世間でいう「年収1000万円でもカツカツ」はどの程度事実なのかを確認したい。
計算が面倒なのでボーナスはないとして月83.5万円(額面)で年収1002万円、
妻は専業主婦子供2人として考えると月の手取りは673,223円になる。
5000万円の住宅ローンをネット銀行系で借りれば変動金利35年で年利0.44%で借りているものとする。
(埼玉や国分寺など都心からは少し離れれば戸建てで5000万円台の物件はあるし、100万の桁を自己資金で入れた想定)
住居費:11.56万円
修繕積立:1万円
食費:8万円
被服費:1.5万円
保険医療費:1万円
消耗品費:1.5万円
教育娯楽費:2.5万円
その他経費:4万円
ここまでで37.26万円
車検(18万円として24分割して0.75万円)や保険(生命保険7.5万円(2人分)+収入保障保険5万円を12分割して1.05万円)、
火災保険(24万円10年一括を120分割して0.2万円)を全部足して2万円。
車を8年で乗り換えるとして総額360万円を貯めると想定して月3.5万円。
これを合計して40.76万円
自分と妻が積み立てNISAで上限まで突っ込んだとして6.67万円。
ここまで合計して59.43万円
中学も高校も私立になると毎月15万くらい?で今の計算より10万円ちょっと高くなるので
そうなると「家計は赤字です」「ユニクロさえ迷います」となってもおかしくない。
しかし待って欲しい、毎月19万円近くを貯蓄しているこの生活は果たして「ギリギリ」だろうか。
費目1つ1つを取って「交通費が1万で済むわけねぇだろバカ」「受験生の教育費なめんな」
みたいな話はあるだろうが、それでも8万円余っているところから回してなお余裕はあるはずだ。
結局のところ「私立に行かせたい」「旅行したい」「いい車に乗りたい」みたいな