやってくる乗客から切符を受け取り、ひとつひとつ丁寧に切ってはSLに乗せていく姿は、なるほど、結構様になっているように見えた。
いまだ呆然と、なにをどうしたらいいのかすら分からないまま、私は一連の出来事を見守り続けていた。これは、一体なんなのだろう。純粋な混乱の最中にあった私は、その瞬間に一気に神経を一点に集中させた。
SLに乗り込む乗客の中に、いなくなった家猫の姿を確認してしまったのだ。
「ミーコ!」
思わず叫んでいた。駅長の羊から切符を返してもらったミーコは、そっと困ったような表情で私のことを見返してきた。
眼差しは、多分の物事を語ってきていて。
そっと視線が外れ、静かにSLに乗り込んだミーコの姿に、私はもうかける言葉を見失ってしまっていた。
汽笛が高らかに蒸気を吹き上げる。
「えー、間もなく、間もなく、新町行き米田発の汽車が発車いたします。危険ですので、白線の内にてお見送りください」
アナウンスが終了すると、SLはごとん、ごとんと動き始めた。私は駆け出して、窓からミーコの姿を探し始めた。けれど、座席一杯にひしめきあった動物の中からミーコの姿を探すことは容易なことではなかった。まだ速度の出ていないうちに、ひとつでの多くの窓から探そうと、私の足は駆けていく。
けれども、やがてSLはスピードを増して、徐々に私が遅れていってしまう。
「ミーコ。ミーコ!」
呼び声だけが、虚しく響くばかりだった。SLは駅を走り去っていく。後姿を、私は込み上げる悲しみと共にいつまでも見続けていた。
その後、どうやってあの米田駅から帰ってきたのかは分からないのだけれど、私はいつの間にか線路を戻ってきていて、再びあの踏み切りの場所にまで辿り着いていた。
夜は更けていて、辺りは真っ暗だった。風は冷たくて、全身が氷付けになったみたいに寒かった。早くお風呂に入りたい。それからミーコの写真を抱いて、ぐっすりと眠りたかった。泥のように、あるいは死人のように。睡眠は死界に一番近づける状態なのだ、夢の中でならミーコに会えるのだと信じていたかった。
踏み切りから細い道へと進路を変える。町へと降りていく道をしばらく歩いてから、そうっと背後を振り返ってみた。
りんりんと鈴虫が鳴く闇夜に、月光だけが照らし出す踏み切りは少しだけ幻想的に映っていた。
再び踏み切りから視線を前に向けた瞬間、私は確かに踏み切りの中央に羊の姿を見ていた。
プオープオーと響いた汽笛は、微かに夜風を震わせていた。
あとねえ、ついでに言うけど、選挙カーでの拡声器を使っての連呼、
もうヤメません?ていうかヤメて。いや、お願いだからヤメろ。生活の邪魔だ。
あれをヤメさせる方法はないものか。・・・でも、ダメだろうな。
確か、選挙カーで言える内容には法律に制限があって、それに抵触しないように名前の連呼程度でみんな落ち着いた、という経緯があったような気が。
名前を売るためなら何でもやる覚悟を決めた候補者達が、過去誰一人として選挙カーのスピーカーで奇抜な事をやろうとしなかった事を考えると、何か出来ない理由でもあるんだろう。
(以下、真面目で善良で、邪悪な精神には一生涯を通して汚染されたくない、とお考えで、特定の政治団体について忠誠心をお持ちの方々は、絶対に読まないでください)
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
ウチの自治体の議員選挙で、投票を1週間前に控えたこともあり、騒がしくなってきておる。(←何様w)
さっきも帰り道、いつも選挙ポスターをまとめて張り出す場所の横を通りながら、おお〜十数人も張り出しとるわい、さてツラでも拝んでやるかい、と(←ホントこいつ何様ww)寄っていった(←つまり近眼www)。
それで気がついた事。
”無所属”候補が多かった。
・・・ええと、民主党に、共産党に、この方とこの方は今の市長サン推薦で、・・・ん?あと全部、”無所属”か?
・・・・・・あっ、「自民党」が無いじゃん!!・・・んー、あとこの方、なんかこないだの選挙で、例の幸福の科学の政党から立候補してた人に似てるような。
・
・
・
・
・
・
・
・
・
(以下、単なる憶測による個人的な印象です)
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
そりゃそうだよな!
こないだの選挙で大負けした政党の推薦、にしてたら勝てないよな!!
なんだかワタクシ、習った昔の話を思い出しました、
第二次世界大戦のあと、日本が敗戦したあと、戦争中とは態度をガラリと変えて、
生徒だった年頃の人々から反感を買った人達、のハナシを。
(オレは忘れないよ、って当時は生まれてませんがw)
あとねえ、ついでに言うけど、選挙カーでの拡声器を使っての連呼、
もうヤメません?ていうかヤメて。いや、お願いだからヤメろ。生活の邪魔だ。
あれをヤメさせる方法はないものか。・・・でも、ダメだろうな。
やっぱり、なんか違うのよ、ああいうのをああいうときがきたらああいうかんじでやりだすひとたち、って。
こうゆうとき、「多分、人種が違う。」っていうの?(←ハイッ、レイシスト認定ー!ってヤメろw)
「政」の字を”まつりごと”、と呼ぶのはそういうことだからかあ。
http://d.hatena.ne.jp/mojimoji/20090614/p1
ここまでくると難しい気もする。生きる事=表現する事だと思うから「さまざまな表現に出会うことで緊張を強いられている人たち」も生きてるだけで誰かを傷つけてるはずだし。
それを「私的権力行使の黙認」として「国家権力の怖さ」としてしまうのはコメントの方も言ってますが広げ過ぎじゃないだろうか。
ちょっと話がずれて申し訳ないが、例えば私は中島義道がよく言う拡声器騒音が耐えられない人間なのだけど、これなんて「自分たちの感じるつらさは無視されている」の典型例でしかも未来永劫死ぬまで自分が救われないことも分かってる。(拡声器騒音は善行として行われているため)
あえて質の悪い冗談を言うと、性的な事で傷ついてるなんて理解されそうでうらやましい、とすら思ってしまうくらいだ!だって性的暴行性的搾取はこの世でいちおうは悪とされてるもの。
道路で(故意に?)乱雑に書かれた汚い看板を掲げて、風呂も入ってないような汚らしさで拡声器持ってた彼らが嫌いだ。
口を開けばやれ○○弾劾だの中共根絶だの共産党による云々だの、拡声器のボロさも相まってうるさすぎた。
大きな声で偽善や、社会の見えてない理想論を叫ぶ赤ん坊のような彼らが社会から排斥されればどれだけ胸のすく思いだろうとどれだけ考えたか。
しかも、彼らは大きな善を叫んではいるが、その実どうなのか?親孝行のような身近な善は出来ているのか?
一回生の私に噛み付いてきたある男はその時、団体構成員であると名乗った。
その団体構成員の彼は私が四回生になったとき、変わらず拡声器で怒鳴っていた。(実に無駄な行為である。)
社会で働くわけでもなく、道路という小さな箱庭で偽善と理想を叫ぶ無為なモラトリアムに浸る彼らのなんと醜いことであっただろうか。
偽善のウヨク、口だけのウヨク。そんな醜いウヨクが私は嫌いだ。
----
http://anond.hatelabo.jp/20090110004328
構内で(故意に?)乱雑に書かれた汚い看板を立てて、風呂も入ってないような汚らしさで拡声器持ってた彼らが嫌いだ。
口を開けばやれ○○弾劾だの戦争根絶だの大学当局による云々だの、拡声器のボロさも相まってうるさすぎた。
大きな声で偽善や、社会の見えてない理想論を叫ぶ赤ん坊のような彼らが構内から排斥されればどれだけ胸のすく思いだろうとどれだけ考えたか。
しかも、彼らは大きな善を叫んではいるが、その実どうなのか?親孝行のような身近な善は出来ているのか?
一回生の私に噛み付いてきたある男はその時、四年生であると名乗った。
その四年生の彼は私が四回生になったとき、変わらず反戦ビラをバラ撒いていた。(実に無駄な行為である。)
社会で働くわけでもなく、大学という小さな箱庭で偽善と理想を叫ぶ無為なモラトリアムに浸る彼らのなんと醜いことであっただろうか。
1Fにいると、おちおち本も選べない……くらいの音量。
とか言っていました。
せっかく目の前が本屋なのだから
そういった本をかたっぱしから読み
他の意見を取り入った結果としてそういう思考になったのか
非常に気になるところではあったのですが
そこから話は突然「今年だけで法政大学の学生が20人逮捕された」という話に。
しかもほぼ起訴されたと。
20人てけっこうな人数だ。早稲田の麻薬禍よりひどいではないか。
しかしアジる人たちいわくそれは冤罪であり国家権力の横暴であり
保釈金を1人400万要求されている、彼らは何も悪いことしてないのに!
……だからカンパしてくださいと。
目標金額は1億円。
400万×20人=……?
うーん、何から突っ込めば良いのかわからない。
とりあえず目当ての本が見つからなかったので手ぶらのまま本屋を出ると
さっそくその中の一人のおっさんがビラをもって近づいてきた。
とりあえず主張を聞いてみようとビラを受け取ると二言が「カンパお願いします」。
わたし「彼らは何をして逮捕されたんですか?」
わたし「親の金で行った大学で。大学は勉強するところじゃないんですか?」
おっさん「勉強もしてましたよ!」
わたし「そんなことしてて彼らは卒業後に働けるんですか?」
おっさん「わたしだって働きながらこうして活動してますから」
わたし「じゃあそのお金で保釈金出してあげればいいじゃないですか。
わたしは賛同できないな」
そういうと、おっさんのほうから離れて行った。
「最高の学生運動」といいながら(ビラに書いてる)、
アジってる人は皆一定の世代のおっさん&おばさんだった。
そういう大人が介入してる時点でもう、純然たる学生運動とはいえない気がするし、
お金の計算もおかしい時点で
「難病で海外での臓器移植をする○○ちゃんを助けよう」よりうさんくささがいっぱいだ。
あるとしてもこのおっさんのように冴えない感じの会社しかないのではないか。
と思ってよくビラを読むと1億の中には
誰も頼んでいないのに「闘う金がないからください」。なんというご都合主義。
セックスをしたいから風俗代をカンパしてくださいといっていのと大差ない気がする。
彼らが言うところの横暴な国家は、なかなか懐が広いと思うんですが、どうなんだろう。
http://d.hatena.ne.jp/magician-of-posthuman/20081111/1226362835
ここでも取り上げられている話題だが。とうとう開き直った。
http://d.hatena.ne.jp/chnpk/20081106/1225952057
http://b.hatena.ne.jp/letterdust/20081110#bookmark-10714312
letterdust 言ってることはわかるけど、自分がかわいくてしかたないから同意しない。
自分がかわいくてしかたないから「半ば本気で死んで欲しい」とd:id:HALTANを脅迫したわけですね、わかります。
「脳の失敗」とか、「国語の成績が悪そう」とか、それもやはり「自分がかわいくてしかたないから」ですね、わかります。
そりゃあ確かにd:id:umedamochioにバカ呼ばわりされて仕方ない人種だよ、ネガブクマカーというのは。
「はてぶのコメントには、バカなものが本当に多すぎる。」それはそうだ。
なにしろ自分の憤懣、鬱屈、無力感、ルサンチマンをぶちまけるためにアカウント取る人種がいるんだから。そして自分の気に入らない他者を勝手に障害者だのなんだのとレッテルを貼って、自分を免罪するのです。
梅田さん、ネガコメ問題というのは、あなたがおそらく考えている「無神経」とか「無配慮」とかの問題よりよほど深い暗黒なのですよ。
世間には、あなたのように自分が自分であることを実績を通して肯定・承認できる人ばかりではない。そんなことはもちろん百もご承知でしょうが、この自己承認・自己肯定、ひいては自己愛の問題でこじれてしまうと、いとも簡単にダークサイドに堕ちる人種に、はてなブックマークはとても便利な拡声器なのです。
「自分は社会を呪っている!この呪いの大声にせめて耳を貸せ!」と叫ぶけだものたちが、一般世間では滅多にいるものではない。例えば企業や大学で、「あれはもう活動家だから」とハブられるような凝り固まったボーダーラインの向こう側の人が、どれだけいますか。1%もいないでしょう。でも、いま、はてブには、実社会でハブられた輩が集まってきてしまっているのですよ。そして周囲のブックマーカーのルサンチマンも共鳴させて顕在化させてしまう。こんなに低コストで人を罵ってスカッとできる娯楽を提供してくれて、株式会社はてなには感謝していますよ、あなたが「バカ」と呼んだ人たちは。
「モテ・非モテ」、「マッチョ・ウィンプ」、これらの話題がなんではてなでだけ盛り上がったか?アメブロや楽天広場では絶対にこんなことは起きない。それは、来る人種から既に違って来ているからです。技術的な簡便さや可能性ではなく、自己愛を甘やかす可能性に惹かれて群れる人たち。
ボーダーの向こう側の人は、同意や賛同を広く求めるわけではない。実社会では目立たない、声も上げられない、気の小さい人たちですよ。だからなによりもまず、自分がなにか罵声でもいいから声を上げて誰かが反応してくれることに飢えている。そのためには、ネガティブに喧嘩腰に叫ぶほうが良い。極論に走るほうが良い。ホームレスを全力で助けないお前らは殺人者だ、あたしは助けた!みたいなナルチシズムで充満した叫びまで、時にはてブは宣伝してくれる。周囲が唖然とするような「過激」なコメントであればあるほどよい。穏健なコメントは流されるだけだからです。そして中には、「自分も障害者だから見過ごして」とか言い出すのまで、この通り、いるんですから。「サヨクですから」とか、強弁すればするほど反論も含めて大きな反応があって嬉しがる、可哀想なのもいる。
しかし、「過激なコメントで目立とうとする」行為の裏の自己愛の、なんと卑小で醜悪なこと。
そうやって「かわいそうな自分」の「傷口」をさらけ出したりしながら、社会で真っ当に生活を営んでいる大多数の人の、ちょっとしたつぶやきにも揚げ足を取りに来て、絡み、毒づき、罵り、自分を確認する。それでいて専門家の言説の専門性も攻撃し、同時に大衆も「騙されている奴隷」のように見下す。そんな浅ましい人が集まったのは、キーボードをちょっとの間カチャカチャやっていれば自己アピールができ、一際エキセントリックなコメントにスターをつけ合う、そんなありがたい環境をはてなが整備してくれたからですよ。御社の開発したサービスはそれだけ優れているのです。自信を持って下さい。
そしてこのはてなというコミュニティは、このままでは、ルサンチマン芸者の発表会がずっと続くのでしょうね。いまのうちにはてなポイントをアマゾンで使ってしまおうかと思います。
以下加筆。
kyo_ju 言及しましたね!, ゆっくり, していってね! ご自分がネガコメ全開。
id:kyo_juがつけたタグ、「言及しましたね!」が面白い。上記部分ではなにもこのkyo_juに関する言及はされていないのに、自分からはしゃいでしゃしゃり出てくるということは、まさに自分の行動原理を説明してくれましたね!これは自分のことですよ!ということだろう。
今後id:kyo_juは、自分が自覚してブックマークで「ルサンチマン芸の発表」をしている、わかってやっているという前提で批判されて当然ですね。自分から「言及しましたね」と言ってるんだから。
id:letterdustについては、この自称ADHD患者はさぞかし自己評価が低いんだろうな、プライドの傷つきを癒そうとして、悪態で他者に注目されたいという意図で行動して、自分で自分を止められなくなっているんだろうな、この先にはなにもポジティブな可能性はないことは重々自分でも承知だろうな、くらいしかもう言うことがない。
y_arim anonymous ネガティヴブックマーカーはこういう場がないとネガティヴを発散できず秋葉原とかで人殺したりしかねないので、クズの収容所としても維持しておくといいんじゃないですかね。実際、クズの居場所はあってもいい。
いや、まさに「クズ」たちなんだが、それも自薦で名乗り出るよっぽどの「クズ」たちなんだが、人殺す度胸はないだろう(笑)。秋葉原の加藤はもっと腹が据わっていた。彼に比べれば、「さあて今日もネガコメでスカッとするか」と、物欲しそうに他人に絡んでくるだけ、自分たちの行動の底の浅さはわかっているようだが。
わたしおばさん。8月ぐらいから近所のコンビニでアルバイト始めたんです。
このまえね、なんか若い男の子に偉そうに説教されたんです。そのときのお話をしますね。
いつも珈琲と煙草を買っていく子なんだけど、煙草の銘柄を言うときにボソボソって言うものだからよく聞き取れないんです。
マシュマロ?マルメロ?マルメロって何だったかしら?たしか植物の名前よね?よくわからないわーと思って
「うん?」って聞きなおしたら、
ふてくされた顔して「タバコのマールボロをください」って言ったの。
そしたらあらやだ、マールボロって赤やら緑やら黄色やらいっぱいあるのよね。どのマールボロなのかわからなかったから
「何番?」って聞いたの。
そしたら「78番」ってイライラしながら言うのよ。それ毎朝よ。だったら最初から78番って言ってくれればいいのに。
明瞭で聞き取りやすい声で。あの子ったらテレパシーでも使える気なのかしら。
それでね、その日が来たのよ。説教デーが。
いつもみたいにボソボソ聞き取れない声で、これって抜き打ち聴力検査?って感じで
マルメロだかチャルメラくださいとか言ってるから
「うん?」って聞きなおしたの。そしたらいきなりよ、い・き・な・り!
「うん?って問い返すの不愉快だからやめてください。今まで指摘されたことがないんですか?」とか言うわけ。
わたし人に向かって「不愉快です」とか言う人初めて見たわ。いるのね本当に。それ言われたわたしも不愉快よ。
でもほら、昨夜彼女にフラれたとか、就職難で勤め先がないとか、彼にもいろいろ事情があるのだと慮って
「あ、はーい」ってちょっと若ぶってみたの。ペロって舌を出す感じで。
たぶんマールボロだなってわかっていたんだけど、仮にマールボロだとしてもどのマールボロなのかわからないじゃない?
おトモダチの分を買っていくのかもしれないし、健康に気を使って黄色とか銀色のやつにするかもしれないし。
マールボロといっても赤いやつとは限らないじゃない?ひょっとしたらタマゴボーロかもしれないし。
だから「何番?」って聞き直したらクライマックスよ。いきなりクライマックスよ。モモタロスよ。
昔テレビで見たの。大学の校舎の窓からハチマキしてギャアギャア叫んでる人。石とか投げて。
あんな感じで敬語がナントカー!、接客はナントカー!って説教してきたの。
わたし恐かった。この子喋り終わったら切腹するんじゃないかしらって。若い身空で言うだけ言って自害するんじゃないかって。
わたしその子が不憫で仕方なくて泣きそうになってたら「もういいよ」みたいな顔して出ていったわ。
まるでピュッとしたら賢者タイムみたいな感じだったわ。結局あの子なにが言いたかったのかしら。
どのみち次の日もまたその次の日もやってきてボソボソ言うに決まってるから店長に頼んで拡声器でも用意しておこうかしら。
彼が子供っぽいから、ついつい「うん?」てつい聞き返しちゃうことに気付く日が来るのはまだ先のおはなしよ。
コンビニのおばさんでした。
2月にhttp://anond.hatelabo.jp/20080224194456を書いた増田です。
レスをくれたりブクマしてくれたみなさん、その節はありがとうございました。
その後ですが、問題の直属の上司というか、クライアントの人(仮にXさんとします)から
直接受けている仕事を辞めようと決心したので、これを書いてます。
辞めるという踏ん切りをつけたら、どうしたことかとっても気が軽いです!
ご報告がてら、現在の状況を書きます。
2月から今までの間に、色々あったのですが、いいお仕事を見つけることができ、
すっぱりと辞める決心ができました。
借金も絶賛目減り中です。
これらの出来事を、私は
・自分のしたいことをさせてくれる場所(=あんまり好きな言い方ではないけども
自分が自分らしくいてもいいよーと言ってくれるところ)を見つけたからだ
と考えています。
気持ちも安定したし、これからは収入も上がるかと(仕事はキツくなるかもしれないけど)。
「顔採用」と思っていた仕事も、時分の意見が別の方に採用されたり、
まじめにやっているうちにちゃんと評価してくれたり、信頼されるようになって、ホッとしています。
特定が恐いから抽象的な話が多いのですが、一応読む人に想像しやすくすると、
この業界に引き入れてくれたXさん(15歳以上年上の女性)から、2月に
「あなたが何をやりたいと思ってここにいるのか、わかんない」更には
「ここにいる人は、みんなやりたいことを見つけてここにいるから、
そうじゃないあなたみたいな人は、人として下に見られ続けるよ」って言われて、
ショックでここに増田つけました。
その後、Xさんがどうしても恐くなり神経性の多汗症や不眠症を患い、
「体を壊してまで請ける仕事か?」という思いと
「Xさんの言うような仕事の仕方以外にも、仕事をすると言うことはできるのではないか?」
と思うにいたり、辞める決心をしました。
今月末に辞める意思を伝える予定で、実際には9月一杯で1つ仕事を降りる気でいます。
その現場で受けている、同系統の仕事は継続したいと思っていて、その根回しをしているところです。
降りる予定の仕事自体は10月以降も継続してあると思うので、それはXさんが
後継の人を捜すのだと思います。
Xさんから直に請けた仕事で月の収入の15%以上貰っていたので、踏ん切りがつかずにいましたが、
私が「本当にやりたいこと」で、もう少し手間はかかるがもっといい収入を得られる仕事を見つけ、
純粋に、その仕事を請け続けるにはXさんの仕事で埋まっている時間がないほうが都合がいいので、
でも、本当の辞める理由は、その人がどうしても苦手になっちゃって、
2月からこの間に神経性多汗症を患い、朝まで眠れないようになったためなんですけどね。
もう、動悸も止まらなくなっちゃうし、ほかのことが手につかなくて効率悪いので、辞めるしかないと思います。
っていうか何がなんでも、辞めなければと思っています。
職場ですれちがう分にはまだ我慢できますが、業務上の話をしていても、
最近私に対するXさんのアタりが厳しくなってきて、本当にキツくて、
滑稽な話ですが、脇から汗が滴り落ちてくるんですよ。暑くもないのに。
それ見て「無理やわー」と思いました。
体壊してまで、毎月ウン万円貰っても仕方ないと…。
だから今日常会話をする時も心の中では(お前なんか、呪われろ〜)って思いつつ、会話しています。
向こうも思ってるかもしれないけどね。
いまは、Xさんに「途中で仕事を投げた」と逆恨みされないかがちょっと心配です。
まぁ実際投げたんですけど、拡声器みたいな人だから、悪い噂を流されないように
根回しが大事だと思っています。
Xさんを雇っている更に上の立場の人がいるのですが、その方に先に内密に相談し、
周囲を固めてから、攻めようと思っています。
『2月に「ホントにやりたいことって何よ」ってXさんが言ってくれて、それで私考えたんですけど…』みたいな。
カンペキ、言い出しっぺはXさんだからーXさんが背中を押してくれたからーっていうスタンスでいきますよ。
正直言って、ほんと、フリーは責任のなすり付け合いだなと思います。
責任なすり付けるのが上手くないと、フリーはできないと思いました。
Xさんも上手かったよねー100回車にひかれればいいのに!つい本音が。
でも、最近までは本当に仲良くしたかったんだよな…
思ったことですが、会社員でもないのに我慢して苦手な人と付き合うのはアホです。大バカです。
以前の私に言ってやりたいです。アホ!大バカ!早く逃げろ!
自分は若いから年上の人の言っていることは聞かなきゃとか思ってましたが、
年上なんて年取ったただの人だと言うことを意識していませんでした。
結局のところ、年上の尊敬できる人の言うことだけ聞いてりゃいいんじゃないでしょうか?
ただし、人のせいにしない。
私がXさんの言うことをずっと信じてたのも、悔しいが自分の責任だと今は反省しています…。
あと、会社なら世界は会社が中心ですが、フリーなら世界は自分が中心でオッケーだと思います。
周りに「ワガママ」と思われないように気をつければ(自分を悪い人間じゃないように見せれば)、
あとは自分のしたい職場で一緒に仕事したい人と仕事をし、信頼を得ていけばいい話で。
↑いや。これはフリーなら当然のことですね。失礼しました。
自分の才能というか、能力を信じて、それを人より抜きん出たものにするための努力や投資を惜しまず、
人にいい印象を与えられるような人間だったら、フリーと言う道もまたいいですよ、と言いたかったんです。
フリーでも集団の中の政治はある程度あるけど、やっぱり会社よりもそれは少ないし。
あと逃げるのは悪いことではないとも…。
会社の中での人間関係が上手くいかないからって、絶望するのは勿体ないと言いたいです。
何度もチャレンジできる、認めてくれる場所を何度も探せるような世の中になってほしいです。
私は会社員になる話も出ているのですが、できればフリーでやれたらなとも思います。
(両方お話を頂いてるので。)
好きなことが沢山あるので、ちょこちょこそれらを実現できたら…。
とにもかくにも、今の状況は(自分が営業したり、あれこれ手を伸ばしたからではあったけど)
第二回ファック文芸部杯へのお叱りについて
http://neo.g.hatena.ne.jp/xx-internet/20071111
彼の書く文章からは心が感じられない。
あれこれと理屈をこね、ファック文芸部様の創作姿勢についてあれこれと語られているものの
人の心は、はてな匿名ダイアリーサイドの声はほとんど勘案されていない。
まず、出発点が間違っている。
いやいや。
あなた方がやっていることを喩えるなら……。
とある広場でいろんな人が語り合っているとしよう。
ときには議論、ときには恋の話、いろいろなことを話している。
そこへ彼らの登場だ。
この喩えでいくなら「ファック演劇部」かな?
向こうの方から拡声器の声が聞こえる。
注目を集めようと、ネタを思いついた者から一人芝居を繰り広げていく。
が、しかしそのことごとくがつまらない。
みんな辟易してくる。
「誰かあいつらを帰らせろ」
そんな声すら聞こえてくる。
そんな状況を知らずに僕は、演劇めいたことをしてしまった。
「さてはあいつもファック演劇部だ!」
知らねーよ。
そんなこんなで、俺は声を大にして言いたい。
『非難の声を黙らせたいなら、もっと面白いものを見せてくれ』と。
理屈をこねるのが君らの本分か。
一端の作家を気取って雰囲気ばかりの理屈をこねる前に、もう少しマシな創作をお願いします。
君らの創作で、黙らせてくれ。
「書いたら消すな。消すなら書くな。
今のWorld Wide Webに文章をUploadするというのは、人のまばらな街頭でラジカセにマイクぶち込んで叫ぶことに相当する。芸が無いなら黙ってろ。芸があるなら全てを賭けろ。真面目なことはきっちりやれ。馬鹿をやるなら笑える馬鹿を全力でやれ。だから後で消すような覚悟で文章をあげるな。消していいのは消さないと無実の人に被害が出る時だけだ。
その覚悟が無いならただ見ていろ。覚悟のある者をほめたたえろ。賞賛と言う報酬を与えてさらに創造させろ。それができないならば部屋に帰って布団の中でくだらないベストセラーでも読んでいるが良い。」
テキストサイトが流行する前。師匠はそういいました。そして、フレームを起こして相手をただ罵倒する私に言いました。
「それでどこから笑いに持って行くつもりなんだ?」
「笑いじゃないなら泣きか。お前議論の最後に自殺でもする気か?それとも涙を誘うとっときの負け方でも準備してんのか?」
目的とする終了状態を決めずに他人に向けて文章を書くのは、よほどの芸を備えていなければ観客に失礼だと、フレームの内容に全く触れずに叱られました。
師匠、今ではもう人がまばらではなくて、渋谷の街頭のようになってしまっています。みんながみんなわいわいと拡声器で叫んでいます。
私は自分の芸がつまらないことを自覚して、小さな声で本や音楽やブログをほめることを続けています。私は日記を書いているのだと言い訳をしながら。
でも師匠、私は師匠の教えを守って、自分の書いた文章を自分の都合が悪くなったという理由で消すことは決してしなかったよ。
師匠、更新を長期停止しているウェブサイトの封印を解いてまたネットに戻ってきませんか。寂しいです。もう責任ある立場だそうなので、お時間がないかもしれませんが。
それとももう別名で戻ってきているのですか。