2021-03-27

米国が最終的に儲かれば良い、というのに日本は乗っかるしか無いのは辛い

ネットが出てきてかなりの年月が経ち、米国企業しか勝ててない。

前の戦争技術力と規模で負けてしまったわけだが、コンピュータネットでも起こっている。

Googleソフトウェアが強いというのは事実だが、それを支えているのは膨大なサーバーというハード資源だ。

これはGoogle自身が1人の天才によって会社が脅かされるような状態にならないようにするためでもあるが、

レベルだと米国企業内でお金設備投資が回っており都合がいい。


サムスンが許されているようで、米国内で開発を行い、米国雇用にも役に立っているから許されている。

ビットコインのようなものでも、中央政権から離れたように日本だと言われがちだが、意思決定しているのは米国グループだ。


日本政府も米国クラウドサービスを使うはめになっている。

F-35を開発しているロッキードマーティンAWSを使っていると、同じセキュリティが求められ日本政府もAWSを買う必要が出てくる。

兵器と一緒にクラウドサービスを売り込まれたら買わざるを得なくなっている。

最初技術を持っていないから買ってくるとして、いつか国産できるようになればいいが、Apple製品を買えばいいという延長で買ってくればいいという感じだ。

毎年値上げされて逃げられなくなって終わる。国産できる技術力もオペレーションばかりで付かない。


話を変えて、量子コンピュータの例を見てみると、冷却用のヘリウム米国しかなく、日本国内には全然ない。

にも関わらず日本も同じ土俵研究開発をするべきだという声が高かった。

一方中国は冷却不要の光量子コンピュータで成果を出した。

日本研究しても結局産業利用できず論文の成果だけが米国に使われて終わりとなりそうだが、中国は別の道を進んでいて戦略的だ。


フランスパリにあるLightOnという企業が光コンピュータ世界で初めて商業利用の開始を発表するなど、ようやく出始めてきた感じを受ける。

StationFに入ってるスタートアップパリ周辺の企業も成果を出し始めてきている。


結局の所、米国発のメディア思想に触れすぎており、その中に暗に入っている米国が有利になったり儲かればいいというのに気づけず、

乗り遅れるなという焦りだけで民間が騒ぎ、残業が多すぎて戦略を建てられない省庁がネットニュースや言説を取り込み、国ぐるみで衰退するとなっているのではないか

  • PC黎明期に全部を国産出来るものだと信じてUNIXやオープンソースに最低限の人数しか出さなかったのも日本 最初期の痛い戦略ミス

    • アンリミテッドブレイドワークス いまだ一振りの建も作れず ゆえに我が生涯に一片の意味など無かった a blade works.

      • 一振りのけんもいまだつくれず Nor known to a swords.

        • 一振りのけんもいまだつくれず Nor known to a swords. 血潮は美しさでできている   神は私に7つめの能力として、美しさを与えそして与えすぎた One give me only beauty and too much.

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