2024-02-03

いじめハラスメントが求められた時代なんてあっただろうか?

文春砲の後、松本およびダウンタウンを崇め奉る記事は多数書かれているが、その多くで「ダウンタウンは笑いの天才である」という表現がある。

以下の記事でもダウンタウンは、いじめ無礼を平気で行う悪童キャラとして「時代に求められた2人」だったとブレイク当時の様子を書いている。

デイリー新潮常識修正拒否した松本人志、ダウンタウン批判的だった横山やすし…「天才」2人の歩みは今になって重なる」

https://www.dailyshincho.jp/article/2024/02031045/?all=1

とはいえ、当時から賛美一色ではなく、苦情の投書も多かったことは併記されているのだが、

ダウンタウンの笑いが受け入れられなくなっていったことを「時代のせい」にしていることは問題である

この記事では「お笑い人の常識時代とズレるのは珍しいことではない」とし、

かつての大物芸人自分常識修正し、時代に合わせてアップデートしてきた人が何人もいたと書いているが、

そういう人たちは、単にやっちゃだめなことをして怒られて、反省して常識的になっただけであり、決して「時代のせい」ではない。

あえて時代的背景ということを考えるのであれば、

ダウンタウンブレイクした時代は、日本社会全般として、今より上下関係が厳しかったり、若い人に対するシゴキというかパワハラが酷かったのかもしれない。

年上世代に日々苦渋を舐めさせられている若者たちダウンタウンテレビに魅力を感じる理由があったとすれば、

若い2人が先輩に楯突く様子がカッコよかったり、どんな人の前でも傍若無人な振る舞いをするダウンタウンに憧れたりしていたのかもしれない。

だがそれは、攻撃的な気持ちを発散させるための一時的憂さ晴らしに過ぎず、「笑い」と呼べるものだったのか、自分には疑問でしかない。

この記事では、松本アップデート拒否したとして「一方で自分が納得することが第一だった松本修正しなかった。むしろ積極的修正を拒絶した。」と書いているけど、

ダウンタウンファン自称する人たちに申し訳ないが、

前にバズっていた『教養がないと冗談レパートリーが、セクハラパワハラ下ネタだけになる』という話じゃないけど、

教養意識して身に付けなさい」という父にその理由を聞いたら「教養がないと冗談レパートリーセクハラパワハラ下ネタだけになる」とのことで納得した

https://b.hatena.ne.jp/entry?url=https%3A%2F%2Ftogetter.com%2Fli%2F1832733

パクツイらしいけど)

結局のところ、松本は何歳になっても教養社会性を身につけることができず、

わがままを言って大暴れして周りを恫喝する」以外に人を動かす方法を学べなかったというだけのことなんだと思う。「天才」がやることじゃないよね。

まぁ、こういう暴力的な幼稚性を持った芸人の威を借りて、やりたい放題やっていた吉本テレビ業界の連中も共犯ではあるんだけどさ。

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