2024-02-03

外国人犯罪に巻き込まれないように」の効果

外国人犯罪に巻き込まれないように」埼玉川口市在留外国人安全確保パトロール実施 埼玉県警

https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/979097

これについて、「外国人限定か! 日本人を守らないのか!」みたいな意見があるが、それは(このイベント限定なら)ある意味で正しく、ある意味で間違ってることをメモ書きしておく。

外国人限定か!」

これはある意味で正しい。ただし、日本人蔑ろにする意味ではない。

外国人というのは(日本に限らないが)ただでさえ、不安定身分となる。周囲からは好奇の目で見られるし、何より外国人自身も、日本社会の一員という自覚があまり持てない(来る前に日本語を猛烈に勉強してたなら別だが、基本は言葉もあまり通じないし、選挙にも行かないし、家族日本にいるわけでもない)。

日本人に例えるなら、大学の4年間だけ住む街のような状態だ(卒業後、地元に帰るつもりの人なら、住民票を移してない人も多いだろう)。

そんな状態だと、いざ自分犯罪にあった時でも、「警察に駆け込む」という選択肢が取れないことがある。

警察に行って、まともに取り扱ってもらえるか」「そもそも自分犯罪にあった事が、相手に正確に伝わるか」という不安は、外国人日本人の比ではない。日本人ですら、日本警察に行くというのは、なかなかに第一歩が踏み出せないのだから外国人なら尚更である

からこうやって、警察自ら「外国人も、遠慮せずに我々警察を頼ってください」とアピールするという事は、日本人想像する以上に外国人に刺さるのである

そういう意味で、「外国人限定」というのは間違っていない。しかし、それは日本人よりも外国人のほうが「警察を頼るハードル」が高いから、引っ張り上げてるだけであり、別に日本人蔑ろにしているわけではない。

日本人を守らないのか!」

これは間違い。

日本に定住する外国人は(もちろん例外も様々にあるが)基本は、言葉もなかなか通じず、文化も違うし、友人や家族もほぼいない状態生活スタートさせる。

そんな人は、かなりあっさりと外国人マフィアに転んでしま可能性がある。

日本でも、大学生を狙って特殊詐欺グループSNS勧誘したりするが、それと全く同じことが外国人にも言える。

言葉もなかなか通じず、不安ストレスの多い生活の中で、フレンドリーに接してきた同郷の人間に、油断をしてしまうのはどこの国の人間でも同じである

こうして外国人マフィア構成員となった外国人は、当然ながら日本人にとっても脅威となる。

そうなる前に「外国人にとっても頼れる警察」をアピールしておけば「あれ、何かこの友達もしかして悪い人?」って外国人が思ったら、通報してくれる可能性が高くなるだろう。

それは、日本人にとっても利益になるはずだ。

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