2021-09-27

残ったのは女性嫌悪だけ(かもしれない)という話

数年交際していた彼女と別れることになった。大好きな人だった。

出会いがあれば別れもあることでありそれ自体は仕方のないことなのだが、そこに至るまでの経緯が最悪で、浮気の方がマシだったかもしれない。事情や背景に色々あるのだろうが、現状何が何だかからないまま音信不通となっている。

それからのこと、トドメの一撃とでもいうか、元来自分の中に抱えていた女性嫌悪が最悪の状態になっている。イラスト作者が表現したい「女の子のエモさ」が受け付けなくなったのだろうか、女キャラクターイラストでさえ気持ち悪く思ってしまう。

「男はみんなうっすら女が好きで、女はみんなうっすら男が嫌い」というのは男女の性欲の性差を表した言葉だと思う。実際自分は男で、やはりうっすら女が好きなのだ

…散々言われているだろうが正確には女体がである内面に目を向けた時にはモテる男もモテない男もうっすらみんなミソジニーを抱えている、と思っている。

そのミソジニーを持ちながらも男はセックスがしたいし、子孫を残したい。だから女と関係を持とうとする(気持ちスタートになることが大半だ)し、甘やかすし媚びへつらうし、女の身勝手さをある程度までは許容できてしまう。

情けない話だと思うが結局そんなものである

さて、自分は誰かのパートナーとなるべきではない、まして遺伝子を残すことなどあってはならないと思い続けてきた欠陥人間である。仮に子供を作ったとして自分特質子供に引き継がれた時に子の恨みを引き受ける自信がないのだ。

私の親とは違い、「これ」が生む苦しみを一番知っている自分が、子に同じ道を歩ませるようなことなど万が一にも許されるわけがないのだ。夫として親として健在である時間も限られているだろう。

から家庭を持ち子孫を残したいという積極的意思を持つことができない。

そして自分セックスが満足にできない。性欲はあるし女体は好きだが、セックス必要運動能力が致命的に欠けている。そういう身体なのだ。苦手意識劣等感と、行為を成立させなければというプレッシャーからEDにもなった。別れた後に別の女性行為を試みたが、それで解決するような問題でもなかった。

(実は別れた元恋人と次に行為に及ぶ際はED治療に向かおう、と決めていた。まあちょうど別れることになったのだが、遅かった。色々申し訳なかったと後悔している)

セックス自分にとっては「一般的人間が持つ運動能力」が必要とされる行為の一つであり、劣等感が刺激されずにはいられない行為なのだ

自分が大切に思っている恋人ならまだED治療をしつつ頑張ってみようとも頑張ってみたいとも思うが、そのセックスのためにあえて恋人を作りたいとは思えない。

無駄に長い話をしてしまったが要はこうである

家庭を作る、子供を作る、性愛を求める、といった多くの男(それだけ書くと女もか?)がミソジニーを抱えつつも原動力としているモチベーション自分は全く持つことができていない。

残っているのは女性嫌悪だけ、かもしれない。世の中100%がそうではないと頭では分かってはいるんだけどね。

  • 一応一通り読んだけど、女性嫌悪になる理由がよくわからなかった。EDで彼女が逃げたということ?自己嫌悪の間違いでは?

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