誰が損する得するの前に本人の意思とは関係ない生まれ持った属性(性別、身体的特徴、人種など)をもとに区別するのはよくない。特に性別はLGBTなどもありバイナリーではという考え方が広まっているのだからなおさらよくない。そのうえ牛角は女性は統計的に少食だからといった統計的差別を肯定するかのコメントを出してきたので炎上した。
キッズ、シニアを例に出してくる人がいるがこれはいつサービスを受けるかの時期の問題であり、誰でもサービスを受ける/受けれたものなので差別には当たらない。また、労働できない弱者でもあるので社会福祉として優遇していると考えるならばおかしな話ではない。ただ、「子供の趣味である漫画アニメゲームは大人になったらやめるべし」のような年齢で趣味はこうあるべきみたいな考え方が減ったように、もしかしたらいずれ年齢で分ける考え方が違うよねってなる可能性があるのは留意したい。
マーケティングの関係で特定の属性について割引が行われることは効果的な手段であり、実際に性差で消費行動は異なることからも、本当に差別にあたるかどうかは難しい問題であると思う。ただ、近年のジェンダー意識から考えればそういった典型的な枠組に当てはめたものに対して批判の声が上がるのもそこまでおかしい話ではない。しかし、そういった声に対してだからモテないだの、ミソジニーだの批判するのはさすがにおかしくないか?男は黙って受け入れろとかいつの時代の価値観だよ。行かなければいいだけっていうやつはいつかその言葉返ってくるけど本当にそれでいいのか?